ブックマーク / coffee-tambe.hatenadiary.org (10)

  • 新刊『珈琲の世界史』10/18発売 - 百珈苑BLOG

    ブルーバックス『コーヒーの科学』、購入いただいた皆様のおかげで、発売1年半にして現在10刷にまで達しております。 m(_ _)m ご高評のおかげもあって、ブルーバックスと同じく講談社の新書レーベル、講談社現代新書から新刊を出せる運びとなりました。『珈琲の世界史』今度は歴史についてのです。 新刊書籍発売予定表|講談社BOOK倶楽部 - http://bookclub.kodansha.co.jp/calendar Amazonはじめ各所でネット予約も始まっています。 珈琲の世界史 (講談社現代新書) | 旦部 幸博 | | 通販 | Amazon - https://www.amazon.co.jp/dp/4062884453/ 楽天ブックス: 珈琲の世界史 - 旦部 幸博 - 9784062884457 : - http://books.rakuten.co.jp/rb/15138

    新刊『珈琲の世界史』10/18発売 - 百珈苑BLOG
    kanji
    kanji 2017/09/20
  • 2014-02-11

    補足解説3。精製法の話を少し。 近年、いちばん多様化が目覚ましいのが精製法ですが、この部分は一度きっちり整理させとく必要を前々から感じてました。いろんなで精製法について書かれ、割と好き勝手に定義や分類がされていますが、精製法にはれっきとした国際規格(ISO)による定義と分類が存在しています。 ISO 3509:2005 - Coffee and coffee products -- Vocabulary - http://www.iso.org/iso/catalogue_detail.htm?csnumber=34184 「コーヒーコーヒー製品:用語集」こと、ISO 3509は1984年に最初に制定され、その後1989年、2005年に改訂されています。現在はこの2005年版が最新になり、コーヒー関連の用語が英語とフランス語で定義されています。精製法に関しては、 2.6 wet-pro

    2014-02-11
    kanji
    kanji 2014/02/13
    表現はワインから借りて来ていても、コーヒーの「テロワール」とワインのテロワールって相当な隔たりがありそうだな。"精製工程に由来するような香味"もテロワールって言えそうなのに。 / 『コーヒー おいしさの方程式
  • 『コーヒー おいしさの方程式』紹介 (2) - 百珈苑BLOG

    2011年に出た『田口護のスペシャルティコーヒー大全』(以下 SP大全)は好評を博しており、日だけでなく台湾(繁体)、韓国中国(簡体)でもそれぞれ翻訳されています。また先日、二分冊化した電子書籍版も発売されました。 通常書籍版 田口護のスペシャルティコーヒー大全 電子書籍(kindle版) 田口護のスペシャルティコーヒー大全:知識編 田口護のスペシャルティコーヒー大全:技術・実践編 ただし珈琲大全に比べると内容が難しいという声もあったようです。特に科学的な部分の内容は、普段聞かない単語があって「難しかった」と。そこで「SP大全の内容を解説するを出そう」という企画が、発売後にスタートしていました。NHK出版の出版スケジュール*1等の関係で、企画当初の予定からは遅れたものの、2014年1月に無事、世に出る運びになりました(電子書籍版も後日発売予定です)。 こういう経緯で生まれたですので

    『コーヒー おいしさの方程式』紹介 (2) - 百珈苑BLOG
    kanji
    kanji 2014/01/07
    「新しい」内容の部分が気になります!/ 『コーヒー おいしさの方程式』紹介 (2) - 百珈苑BLOG :
  • 2013-12-16

