国連女子差別撤廃委員会について、来年3月の再勧告を踏まえて、外務省及び内閣府からレクチャーを受けました。前回、ゲームやアニメの規制勧告を受けており、今回も対応によっては、再度同様の勧告がなされる可能性があります。 以下、時系列に沿ってご報告します。 *先日お会いした「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」に関する国連特別報告者のマオド・ド・ブーア・ブキッキオさんと、今回の国連女子差別撤廃委員会とは別組織です。 6年前の勧告(2009年8月) 日本は2009年8月に女子差別撤廃委員会より以下の勧告を受けています。その中では 委員会は,これらのテレビゲームや漫画が「児童買春・児童ポルノ禁止法」の児童ポルノの法的定義に該当しないことに懸念をもって留意する 女性に対する強姦や性暴力を内容とするテレビゲームや漫画の販売を禁止することを締約国に強く要請する など、表現の自由と相反する勧告がなされています