健康のために気をつけたい食生活。毎日手作りでバランスのよい食事が食べられれば理想的だが、忙しさのあまりついついコンビニ食が続いてしまう、もしくは、バラエティに富んだ外食の誘惑には勝てないという方も多いだろう。 しかし、もう罪悪感を感じることはない。コンビニ食や外食だって、ちょっとしたコツやノウハウがあればカラダを健康に保つことはできる。本書は栄養士による「一日三食が外食でも、自分のカラダをコントロールし、健康に保つための方法」の指南書だ。 まず手始めに「食事の基本」を押さえていこう。体を動かすエネルギー源は糖質。この「糖質」をどの”大きさ”で取るかによって体への影響は変わってくる。 たとえば、ごはんを食べると主成分である炭水化物はデンプンと食物繊維に分けられる。デンプンは「多糖類」、つまり糖がいっぱい鎖状につながった状態になっている。体は「多糖類」をもっとも小さい「単糖」にまでゆっくりと分