成田空港開港直前に開港に反対する若者たちが管制塔の管制室を占拠した。破ったガラス窓から管制室内に入る若者と屋上に脱出した管制官が写っている。若者たちは管制機器を破壊、開港は延期となった=千葉県の成田空港で1978年3月26日、横井直樹撮影 今なお反対運動が続く成田空港で46年前、管制塔占拠事件を計画・指揮した元受刑者の男性が83歳で5月28日に死去した。福井県出身の和多田粂夫(わただくめお)さん。胃がんだった。今月2日に東京都内で行われた葬儀には事件関係者らが集まった。 事件は1978年3月26日、開港を4日後に控えた新東京国際空港(現・成田空港、千葉県成田市など)で発生。管制塔に、空港建設反対運動を支援するとした若者ら15人が侵入し、16階の管制室を約2時間占拠して室内の機器を工具などで破壊した。管制官たちは屋上に逃げ、ヘリコプターで救出された。若者らは逮捕されたが、国の顔ともいうべき国
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