    #今回で一段落。まずは年表から。 これまで、いくつかのマイナーな可能性についてもあれこれ考えてきたが、とりあえずいちばん蓋然性がありそうな(ある意味、いちばん面白みのない)仮説を元に年表を作ってみよう。 西暦コーヒーの展開仮説エチオピアの出来事イエメンの出来事 575(コーヒー伝来説もあるが疑わしい)北部のキリスト教国アクスムがイエメンを支配 9C奴隷の移動とともに薬用、用などが周辺に知られた可能性?アクスム王国が南下 イスラム商人がゼイラから内陸部に進出 9C末-10C初頭アクスム王デグナ・ジャンが南征。 西南部から奴隷を連れ帰りアラブ商人に売る。ザビードで多数のエチオピア人奴隷が使われる 925頃アッ=ラーズィー『医学集成』 ブン/ブンクムが薬として収載正体不明だがコーヒーの可能性あり 1010-20頃イブン・スィーナー『医学典範』 イエメンから来るブンクムが薬として収載正体不明だが

    2013-12-16
    kanji
    kanji 2013/12/29
    これから、よりワクワクし、壮大な広がりを感じさせる終わり方。「ひろがりの物語」楽しみだな。/ [コーヒー]はじまりの物語 (18)
  • 2013-01-31

    海外のニュースにアンテナを張っている人の耳には、もう入っていると思いますが、現在(2013/2/1)、中南米各国でコーヒーさび病の被害が広がっています。 Coffee rust regains foothold(中南米), Nature News & Comment, 1/30/2013 Central America battles to save coffee from fungus(中米), PHYS.ORG, 1/18/2013 コーヒーさび病については、以前その歴史を中心に、このブログでも解説しましたが(→さび病パンデミックの衝撃)、もう少し解説してみます。Q&A形式にまとめてます。主だった情報だけ欲しい方は、Aの最初の一文だけ拾い読みしていただければいいかと思います。 大まかな解説やより詳しい解説については、以前の記事や以下のリンクを参照してください。 以前の記事から コーヒー

    2013-01-31
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    kanji 2013/02/01
    コーヒーさび病 基本(?)Q&A
  • 2013-01-04

    (「モカの通った道」 http://d.hatena.ne.jp/coffee_tambe/20100527 の、いわば前章。非定期にぼちぼち続ける) コーヒーの「はじまり」については、いくつかの仮説が広まっている。例えば、有名なヤギ飼いカルディの伝説やシェーク・オマールの伝説、シェーク・ゲマルディンの伝説の三つは、その中でも古くから広まっていたものである。これらの仮説の考証については、山内秀文先生の「解析:コーヒー発見/仮説と伝説(2)三大伝説」(辻調おいしいネット/カフェマニアックス)に譲りたい。ここで言う「三大伝説」の一つ、「シェーク・ゲマルディンの伝説」は、その記述から見てもいちばんもっともらしい、という山内氏の意見に私も同意である。 我々人類が実際にコーヒーを利用するようになった、「当のはじまりの地」がエチオピア西南部であろうことは、植物分類学的、分子生物学的考察と言語文化的考

    2013-01-04
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    kanji 2013/01/07
    エチオピアのコーヒーセレモニーの歴史はそれほど長くないものだったのか。/ [コーヒー]はじまりの物語 (1)
  • 2010-05-25

    アラビカコーヒーノキの故郷、エチオピア。その地に生きるコーヒーノキの全容は、未だ謎に包まれている…… …などと書くと、いかにもそれっぽいが、これは半分間違いで半分正しい。 エチオピアに存在しているコーヒーノキについては、すでに数千種類のサンプルが採取され、世界中の種苗保存機関(農業試験所や研究所)で保存されている。もちろん、「まだ」知られてないタイプのアラビカ種のコーヒーノキがエチオピアの奥地に存在している可能性は、否定はできないだろうが、すでにこれだけたくさんのサンプルが集まっている以上、その可能性はそこまで高いと言えないだろう。 問題はその、集めた膨大なサンプルが一体どんなものかということを、どう解析していくのかだ。エチオピアにある大半のコーヒーノキが、既に人類の手元にあるが、その中身が具体的にどういうものなのか…現在栽培されているティピカやブルボンとどう違うのかは、なかなか解析が進ん

