【読売新聞】 ギリシャやブルガリアと隣り合う「マケドニア」が今年、国名を「北マケドニア共和国」に改めた。アレキサンダー大王ゆかりの古代マケドニア王国の旧領などを有するギリシャが、長年反発してきたことが背景にある。国内でも規模は異なる
矢野村の「下しらべ書出帖」では「火ノ釜」という古跡も「西崎山」のものとして登場する。 此火ノ釜ト申スハ御建西崎山の内二三ヶ所有之、何レモ同様ニテ幅壱間、長壱間半、高サ五尺位有之候所、此穴之内大石ヲ積立、至極手堅ク立派ニ調、戸口ハ凡三尺四方ニ御座候、古ハ何之為メニ相調候物歟申伝ハ無御座候得共、童迄も前々ゟ火ノ釜ト唱、又こもり塚トモ呼来り申候 「火ノ釜」も「こもり塚」も県内他地域でも見られる名で、横穴式石室が開口した状態に対しての近世の人の呼び習わし。北隣の奥海田村では「籠塚」として記載されている。*1 西崎山の古墳は団地造成で消滅しているが*2、円墳が点々と存在していた頃の様子は『広島県矢野町史 上巻』(昭和33年)に見られる。 矢野の古墳は町をめぐる北と南の丘陵に存在する。北尾・西尾・丸古・ゆずり城・三つ城・九つ城・狐ヶ城等丘陵の上に点々と饅頭形の封土が見られるが、今の人々はこうした円丘を
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