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ブックマーク / kyoko-np.net (21)

  • 「ファクトチェックってそんなに大げさなものではない」 立岩陽一郎さん

    SNSや生成AIの発達で「フェイクニュース」という言葉が当たり前のように飛び交うようになった昨今。事実確認と検証によってフェイクニュースの拡散を阻止する「ファクトチェック」の役割がますます高まっています。ネット上の嘘とどのように戦うか。ファクトチェックメディア「InFact(インファクト)」編集長でジャーナリストの立岩陽一郎さんにお話を聞きました。 立岩陽一郎 1967年、神奈川県生まれ。NPOメディア「InFact」編集長、大阪芸大短期大学部教授。NHKでテヘラン特派員、イラク駐在、社会部記者、国際放送局デスクを経て、2016年末に退職、17年独立。「InFact」をたち上げて調査報道、ファクトチェックの普及に努める。 フジテレビ、毎日放送の情報番組でコメンテーターを務める他、新聞雑誌でコラムを執筆。『コロナの時代を生きるためのファクトチェック』『トランプ王国の素顔』『ファクトチェックと

    「ファクトチェックってそんなに大げさなものではない」 立岩陽一郎さん
    kaos2009
    kaos2009 2024/04/01
  • 五輪パラ会場、水の悪臭対策にトイレボール試験投入

    東京五輪・パラリンピックでトライアスロンなどの競技会場になるお台場周辺水域の水質問題で、悪臭対策として芳香剤として使われるトイレボール200万個が試験的に投入された。 トイレボールは男性用小便器に投入して使用される芳香剤の一種。テスト大会が行われた昨夏、参加選手の間から「トイレのような臭いがする」という声が相次いであがったことから、悪臭をフローラルな香りで上書きするため、トイレボールの試験投入を決めた。 この日は早朝から、黄色やピンク色など色とりどりのトイレボール200万個がショベルカーによってお台場の海へ次々と投入。ボールはシュワシュワと泡を立てながら沈んでいった。その後まもなく一帯は磯の香りを打ち消すラベンダーやレモンのさわやかな香りに包まれ、高い芳香効果をうかがわせた。 初めて東京を訪れたという観光客の男性は、カラフルに染まった海を見ながら「トイレのような匂いがしますね」と驚いていた

    五輪パラ会場、水の悪臭対策にトイレボール試験投入
  • 相次ぐタレント降板、本人そっくり「CG代役」起用検討 - 虚構新聞

    タレントの不祥事による番組降板が相次ぐことから、民放各局が出演者そっくりの「CG代役」に置き換えて起用する検討に入っていることが20日までにわかった。出演者が急きょ降板しても、混乱せずに番組制作を続けられる利点がある。 近年、テレビ各局では、反社会的勢力との交際や薬物所持などの不祥事が発覚したタレントが出演する番組を差し替えたり、再編集したりするなどの対応に追われる事例が増えている。また、それに伴って「代役の確保が間に合わない」「まるで最初から人が存在しないように編集する共産国家のようなやり方には無理がある」など制作現場で大きな混乱が起こっていた。 民放各局では今夏から対応策を協議。タレントに不祥事が発覚した場合、出演部分を人そっくりのCGに置き換えて放送する案が最有力となった。CGを使えば、他のタレントに差し替えて撮影し直したり、再編集したりする必要がなくなるため、違約金を抑えること

    相次ぐタレント降板、本人そっくり「CG代役」起用検討 - 虚構新聞
  • 軽減税率「理解している」100% 「複雑」批判払拭 

    消費税10%への引き上げに伴って導入された軽減税率制度について、「理解している」と答えた人が100%に達したことが内閣府の調査でわかった。「理解不足から混乱が起きるのではないか」という懸念を払拭したかたちだ。 内閣府では5、6日の両日、マイナンバーから無作為抽出した0歳から108歳までの500人を対象に軽減税率への理解を尋ねる電話調査を行った。 1日から始まった軽減税率の仕組みについて「よく理解している」と回答したのは5%、「大体理解している」が20%と伸び悩む一方、「あまり理解していない」は55%、「全く理解していない」が20%だった。しかし「軽減税率の仕組みを理解していないことを理解しているか」とさらに尋ねたところ、全員が「よく理解している」と回答。軽減税率について「理解している」と答えた人は合計で100%に達した。 軽減税率制度については、野党を中心に「ポイント還元と組み合わせると煩

