「Googleマップ」で街並みの写真を見られる「ストリートビュー」のプライバシー問題で、Google日本法人は9月4日から、現在撮影中のエリアをWebサイトで公開するなど、追加の対応策を発表した。ストリートビュー画像の悪質な2次利用については、法的手段も検討するとしている。 ストリートビューは、360度カメラを搭載した専用車で撮影した街路の写真をGoogleマップ上で公開するサービス。画像に人物が特定できる形で写っていたり、民家の塀の中がのぞき見えるなどプライバシー問題が指摘されてきた。 総務省はストリートビューについて検討する研究会を開催。その結果をもとに8月末、同社に対して、(1)撮影・公開前に地方自治体や住民に情報提供する、(2)画像の削除依頼などに迅速に対応し、ネットを利用していない人でも削除依頼できるようにする、(3)サービスの周知を徹底する――といった対策を要請していた。 同社
インターネット上で街並みの画像を閲覧できるグーグルの「ストリートビュー(SV)」について、地方自治体などから「差別助長に使われている」といった苦情や意見が総務省に寄せられていることが分かった。 同省の改善要請を受け、グーグル日本法人は4日、悪質なサイト運営者に削除要請を行うなどの対策を発表した。 改善策では、SVの2次利用が、名誉棄損やいじめ、嫌がらせなどにあたると本人から申告があった場合、同社が違法性などを判断し、サイト運営者に対し削除要請を行う。法的手段を取ることもあるという。 また、撮影中のエリアを公表するほか、削除要請の方法や電話番号などを記したパンフレットを用意し、ネットを使わない住民らにも情報提供するとしている。 SVを巡っては、「プライバシー侵害にあたる」などとして全国約40の地方議会(6月22日現在)が国に規制を求める意見書を採択。総務省が約1か月間、意見を募ったところ、自
■ ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 それらのIPアドレスがソースとなっていたキーを抽出し、16日の日記の方法で視覚化したところ、図1のとおりとなった。 他の区間でどうだったかを調べたいところだが、2007年の部分と2008年の部分では、ISPが異なっており、ポート番号も「4857」と「3857」という具合*1に違っていた。 一般的に個人宅に割り当てられるIPアドレスは時々変化しており、それを追跡することは通常、簡単でな
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この1年近く議論となっていたGSVだが、運用ルールを策定・公開する方向となったようだ。対岸の火事という訳でもなく、AR的なアプリケーションが増えるに従って企業法務は難しさを増すだろうなと憂慮している。問題は配慮すべき法律の範囲が明確でないこと、監督官庁が明確でないこと、そもそも法体系がこういった新技術を前提としていないことにある。 総務省は24日、グーグル日本法人に対して、同社が展開する地図検索サービス「ストリートビュー」をめぐり、個人のプライバシーなどに配慮した運用ルールを策定するように求める方針を固めた。路上から撮影した風景などをインターネット上で立体的な画像として閲覧できる同サービスに対しては、個人の生活環境などが判別されるとして、地方自治体などから強い反発が起きていた。グーグル日本法人も運用のルール化を受け入れる方向で調整を進めている。 仕事柄、社内外で法律の専門家と仕事をする機会
マンゴー入りの堂島ロール 日本航空(JAL)グループは、関西空港発のホノルル線の機内食に採用しているスイーツ「堂島ロール」が人気なため、9月からバリ線でも提供を始める。 堂島ロールは大阪・堂島の洋菓子店「モンシュシュ」の人気商品。昨年12月からホノルル線のエコノミークラス限定で提供し始めると、乗客から「わー」と歓声が上がるほど喜ばれた。社員旅行中にエコノミークラスの部下から「堂島ロールを食べた」と聞いたビジネスクラスの会社役員が要望したのをきっかけに、2月からビジネスクラスでも出すようになった。 9月1日から関空発のバリ線で出すのは、モンシュシュが7月に期間限定で販売したマンゴー入りの堂島ロール。JALオリジナルの「トロピカルバージョン」として提供する。(千葉正義)
ヤノベケンジ(Kenji Yanobe)さんが「六本木アートナイト(Roppongi Art Night)」に出品した大型ロボット「ジャイアント・トらやん(Giant Torayan)」(2009年3月27日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【3月27日 AFP】(写真追加)都内で27日、「六本木アートナイト(Roppongi Art Night)」に登場予定の炎を吹くロボット「ジャイアント・トらやん(Giant Torayan)」が披露された。高さ7.2メートルの巨大ロボットの作者は、日本人アーティストのヤノベケンジ(Kenji Yanobe)さん。「六本木アートナイト」は、28日から2日間の日程で開かれる。(c)AFP
