15日、長野県軽井沢町で起きたバス事故では、死亡した乗客12人のすべてが大学生でした。事故は、将来への夢と希望を膨らませていた多くの若者の命を一瞬にして奪い去りました。 さいたま市大宮区の阿部真理絵さん(22)は早稲田大学国際教養学部の4年生で、死亡した同じゼミの2人の友人など、合わせて6人でスキー場に向かっていたということです。知人によりますと、阿部さんはイギリスの大学への留学経験もあり、造船に関わる仕事がしたいとして、この春からは大手重工メーカーへの就職が決まっていたということです。 父親の知和さん(56)は「娘の遺体は家に戻ってきましたが、普通にベッドで寝ているように感じられ、まだ亡くなったことが信じられません。明るい頑張り屋で友達の多い子でした。将来は、交通インフラの分野で、世界に日本の技術を広めたいと話していて、就職先も決まったところでした」と話しました。 阿部さんと同じゼミに在
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