ブックマーク / japan.zdnet.com (557)

  • あの「ウォーリー」を最速4.45秒で探し出すロボット--機械学習を活用

    ウォーリー(米国ではWaldoと呼ばれている)は、赤と白の派手なボーダーシャツと帽子を身につけているにもかかわらず、驚くほど見つけるのが難しい。 「ウォーリーをさがせ!」という絵でウォーリーを見つけるのに苦労している人にとっては朗報だ。あなたに代わってウォーリーを見つけてくれるロボットが登場した。 米国の広告制作会社redpepperが米国時間8月8日に公開した動画では、このロボットがウォーリーを探す様子を見ることができる。このロボットはGoogle人工知能AI)サービスである「Google Cloud AutoML」の「AutoML Vision」を利用しており、ウォーリーの独特の風貌を見つけ出せるよう訓練されている。 ロボットの手が、絵のページ上のどこにウォーリーが隠れているのかを実際に指し示してくれる。血の気のないゴムっぽい材質の手は、多くのロボットハンドと同様、少し不気味さ

    あの「ウォーリー」を最速4.45秒で探し出すロボット--機械学習を活用
  • スマートシティのシステムに重大な脆弱性、IBMが発見

    Charlie Osborne (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-08-10 11:45 IBMのセキュリティテストグループX-Force Redは、スマートシティのシステムに17件のゼロデイ脆弱性を発見した。 同グループは米国時間8月6日、ラスベガスで開催されたセキュリティカンファレンス「Black Hat」で、古くからある脅威が、未来の都市をリスクに晒す可能性があることを示した。 2018年のスマートシティ関連技術に対する支出は800億ドルに達し、2021年には最大で1350億ドル規模になると予想されている。よりエネルギー効率が高く、エコに優しい、管理しやすい都市生活の実現を目指すスマートシティでは、上水道システムやろ過浄水システム、スマート照明、交通の制御、電気やガスなどのシステムが複雑に絡み合う。 しかし、これらの重要な要素がすべて相互に接

    スマートシティのシステムに重大な脆弱性、IBMが発見
  • ファーウェイ製品、英国でセキュリティ上の懸念の対象に

    Charlie Osborne (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-08-09 14:08 Huawei製品に搭載されている、あるソフトウェア製品のサポートが間もなく終了し、セキュリティアップデートが適用されなくなるという。Reutersが米国時間8月5日に報じた。 問題となっているソフトウェアは、米企業Wind River Systemsが開発した「VxWorks」というOSの特定バージョンだ。HuaweiはこのOSを自社製品に採用している。 VxWorksのうたい文句は「業界の先端を行き、30年以上の実績を誇る、組み込み型デバイス/システム向けリアルタイムOS(RTOS)」というものであり、開発コストの低減や製造期間の短縮に貢献するとされている。 複数の匿名情報筋がReutersに示唆したところによると、Huaweiが利用しているバージョンは製品

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  • クアルコム、ミッドレンジスマホのAI性能を高める「Snapdragon 670」を発表

    Charlie Osborne (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-08-09 12:50 QualcommはミッドレンジのモバイルデバイスのAIパフォーマンスを向上させる「Snapdragon 670」チップを発表した。 同社は米国時間8月8日、この新しいモバイルプラットフォームを披露した。Snapdragon 670は、ミッドレンジの「Snapdragon 600」シリーズに追加された最新のモデルである。 Qualcommによると、670プロセッサは、「Snapdragon搭載デバイスの機能を最大限に活用したいメインストリームのスマートフォン購入者に対して、最先端の技術を提供するために設計」されたという。 QualcommのSnapdragon 670はQualcommの「Kryo」CPU、「Spectra ISP」「AI Engine」「Sna

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  • 米国の大手キャリア各社の携帯電話に脆弱性 - ZDNet Japan

    米国の大手携帯電話会社は大きな問題を抱えているかもしれない。 米国土安全保障省から資金提供を受けている研究者らが、Verizon、AT&T、T-Mobile USA、Sprintなどが使用しているモバイル機器にセキュリティ上の脆弱性があることを発見した。国土安全保障省のプログラムマネージャーであるVincent Sritapan氏が米国時間8月7日、ラスベガスで開催中のセキュリティカンファレンスBlack HatにおけるFifth Domainの取材で明らかにした。 この脆弱性は、購入前の段階でメーカーによって携帯電話に組み込まれており、ハッカーがユーザーに知られることなくデータやメール、テキストメッセージにアクセスできるような抜け穴が存在している。 この脆弱性は「特権を昇格させて機器を乗っ取る」とSritapan氏は述べている。ハッカーがこれまでにこの脆弱性を悪用したことがあるかどうかは

