最近、ネット発の抗議デモに見舞われたフジテレビ。 韓流ブームごり押しをやめろ! という主張が前面に出てくるため、嫌韓の一種に見え、じっさい以前からネット上で嫌韓・憎韓に熱心な勢力も参加してくるため、排外主義のデモと見なしてしまいたくなるが、どうもそれだけでは片づけられないもやもやとしたかんじがあった。 四国新聞に掲載された中村うさぎのコラムを読んで、少しそのもやもやが晴れたような気がした。2ちゃんねるでは叩かれていたが、中村うさぎは、テレビ局の偏向に抗議するデモはあってもおかしくない、でも、何故この時期に韓流が目の敵にされるのか、韓流ごり押しへ抗議が収斂する形になってしまうと、たとえば原発報道への批判が結果としてかすむのはおかしいんじゃないか、そういう疑問を呈していた。 私も、韓流ブームだけが攻撃の的になるのには違和を感じるし、そこにネット上の嫌韓派が便乗して、デモの性格が排外的なものにな