近年、とみにアメリカで多発する乱射事件。学校やショッピングモールなど、人が集まるところで強力な火器を使用してくるため、被害が甚大化しやすいわけですが、そんな乱射事件に対応したデザインを採用した高校がアメリカにあるそうです。 Tower Pinkster社がデザインしたアメリカ・ミシガン州Fruitportに新築される高校の見取り図。微妙に湾曲した廊下がデザインのキモとなっています。 CGによる廊下の視界。教室の内側にいる教師からは外の様子がよく見えて異変に気づきやすくなっていますが、銃を持った犯人は廊下の向こうが見えず、射程を有効に使うことができないようになっています。 また廊下の随所に壁が出っ張っており、これも犯人の視界を妨げます。教室の中の出っ張りと組み合わせれば、このように教室の外の犯人から隠れることも可能。 塹壕をわざとジグザグに掘って、敵が侵入しても反撃しやすくしているのと同じ理