    米国の大手キャリア各社の携帯電話に脆弱性 - ZDNet Japan
  • スマホの写真をPCで見られるアプリが提供開始--「Windows 10」新プレビュー

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Microsoftが「Windows Insider Program」で「Fast」リングを選択しているユーザー向けに「Windows 10 Redstone 5」の最新テストビルド「Build 17730」をリリースした。 この新ビルドには、「Your Phone」アプリが含まれる。これにより、「Android」スマートフォンユーザーは自分の写真をスマートフォンからPCに電子メールで送信する代わりに、ドラッグ&ドロップで転送できるようになる。 このアプリは単に写真を共有するだけでなく、スマートフォンとPCの間のリンクも提供するので、例えば、スマートフォンでウェブサーフィンを開始した後、そのウェブページをPCに送信して、中断した場所から

    スマホの写真をPCで見られるアプリが提供開始--「Windows 10」新プレビュー
  • Windows 10の「Your Phone」アプリ、Androidフォンの写真をPCに同期--RS5新プレビュー

    Microsoftによると、Your Phoneアプリは「まもなく登場予定」で、このビルドを使用するWindows Insidersの参加ユーザーは、Androidスマートフォンで撮影した写真をWindows 10 PCですぐに閲覧できるようになるという。 これは、「iPhone」で撮影した写真がすぐに「macOS」の「Photos」アプリに表示されるのに似ている。 Windows 10を利用しているAndroidユーザーの場合は、この機能により、写真を自分自身に電子メールで送信したり、USBケーブルなどを使って転送したりする必要がなくなる。Microsoftは「Build 2018」カンファレンスでYour Phoneアプリを発表した。 Microsoftによると、Your PhoneはAndroidスマートフォン上の写真をWindows 10 PCと同期する機能を提供するという。さらに

    Windows 10の「Your Phone」アプリ、Androidフォンの写真をPCに同期--RS5新プレビュー
  • Reddit、ハッカーによるユーザーデータへの不正アクセスを報告

    Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ) 2018-08-02 11:08 Redditは、システムが侵入を受け、ユーザーデータに不正アクセスされたことを明らかにした。被害に遭ったのは、現在も使われているメールアドレスやソルト付きのハッシュ化されたパスワードなど、2007年のデータベースバックアップに含まれていたデータだ。 Redditは米国時間8月1日、ハッカーがSMSの傍受を通じ、6月14日から18日にかけていくつかの従業員アカウントにアクセスしたとユーザーに報告した。Redditが攻撃に気づいたのは6月19日で、その後に脅威を緩和し、再びこうしたことが起こらないようにシステムとプロセスを改善したという。 Redditでは、コードやインフラへの重要なアクセスポイントの認証に2要素認証を採用しているが、攻撃者の標的になった

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  • 2020年に迫る「Windows 7」サービス終了--移行はDaaSアプローチが鍵に

    7月半ばに開催されたMicrosoftのパートナー向けカンファレンス「Inspire」でも繰り返し述べられたが、これはMicrosoftのリセラーパートナーにとって巨大な潜在的チャンスである。従来、MicrosoftのOSサポートの終了は、パートナーが移行やプロビジョニングなどのサービスを顧客に売り込む機会が増えることを意味してきた。 その一方で、ビジネス顧客がPCを購入する方法も変化している。2020年(Windows 7のサポートが終了する年)までに、すべてのPCの30%がDaaS(サービスとしてのデバイス)を通して購入されるようになる、とMicrosoftはInspireでパートナーに述べた。 再販業者は単純にWindows 7ユーザーに「Windows 10」を搭載する新しいデバイスを販売するだけではなく、DaaSのアプローチを採用して、新しいWindows 10 PCを顧客にリー

    2020年に迫る「Windows 7」サービス終了--移行はDaaSアプローチが鍵に
  • 「Android P」ベータ4公開--最終プレビュー

    Googleは米国時間7月25日、近く提供予定である次期モバイルOS「Android P」の最終版のプレビュービルド「Android P Beta 4」を、「Android Beta Program」に参加している開発者やユーザーに向けてリリースしたと発表した。 最終版のプレビュービルドでは、想定されているシステムの動作すべてが盛り込まれている。またそれ以前のビルドでは、Android Pが大々的にリリースされる前に開発者がアプリの検証を行えるよう、最終版のAPIが搭載されていた。 Android PがGoogleのモバイルプラットフォームにどのような機能をもたらすのかは分かっているものの、「P」が何を意味しているのかはまだ分かっていない。 「Android Oreo」が披露されたのは2017年8月21日だった。また、その1つ前のバージョンである「Android Nougat」は2年前の8

