去年、惜しまれながらも閉館した「マリホ水族館」が、この冬「シン・マリホ水族館」として、広島市西区のアルパークに移転することが11日、発表されました。コンセプトは「一滴の水から始まる物語」。展示面積は、…

ニュージーランドのモツナウ島で、世界最高齢とみられるヤモリのつがいが見つかった/Department of Conservation NZ (CNN) 64歳のアントワネットと60歳のブルーシーベイビーは共に細身で、骨張った体をしている。肌は若い時分よりも垂れ下がっているが、その目は今も輝きを放ち、エネルギーに満ちている。 ここで話題にしているのは、どこにでもいる60代ではない。彼らはヤモリで、記録上世界最高齢と考えられている。ニュージーランドの小さな島で発見された。 爬虫(はちゅう)類と両生類の専門家、マリエケ・レッティンク氏らのチームは、このワイタハヤモリのつがいをニュージーランド南島沖合のモツナウ島で見つけた。発見は「興奮」の瞬間だったという同氏。「これらの動物は自分たちよりも年長でありながら、やるべきことをやって生きている」。そう実感すると頭が下がる思いだという。 チームは5年ごと
ツボカビに感染したキンスジアメガエル(Litoria aurea)は、太陽光で暖まったブロックの中で休むと回復できることが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY ANTHONY WADDLE) 仕組みはとても簡単だ。10個の穴を開けたレンガのブロックを直射日光が当たる場所に置くだけ。すると、暖かい場所を好むオーストラリアのキンスジアメガエル(Litoria aurea)は、蒸し風呂のようになった穴の中に飛びこみ、三角形の頭だけを出してくつろぎはじめる。カエルたちは知らないだろうが、この「カエルサウナ」が彼らの命を救えるという論文が学術誌「ネイチャー」に6月26日付けで発表された。 カエルツボカビ(Batrachochytrium dendrobatidis、Bdとも)という脅威の病原菌は、世界中で90種を超える両生類を絶滅させ、500種を減らしている。この真菌は涼しい場所を好むため、
中国で絶滅したとされる世界最大の両生類「スライゴオオサンショウウオ」が日本国内で東京の水族館と広島の動物園で飼育されていることを、京都大学の西川完途教授(動物系統分類学)らが発見した。日本固有種で国の特別天然記念物でもある「オオサンショウウオ」と外来種の交雑状況を調査する過程で分かった。クローン技術と人工繁殖でスライゴオオサンショウウオを保全し、将来的には元の生息地に返すという計画もあるという。 日本固有種のオオサンショウウオは1952年に国の特別天然記念物に指定された。1960年代以降、中国からイボや目の形態に違いがある「チュウゴクオオサンショウウオ」など外来種が持ち込まれているが、一部が野外の河川に逃げ出して日本のオオサンショウウオと交雑。中間の形骸をした交雑種が増えており、絶滅危惧種を含む生態系への被害が問題視されている。 西川教授は、国内におけるオオサンショウウオの交雑状況を調べる
「鳥山どーぶつ記」として掲載された、読切漫画。鳥山先生がペットのハイギョを観察し、その不思議な生態について思うままに描いています。鳥山先生独特の優しくコミカルなタッチで描かれたハイギョに、ユーモアを交えた解説が絶妙! どのコミックスにも収録されていないため、ファンの間では幻の名作との呼び声も高い作品です。
奈良女子大と大阪市立自然史博物館の研究チームは11日、邪馬台国の最有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、古墳時代前期(3世紀後半)の土層から、チャバネゴキブリの体の一部を検出したと発表した。チャバネゴキブリの発見例としては世界最古となる可能性があるという。世界各地に生息するゴキブリの起源を探る手がかりになりそうだ。 纒向遺跡は奈良盆地東南部に広がる3~4世紀の大規模集落遺跡で、女王・卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)の墓との説がある箸墓(はしはか)古墳など初期の前方後円墳が点在。過去の発掘調査では計画的に配置された大型建物跡が見つかり、卑弥呼の宮殿の可能性が指摘されているほか、周辺からはイノシシやタイ、サバの骨、桃の種など供物とみられる大量の食物の痕跡が確認された。
2024.04.24 ※このブログに掲載している文章・写真は許諾なく転載・引用できません。ご了承ください。 いま(2023年秋)、阪神間でたくさんみかける、緑色のカメムシ:ツヤアオカメムシについて解説します。 写真のカメムシたちは、おもに阪神間の平地でよくみられる種です(このうち、アオクサカメムシはあまり多くありません)。どれも可愛らしいですね。 このうち、いま現在(2023年9月下旬)に各地で大発生しているカメムシはツヤアオカメムシ(写真左上)という種です。 ツヤアオカメムシは体長15mm内外で、大人の親指の爪くらいの大きさです。他にもよく見るカメムシとは、あざやかな緑色でツヤがあることで見分けられます(ミナミアオカメムシやアオクサカメムシはツヤがない)。 ツヤアオカメムシは夏に山のスギやヒノキの実を吸って繁殖します。増えた成虫は、9月中下旬以降の秋になると、山からいろんな方向に向かって
この画像を大きなサイズで見る 密猟されたセンザンコウのウロコから、これまでに知られていない新種の存在が明らかになったそうだ。 だが、それがどこに生息しているのか誰にもわからない。その謎めいた素性ゆえに、新種は「マニス・ミステリア(Manis mysteria)」と仮に命名されている。 せっかくの出会いだが、この新種はすでに絶滅の危機にあるそうだ。 ウロコに薬効があると信じられていることから、センザンコウは世界でもっとも密猟されており、どの種も絶滅の危機にある。 危険な状況にあるのはマニス・ミステリアも同じで、そのゲノムには個体数の減少を示す兆候が見られるという。 世界で一番密漁されるセンザンコウ 全身ウロコ姿であることから爬虫類に見えるが、実は哺乳類(あるセンザンコウは、残念ながら世界で一番密猟されている動物だ。 主な原因は、ウロコに薬効があると根拠なく信じられ、伝統的な薬として使われてい
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