南郊壇は京城(フエ旧市街)の外の香江(フーン河)を跨いだ南側の安旧社(楊春社)という地に位置する(『大南一統志』巻之1、京師、壇廟、南郊壇)。現在はナム・ザオと称されるが、これは「南壇」の現地語読みである。郊祀を行なう壇である。 郊祀前史 郊祀とは都城郊外の南北に天地を祀る壇を設けて祭祀を行なうことであり、中国前漢代より始まった。建始元年(前32)に丞相匡衡(生没年不明)の建言によるもので、翌年の建始2年(前31)正月にはじめて南郊祭が実施された。その理論的根拠となったのが、『書経』にみえる周の文王・武王・成王が行なった郊の祭りであり、また『礼記』祭法篇にみえる円丘で柴を燃やして埋めて天を祀り、方丘で絹と犠牲を埋める祭祀であった(『漢書』巻25下、郊祀志第5下)。 郊祀は元始5年(5)の王莽(前45~後23)によって整備され、夏至・冬至・正月上旬の辛日ないし丁日が祭祀の日と定められた。この
印刷 ベルリン王宮の復元模型王宮の復元予定地に建てられたPR用の建物(右)。この建物を巡っても「奇抜だ」などと議論が起きている=ベルリン、松井写す ベルリン中心部にかつて存在し、東ドイツ時代に壊されたドイツ帝国の王宮が復元されることになった。帝国誕生から敗戦、東西分割というドイツの歴史を映す象徴的な建物で、復元をめぐっては長く議論が続いていたが、統一から20年が過ぎてようやく動き出す。 シュプレー川が流れ、大聖堂や世界遺産の「博物館島」が並ぶベルリン中心部に6月末、水色の八角形の建物がオープンした。復元されるベルリン王宮や、中に入る博物館の内容をPRし、建設費用の寄付を呼びかける建物だ。 ドイツ連邦議会予算委員会は7月、王宮復元費用として計5億9千万ユーロ(約645億円)の支出を認めた。本格的な工事は2014年に始まり、19年に完成する予定。外観の大部分はかつての王宮を復元するが、内
打ち上げ権販売の花火大会 8月14日 4時1分 津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、恒例の花火大会をことしも開くため、花火を打ち上げる権利がインターネットで販売され、被災地を支援しようと権利を買った人たちからの売り上げをもとに13日夜、花火大会が実現しました。 宮城県南三陸町では、震災の犠牲者を追悼し子どもたちにも楽しんでもらおうと、恒例の花火大会がことしも開かれました。震災の被害で十分な資金がないため、地元の観光協会が花火を打ち上げる権利をインターネットを通じて1発あたり3000円から10万円で売り出したところ、わずか1週間で完売し、目標の2000万円が集まって花火大会が実現しました。花火は、被災地を支援しようと権利を購入した人たちの思いものせて2600発が次々と打ち上げられ、夏の夜空を彩りました。花火大会の様子は、打ち上げの権利を買った全国の人たちに見てもらうため、インターネット
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