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  • グーグル、企業や開発者向けにAIサービス強化--「Cloud AutoML」拡張など

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Googleは米国時間7月24日、米サンフランシスコで開催中の「Google Cloud Next ’18」で人工知能AI)を開発者にもたらすこと、さらなるAI機能を自社のクラウド製品全体に統合することなどについて、戦略を明らかにした。 AIはこれまでに、Google Cloudにおいて顧客視点で差別化を図るために必要な基盤となっているが、さらなる顧客を獲得するには、これらの機能をより利用しやすいものにする必要がある。Amazon Web Services(AWS)や急成長中の「Microsoft Azure」との競争もある。こうしたサービスは、自社のAI技術を利用した製品を構築しており、利用を開始する上での障壁を下げようと独自の計画

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  • 業務にSaaSを活用するユーザー企業が登壇するイベント「SPIC」開催 - ZDNet Japan

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 一般社団法人at Will Workはイベント「SPIC 2018」を7月26日に都内で開く。SaaSを活用して職場の生産性向上や業績伸長を実現させているユーザー企業の実情を聞くことができる。 イベントはコミュニケーションやHRテック、セールス&マーケティング、ファイナンス&リーガル、コラボレーションという5つのテーマで構成。それぞれのテーマでSaaSを活用しているユーザー企業が語る。 コミュニケーションにはヘルスケア関連事業のFiNCと名刺管理サービスのSansanが登壇。HRテックには、医薬品のエーザイ、宿泊予約サービスの一休、レストラン「ドンピエール」などを運営するAMTが集まる。 セールス&マーケティングには、組織コンサルティン

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  • MSがWindows 10 IoT Core Servicesのパブリックプレビューを開始

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Microsoftは米国時間7月18日、「Windows 10 IoT Core Services」のパブリックプレビューを開始すると発表した。IoT Core Servicesは、「Windows 10 IoT Core」を利用している企業に、長期のOSサポートと、デバイスの更新プログラムの管理を提供し、デバイスの正常性を評価するための有償サービスだ。 IoT Core Servicesは6月にCOMPUTEX 2018で発表されたもので、これまで限定プレビューが実施されていた。 MicrosoftはIoT Core Servicesには次のようなメリットがあると説明している。 「長期サービスチャネル」(LTSC)を通じて、毎月のセキ

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  • マイクロソフト、「Skype 8.0」デスクトップ版リリース--「Skype 7.0」は9月終了へ

    Microsoftは米国時間7月16日、「Skype」の「クラシック」バージョン、すなわち「Skype 7.0」のサポートを9月1日をもって終了すると発表した。 Microsoftは同日、アップデートされた「Windowsデスクトップ版「Skype 8.0」のロールアウトを開始した。Skype 7.0は同製品によって置き換えられることになる。同社によると、9月1日以降はSkype 8.0のみが動作することになるという。 「Windows 10」上のSkype 8.0は「Universal Windows Platform」(UWP)アプリである一方、「Windows 7」や「Windows 8」上のSkype 8.0はSkypeの最新バージョンとなっている。 Skype 8.0には、Skype 7.0の多くの機能が搭載されている。Skype 8.0では、無料のHDビデオ通話や画面共有通話

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  • 画像からノイズを除去して鮮明にする深層学習技術、NVIDIAらが発表

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 映画や刑事ドラマに登場するコンピュータシステムが持つ重要な機能の1つに、ぼやけた画像を拡大しつつ、欠落している情報を補完するというものがある。NVIDIAとマサチューセッツ工科大学(MIT)、ヘルシンキのアールト大学の共同研究により、現実がフィクションの世界に少し近づいた。 今回発表された論文「Noise2Noise: Learning Image Restoration without Clean Data」(Noise2Noise:ノイズのない元データを必要としない画像復元のための学習)によると、同論文内で著者らが「Noise2Noise」と呼んでいるシステムは、低照度環境下での写真や天体写真、MRI画像からノイズを除去したり、写真

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  • 決済時の認証情報を盗むマルウェア、「Google Play」上のアプリで検出

