人気があるペットは犬、猫、魚の順で、魚を飼う人の割合は7年前の倍近くに――。環境省が31日付で発表した「動物愛護に関する世論調査」で、こんな結果が出た。ペットがいる人の約2割が魚を飼っており、環境省は「一人暮らしや共働きを中心に、日中、あまり世話しなくてもいい魚に人気が集まっているのでは」と話している。 調査は今年9月、全国の成人3千人が対象で1939人が回答。このうちペットを飼っているのは約3割だった。 最も多く飼われていたのは犬で、ペットがいる人の59%を占めた。2番目の猫は31%で、いずれも2003年度の前回調査とほぼ変わらなかった。3番目の魚類は19%(前回12%)。4番目は鳥類で6%だった。