以下の記事が面白かった。 簡単に言うと、Googleが昔のMicrosoftの様な「悪役」のポジションになりつつある、というのを感覚的に述べている。この言説自体は、よく見かけるものでなにか巨大な組織を「悪役」にしたいという願望が一般的にあるのではないかと思う。で、なぜGoogleがこのポジションに入りつつあるのかを考えてみた。 まず、一番の理由として思いついたのが、Googleのビジネス領域の変化だ。知っての通り、ここ数年で検索という利便性を提供することをメインとしているものから、Android・YouTubeなどのプラットフォーム事業に拡大している。iPhoneという明確な対立軸があるAndroidと比較すると、特にYouTubeは収益の収穫期といって良いくらいの強いポジションをとっている。プラットフォーム事業は基本的に強いポジションを取れば取るほど利用者に強い制約や自分に有利な規約を求