■ Winnyの利用形態を視覚化してみた 3年前から稼働させているWinnyネットワーク観測システムで、観測したWinnyキーを記録している*1のだが、そのデータから利用者ひとりひとりがどんな行動をしているか、直感的に読み取れるよう視覚化を試みた。 これを行うためには、長期間にわたり同じ人が使っているノードを見つけ出すことが必要で、一般的には、IPアドレスが頻繁に変わってしまうので、単純には追跡できない*2のだが、今年のゴールデンウィークに観測システムを改良して以来、DNSの逆引きを自動化した関係で、固定のIPアドレスで(しかも固有のドメイン名に割り当てられたアドレスで)稼働させているノードが数十個見つかったので、それについて調べてみたところ、長期にわたって稼働し続けているものがいくつかみつかった。 図1は、2006年8月末から2009年4月末までの間に観測されたキーのうち、「〓.〓〓〓〓
情報通信行政・郵政行政審議会(総務相の諮問機関)は6日、NTTが提案しているNGN(次世代ネットワーク)向けのインターネット接続事業者(ISP)を3社程度に制限するなどの接続約款を認可し、佐藤勉総務相に答申した。 約款に明記された接続方式は「トンネル方式」と「ネイティブ方式」と呼ばれる2つで、2011年度から導入される。 トンネル方式は、従来のインターネットと同様にISPが直接利用者にネット利用に必要な「IPアドレス」を付与する一方、NTTのIPアドレスと混同しないよう利用者の家庭に専用アダプターを設ける。設置費用はNTTの負担だが、利用者の通信料金が高まる可能性があるという。 これに対し、ネイティブ方式の場合、利用するIPアドレスが1つのため、アダプターは要らない。ただ、安定的なサービス提供には、基幹網に直接ネットワークを接続するISP数をNTTの選ぶ3社程度に絞る必要があるという
■ MIAUについての所感 前々回の日記でMIAUの中川理事のTwitter発言に触れて以来、MIAUについて、はてなブックマークで小さなコメントを書いていたところ、MIAU側で反応があり、MIAUからの公式発表とインタビュー記事が出た。 「インターネット地図情報サービスWG」第一次提言(案)作成協力のご報告, MIAU, 2009年8月3日 インターネット・ユーザーの声を政策の争点にしたい - インタビュー, 日経ITPro, 2009年8月7日 これをベースに、MIAUについての感想を書いてみる。 日経ITProのインタビュー記事の冒頭と終盤で津田大介代表理事が述べているように、審議会が市民参加に配慮しようにも「代表がいないから呼べない」という問題が存在していて、それに応じられる団体としてのMIAUの役割は重要であり、特に、ある時期の著作権関連の審議会において大きな役割を果たしたことに
なぜこのような活動を始めたのですか。 僕が2006年から文化庁の審議会「私的録音録画小委員会」に専門委員として呼ばれたことがひとつのきっかけになっています。 ネット・ユーザーの声を代弁する団体がなかった 僕はそれまでフリーの物書きで,著作権制度とITのかかわりについて書いていたことから専門家として呼ばれたのですが,ほかの委員の構成を見ると,半分は学者で,それ以外は権利者が多い。審議会の性質上,ステークホルダーを全部呼ぶとそうなってしまうのは仕方がないのですが,ユーザーの意見を代表するのは,昔ながらの消費者団体,主婦連のような団体しかない。そういう消費者団体も役割としては重要だと思うのですが,インターネット・ユーザーの意見を声を伝える団体がない。 審議会の構成上,結論を決めるときはどうしても多数派が強くなってしまいがちになります。僕は著作権法改正のときに「ダウンロード違法化は意味がないし,弊
■ やはり退化していた日本のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合 一年前、「退化してゆく日本のWeb開発者」という題で、ケータイWebの技術面での蛸壺化について次のように書いた。 iPhoneに契約者固有ID送信機能が搭載される日 (略)こうして退化してゆくケータイWebが、日本のスタンダードとなってしまい、いつの日か、PC向けの普通のインターネットまで、単一IDの全サイト送信が必須になってしまうのではないかと危惧した。 (略)iPod touchでNAVITIMEを動かしてみたところ、下の図のようになった。 (略)契約者固有IDがないとどうやって会員登録システムを作ったらいいのかわからないんじゃないのか……というのはさすがに穿ち過ぎだと思いたい。NAVITIMEからソフトバンクモバイルに対して、契約者固有ID送信用プロキシサーバの用意を要請している……なんてことがなけれ
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