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます セキュリティ研究者らによると、インターネットバンキングを狙うトロイの木馬型マルウェアを投下する複数のアプリが「Google Play」ストアに紛れ込んでいることが明らかになった。 IBM X-Forceの研究者が6月に攻撃を発見した。この攻撃では、銀行アプリや電子ウォレット、決済カードのログイン認証情報を盗むためのマルウェア「BankBot Anubis」が投下される。このペイロードが隠されていたアプリは、オンラインショッピングやリアルタイムの株価チェックをうたうものなど多岐にわたる。 攻撃を発見した研究者によると、さまざまなアプリを合法的に見せかけていることを考えると「攻撃者側が大規模なリソースを投資していることが示唆される」という。

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  • 「Chrome」、サイト分離技術で「Spectre」対策を強化

    Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ) 2018-07-12 11:33 Googleのブラウザ「Chrome」は、新しい区画化技術を加えることで、ウェブサイトから機密データが盗まれないようにする対策を講じた。 Googleが2008年に初めて一般にリリースして以来、Chromeでは作業を複数の演算プロセス間で分割している。そうしたアプローチによって、あるタブの作業が別のタブで起きていることを妨げないようになっている。Googleは、同社や他の研究者が1月に明らかにした新種の攻撃「Spectre」を防ぐため、もっと厳密な分割をテストしてきた。 Googleは、5月にリリースされた「Chrome 67」以降、一部のChromeユーザーを対象に、「サイト分離」という新たなセキュリティ機能をリリースした。Chromeチームの一員

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  • アドビ、112件の脆弱性に対処--「Flash Player」「Acrobat」など

    Adobe Systemsは米国時間7月10日、112件の脆弱性に対処する大規模セキュリティアップデートを公開した。このアップデートは「Adobe Flash Player」と「Adobe Acrobat」「Adobe Connect」「Adobe Experience Manager」「Adobe Acrobat Reader」に潜む脆弱性に対処するものだ。また、影響を受けるプラットフォームは「Linux」と「macOS」「Chrome OS」「Windows」となっている。 対処された脆弱性の大半はAdobe AcrobatとAdobe Acrobat Readerに潜むものだ。しかし今回の発表にはゼロデイ脆弱性についての言及はない。 Adobe Flashでは2件の重大な脆弱性が対処されている。1件は境界外メモリからの読み込み(out-of-bounds read)に関するもの(CV

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  • AIアシスタントで顧客の心をつかむ--どれほど人間らしくあるべき?

    ブランドや企業のウェブサイトで、AIアシスタントとチャットボットの導入が増えている。だが、これらとの会話は顧客の問題解決につながっているのだろうか。Oracleの調査によると、セールスやマーケティングのリーダーの80%がチャットボットを利用している、あるいは2020年までに利用する計画があるという。 市場、技術、そして人々はこれまでになく急速に変化している。私たちは、AIアシスタントに人々を支援し、問い合わせを解決し、起こりそうな問題について警告し、詐欺のような不正行為から保護してもらいたいと考えている。 ユーザーがオンラインで過ごす時間は増えており、企業に対する質問の数も増えている。顧客サービスアドバイザーのチームは、質問により素早く対応し、全体的な顧客体験を向上する必要がある。 では、私たちはAIアシスタントのことをどのように考えているのだろうか。 Capital OneとWakefi

    AIアシスタントで顧客の心をつかむ--どれほど人間らしくあるべき?
  • 認証情報など盗むマルウェア「Smoke Loader」に新たな感染手法

    トロイの木馬やランサムウェア、悪意ある仮想通貨採掘用ソフトウェアといった脅威の拡散に利用可能な強力なマルウェアが、一段と進化し、これまでめったに利用されたことのない新たな手法で広まっている。 スパムメールを使ったフィッシング攻撃によって拡散されている「Smoke Loader」は、2011年から散発的に悪用されながら、継続的に進化してきた。特に2018年は活発な状態が続き、この年に明らかになったCPU脆弱性「Meltdown」と「Spectre」の偽パッチを通じて拡散された。 多くのマルウェアと同様に、最初の攻撃は、メールに添付された悪意ある「Microsoft Word」ファイルを利用して行われる。このファイルがユーザーをだましてマクロを有効にさせ、攻撃対象のシステムにSmoke Loaderをインストールできるようにして、さらに別の悪意あるソフトウェアを読み込めるようにする。 Cisc

    認証情報など盗むマルウェア「Smoke Loader」に新たな感染手法