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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/wordblow (5)

  • 「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その3 - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    (C) リゾームの生命力 「つくる喜び」「つくる面白さ」を欲望するモナドたちの戯れに、リゾ-ムとしてのBFの生命力が宿っている。したがって、何らかの枠組みを外からBFに持ち込もうとする企てはことごとく破綻するだろう。たとえば「BFは紙媒体の同人誌を発行する集団である」などもそうだ。モダン論者には理解しにくいと思われるが、個々のメンバーの意識はいざ知らず、BFの運動体にとっては「」という形体さえあまたある表現媒体のひとつにしか見えてはいないからだ。この点については、コミケに参加する二瓶氏の「誘い」からはじまったBFの歴史が、まだ色濃いと考えることもできる。だが新しいメンバーたちの参画をバネにして、歴史的な経緯さえも軽々と越境されるだろう。BFのメンバーたち(といっても、固定されたものではない)には、喜びや面白さという欲望と、欲望実現に向けた意欲や努力の強弱にしか質的な差異は存在していない

    「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その3 - ◆書く/読む/喋る/考える◆
    kanimaster
    kanimaster 2005/10/18
    結局、何が言いたいのかさっぱりわからない。
  • 「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その2 - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    (B) リゾーム・コンテンツ/その現代的可能性 すでに上で述べたように、「BLOG FRIENS」そのものが従来の同人誌という境界線を越境している。「つくる面白さ」とでも呼ぶほかはない欲望のモナドたちが、BFの外から見れば勝手気まま、無原則的に戯れているのだ。したがって、コンテンツの行方も大方の予想を裏切って拡充(?)されていくものと考えられる。たとえばBFは四コマ漫画を製作できる位置にある。「jump」さんや「テド」さんと文章作家がコラボレートすれば、今すぐにでもそれは可能だ。コミケ会場で「BLOG FRIENS」とあわせ、「魔女」さんがつくったフィギュアを販売するのも即実行できる方法だろう。また音楽好きのメンバーが参画して、楽譜を発表する可能性もある。楽器を使った実演をコミケ会場やweb上で行い、CDを焼いて販売するのだ。アニメの製作さえBFの射程外とはいえない。 このように、ただ「つ

    「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その2 - ◆書く/読む/喋る/考える◆
    kanimaster
    kanimaster 2005/10/18
    今どき、二次創作でない小説中心の同人誌のほうが珍しいわけだが。
  • 「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その1 - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    (A) 「ブログフレンズ」の集団的特長とは?――明確に答えられる者はいるか? 過去に筆者がブログフレンズの特徴と考えていた点を、列挙してみる。 *以下、「ブログフレンズ」をBFと略記する。 (1)二瓶氏の呼びかけから始まった、コミケの一翼 (2)創作を中心に活動するGooブロガーの集まり (3)紙媒体を利用した同人誌BLOG FRIENS」を発行する創作集団 はやくも特徴(1)は「BLOG FRIENS#2」で覆された。抽選に外れて、二瓶氏はコミケのブース取りに失敗したのだった。だが、コミケ不参加の悲痛なインフォメーションにもかかわらず、多くの作者から賛同を得て#2は発行されたのだ。もちろんGooその他で、BFの活動がマスコミ的に取りあげられた影響は大きかったろう。筆者は#1に寄稿したが、#2にはしていない。 (2)は、「BLOG FRIENS#1」に見られる特徴にすぎなかった。#2の詳

    「ブログフレンズ」の社会学/ポストモダンの可能性 …その1 - ◆書く/読む/喋る/考える◆
  • BF#3/感想2(ネタバレあり!) - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    2.『言霊』 もけ これは「あなた」に語りかける様式をもつ詩形式四篇――『ね?』『意味。』『伝えるということ……』『小さな幸せ配達人』――のオムニバスである。これを読んでみて、はじめ、とっても不思議な印象を受けた。「幸せ」や「愛」の感じが筆者に全然伝わってこないのだ。もともと筆者は散文系の人間なので、こうした詩形式の言葉にたいする感受性に欠けているのではないかと自戒してもみた。それにしても、一応は中也もランボーも読んだけど。そして何度も読み返すうち、やっとわかりかけてきた疑問がある。それを中心にして感想とします。 『ね?』 「時々あなたは思い悩むことがあるらしい。/幸せが終わることを恐れて/人は不安に駆られる。/誰かに幸せを取り上げられるくらなら/自分から閉じてしまおう/……そういう人もいる。」 で始まる文は、まず「あなた」が「幸せ」の絶頂にあることをいう。「幸せ」な者の悩み。それがテーマ

    BF#3/感想2(ネタバレあり!) - ◆書く/読む/喋る/考える◆
    kanimaster
    kanimaster 2005/10/08
    もけさんの詩についての感想。
  • BF#3/感想1(ネタバレあり!) - ◆書く/読む/喋る/考える◆

    ● 感想文を改訂しました。後半に、作者の重要な視点を書きくわえて。もしミント氏が改訂前のものをお読みでしたら、お許しください。 BFの感想を書いていきます。すでに帯書き的な作品紹介はモケさんがおやりですし、二瓶さんもBF#3の感想をアップされていますけど。ここでは、おれなりに読んで考えた事柄を自由にまとめてみます。BF作者と関係者がさらなる情熱を燃やしていってくれるキッカケのひとつになればいいんですが。「誤解だ誤読だ! わどなんか嫌いだァァ!」とプリプリ騒ぐやつだっているかも知れないな(笑)。とにかく一度、著者の人となりをブラック・ボックスに入れます。 * * * 1.『十七/君の強さ』 奈伽塚ミント 【粗筋】 高校三年の春。進路調査書を白紙で提出した俺は、生徒指導の岡部から進路指導室に呼び出された。鬼というより悪魔に喩えたい岡部には恐怖するばかりだったが。一応で活動してるだけの文芸部を止

    BF#3/感想1(ネタバレあり!) - ◆書く/読む/喋る/考える◆
    kanimaster
    kanimaster 2005/10/03
    奈伽塚ミント作品レビュー。ストーリー紹介が邪魔。(10/26追記。ブクマコメントを無断転載された。
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