    軽減税率「理解している」100% 「複雑」批判払拭 
  • 日本指紋認証センター、鑑別師5万人削減へ iPhone11影響

    スマートフォンなどに使われる指紋認証を請け負う日指紋認証センター(東京都)は11日、同社指紋鑑別師の2割にあたる5万人を削減すると発表した。米アップルが11日未明(日時間)に発表した新機種「iPhone(アイフォーン)11」シリーズが、これまでと同様に顔認証を採用したことが影響した。今後は顔面鑑別師の育成と配置転換に注力する。 日指紋認証センターは03年創業の業界最大手。熟練した技術を持つ指紋鑑別師がインターネット経由で送られてきた指紋を、0.5秒以内に人のものかどうか目視で照合、返送するサービスを提供する。13年にiPhoneが指紋認証技術「Touch ID」を採用したことをきっかけに急成長し、現在は全国419カ所の事業所に約25万人の指紋鑑別師を抱える。 しかし17年、アップルは顔認証技術「Face ID」を新たに採用。認証業務は顔認証を専門とする米フェイスアナリティカ社の日

    日本指紋認証センター、鑑別師5万人削減へ iPhone11影響
  • 「映画、聞くだけなら100円」 音漏れ楽しむ「特別室」人気

    神奈川県横浜市の映画館「バーチカルシネマ横浜」がスクリーン横に併設した、上映作品の音だけ聞ける「特別鑑賞室」が人気を集めている。鑑賞料金の値上げが相次ぐ中、価格を100円と安く設定したこともあり、連日満席が続いているという。 バーチカルシネマ横浜は、スマホ時代に合わせたノッチ付き縦長スクリーンを含む4スクリーンを備えた中規模映画館。230席を備える第1スクリーン横の小部屋にパイプ椅子20席を置き、特別鑑賞室として改装した。以前は掃除用具などを収納する備品室として使っていた。 上映中は部屋のドアを閉め切るため、映像を見ることはできず、来場者は壁越しに漏れ聞こえてくる映画の音声に聞き耳を立てる。トイレなどで退席しする場合は、劇場スタッフがアイマスクを着用させて出口まで誘導する念の入れようだ。 支配人の東峰さんによると、着想のきっかけは、野外コンサートでチケットを取れなかったファンが会場周辺にと

    「映画、聞くだけなら100円」 音漏れ楽しむ「特別室」人気
  • 国内消費230年分、海王星で巨大ウナギ発見 NASA 

    米航空宇宙局(NASA)は26日、海王星で巨大ウナギの生息を確認したと発表した。探査機が撮影した写真を分析したところ、惑星の表面を泳ぐ特徴的な魚影が確認できたという。 海王星探査機「センターマン」が今月10日に送信した画像データを調べたところ、表面に大きく細長い影のようなものが写っていた。続けて送られてきた写真を時系列に並べたところ、影は海王星の表面を左右に蛇行していることがわかった。 当初、専門家の間では「大気中のガス模様ではないか」との見方が強かったが、X線を使って再び撮影したところ、影の部分に白い骨格を確認。骨格の特徴から、ウナギか、極めてウナギに近い魚類であると断定した。 「海王ウナギ(Neptune Eel)」と命名されたこの生物の体長はおよそ7~8万キロと、地球2周分に相当。重さは1150万トン程度と推定される。この1匹だけで日のかば焼き年間消費量の約230年分がまかなえる計

