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ブックマーク / founder.hatenadiary.org (3)

  • トヨタについて一言 - 成毛眞ブログ

    トヨタが全世界的な品質管理体制を見直すという。たしかにブレーキペダル問題は品質管理の問題であろう。しかし、ハイブリッド車のブレーキセッティング問題は、回生ブレーキとABSなどとのタイミングとバランスのとり方だから、品質問題というよりも設計思想の問題なのかもしれない。 5年ほど前のこと、当時のレクサス・ハイブリッド最上位モデルのチーフ・デザイナーと話す機会があった。トヨタの広告のためのインタビューだった。事前にその車を1週間お借りして、実車で体験をしてからトヨタ社に向かった。 クルマ自体には満足だと申し上げた。しかし、表面上の内装がチグハグなことを指摘させてもらった。まずはインパネの真ん中に、安っぽいデジタル時計が埋まっていることだ。100円ショップでも売っていそうな、現在時間を表示するだけの長方形の時計だ。しかも、そのためにダッシュボードはモールドされているほどだ。 次にインパネの真ん中

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  • 『振仮名の歴史』 - 成毛眞ブログ

    振仮名の歴史 (集英社新書) 作者: 今野真二出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (28件) を見るタイトルのまま、振り仮名(ふりがな)の歴史についてのだ。サザンオールスターの歌詞やコミックスなどに使われる振り仮名の説明のあと、平安時代から室町時代、江戸時代、明治期の3時代に分けて振り仮名の歴史を俯瞰する。 書の結論としては振り仮名は未来に伝えていく必要があるということになる。100%同意するものだ。 書でははっきりと明言してはいないのだが、現代日語は大陸の中共語と同様、「官」が用法を規定しつづける言葉だ。昭和21年の内閣告示第32号の「当用漢字表」の発表いらい、現在使われている「常用漢字表」も学者と官僚によって作られている。その「当用漢字表」には「振り仮名は原則として使わない」と規定されてい

    『振仮名の歴史』 - 成毛眞ブログ
    kanototori
    kanototori 2009/08/21
    「しかし、その「漢検」がじつは個人商店だったことを知り、この分野の人材の払底があらわになってしまった。」
  • 『日本故事物語』 上・下 - 成毛眞ブログ

    故事物語 上 作者: 池田弥三郎,橋治,岡田嘉夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/26メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る日故事物語 下 作者: 池田弥三郎,橋治,岡田嘉夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/26メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見るとてもまずいことになった。株主総会など忙しいシーズンであるにもかかわらず、とんでもなく面白いを買ってしまった。書のもとになったのは同じ著者によって1958年に刊行された同書名の『日故事物語』だ。その後、数回の改訂と増補を行われ、1972年に現在の版が確定した。そして、橋治が解説を引き受ける形で2009年版が出版された。 橋治が再版を提案したのだろうか、装丁や挿絵はお馴染みの岡田嘉夫である。じつはこの人のイラ

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