    2010-05-25
    kanji
    kanji 2012/11/16
    で、たんべさんのブログから。エチオピア野生種・半野生種の記事。2010年のだけど。"栽培品種の探索という目的から、エチオピアコーヒーのコレクションが既に確立していることは、ある意味で幸いかもしれない。"とのこ
  • 2012-10-16

    昨日(10/15)のNHK「あさイチ」で、「女性のためのコーヒー学」と称して、コーヒー特集が組まれてました。内容としては「コーヒーと健康」に関する話題が中心でした。放送時間の関係で、生では観れなかったのですが、録画して内容をチェックしました。 まず総評として。ところどころ間違いや怪しい話も多かったですが、生出演されてた野田光彦先生のおかげで、あまり変な方向に脱線することなかったと思います。他の出演者や司会役の方の言い方では誤解を生じるだろう部分もあったので、ちょっと不安ですが。特に野田先生が、「予防ということではないのですが…」などと言う言い回しを使っているところなどはポイントで、ここを変に「判りやすくまとめようとした言葉」では意味が変わってきますので、聞く側のリテラシーも必要になります。 以下は、気を付けるべき内容。順不同です。 最初の辺で取り上げられていた話題で、これが今回の大テーマの

    2012-10-16
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    kanji 2012/10/19
    コーヒーアレルギーって人がいたら相当珍しいとか、浅煎りでも深煎りでもカフェイン量はほとんど変わらないとか…。/ NHK「あさイチ」10/15放送に対してツッコミ
  • 2012-07-30

    (スペシャルティとか精製法の全体の話が入り交じってて、多分、読みにくいと思うけど、これで無理矢理一段落ということで) さてここで一旦、この当時の、世界の(というよりアメリカの?)コーヒー事情を見ておこう。 1960年代の初頭に締結された、国際コーヒー協定(ICA)により、コーヒー生産国には輸出割当の上限が決められ、また協定に加盟した消費国は加盟生産国からのみ輸入することが義務づけられた。このことは、生産国の無秩序な増産に歯止めをかけてコーヒーの価格暴落を抑止すると同時に、米ソ冷戦下においてアメリカを中心とする西側諸国が加盟消費国となって、いわば「買い支え」を行うことで、生産国に経済的安定と向上をもたらすという点で、少なくとも一定の成果を上げたと言ってよいだろう。 一方アメリカでは、1960年代にコーヒー焙煎業者での価格競争が激化し、原料価格削減の動きが高まった結果、生豆の品質が低下した*1

    2012-07-30
    kanji
    kanji 2012/08/02
    1980年代から現在まで。スペシャルティコーヒーへの流れ。ICO、SCAA、ACE、カップオブエクセレンス、ベストオブパナマ。/ [コーヒー]パナマのコーヒー生産とその歩み(3)
  • 2010-08-09

    コーヒーの銘柄は数多くあるが、その中でも「マンデリン」は日でのファンも多く、有名なものの一つだろう。しかし、その来歴を語ろうとすると、かなり込み入っている。 「マンデリン Mandheling」はスマトラ島北部で産生されるコーヒーに付けられた銘柄名である。元々この言葉は、北スマトラ内陸部の原住民の一つ「マンダイリン族 Mandailing」*1の名前に由来する。 *1:英語では、"Mandailing"と綴った場合にはこの「マンダイリン」という部族や彼らの話す言語、暮らしていた地域などを、"Mandheling"と綴った場合には「マンデリン」というコーヒーの名前を指すことが多い。元々、オランダ語ではこの部族を"Mandheling"と綴っており、英語ではコーヒーの名前の場合のみ、オランダ語と同じようなスペルで表す。 この部族の名前がコーヒーの名前になった経緯については、以下のようなエピソ

    2010-08-09
    kanji
    kanji 2012/06/30
    百珈苑BLOGでも、マンデリンの記述あったなーと思ったら、やっぱりあった。
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