    国内消費230年分、海王星で巨大ウナギ発見 NASA 
  • 住宅街に野生のネコ出没 警戒呼びかけ 東京・世田谷区

    東京都世田谷区の住宅街で9日午後2時すぎ、野生のネコが道路を歩いているのを住民が目撃し、西世田谷署に通報した。近くの小学校では、集団下校に切り替えるなどして対応した。同署では住民に警戒を呼びかけている。 目撃した男性によると、ネコの体長は40センチほどで、茶トラのオスとみられる。住宅街の路地から突然姿を現すと、ゆっくりと道路を横断し、そのまま駐車中の乗用車の下へと潜り込んでいった。 通報を受けた同署員が付近を捜索したところ、目撃されたネコは見つからなかったが、三毛やハチワレなど茶トラとは異なる他のネコ7匹を発見。住民の安全確保のため、発見現場から半径500メートル内を立ち入り禁止区域とした。また、隣接する区立豪徳小学校では、この日の課外活動を見合わせ、集団下校に切り替えるなどして対応にあたった。当面の間、集団での登下校を続ける予定だという。 野生のネコの中には、人間に対する警戒心が弱い個体

    住宅街に野生のネコ出没 警戒呼びかけ 東京・世田谷区
  • 「何もかもゲームが元凶」 被ゲー妄想、再流行の兆し

    社会問題の原因をテレビゲームだけに還元してしまう、「被害型テレビゲーム妄想症(被ゲー妄想)」を訴える人が近年、再び増加の傾向をみせている。専門家からは20年ぶりの再流行を危惧する声も上がっている。 被ゲー妄想にとりつかれると、「凶悪犯罪」「家庭内暴力」「道徳観の欠如」など、来複合的な要因で引き起こされる社会問題の元凶が、全てテレビゲームにあると見なすようになる。 被ゲー妄想の治療を専門に扱う藤府メンタルクリニック(横浜市)の大平豆輔医師によると、ここ数年、相談に訪れる患者の数が増え続けているという。 「被ゲー妄想の人たちは『テレビゲームさえなくなれば、全ての問題が解決する』と、真剣な顔つきで話す点で驚くほど共通しています」と、大平医師は説明する。 厚生労働省の統計によると、被ゲー妄想は1980年代から90年代にかけて増加していたが、テレビゲームに関する正確な知識が行き渡ったことや、任天堂

    「何もかもゲームが元凶」 被ゲー妄想、再流行の兆し
  • 底引き網、どっしり手ごたえ レジ袋漁が最盛期 大阪湾 

    大阪府の大阪湾でレジ袋漁が最盛期を迎え、今年も底引き網漁船の網から、レジ袋やペットボトルなどが続々と水揚げされている。 4日早朝に港を出港した小型の底引き網漁船8隻は、沖合5キロ付近で操業を開始。水深200メートル以下に沈めた底引き網を引き上げると、新鮮なレジ袋が次々と姿を現した。 この日の水揚げは約30キロで、枚数にして約8千枚ほど。昨年より10キロも多かった。大阪湾には約300万枚ほどのレジ袋が生息していると言われており、その漁獲量も右肩上がりが続く。盛んに繁殖が進んでいるようだ。 季節ごとにさまざまな魚介類が獲れることから、大阪湾は「魚庭(なにわ)の海」とも呼ばれる。漁に出た尾西塑(でく)船長(65)は「最近はレジ袋に交じって、ペットボトルやお菓子の包装もよくかかるようになった。もう年じゅう最盛期ですわ」と話す。

    底引き網、どっしり手ごたえ レジ袋漁が最盛期 大阪湾 
  • アボカドとアボガド、深層学習で識別 プロ並み精度誇る

    人工知能(AI)を使って果物のアボカドとアボガドを識別するシステムを、千葉電波大学の鰐梨教授らが開発した。専門家並みの精度で見分けることができるという。研究結果は英科学誌「フェノメノン」5月特大号に掲載された。 研究チームではアボカドとアボガドの写真をそれぞれ200万枚ずつ用意し、ディープラーニング(深層学習)という手法を用いて、AIにそれぞれの画像からアボカドとアボガドの特徴を見つけ出させた。学習後、判別前の果物を見せたところ、99.7%の確率でアボカドとアボガドをほぼ正しく区別した。 アボカドは脂肪分を多く含むことから「森のバター」と呼ばれる一方、アボガドは「森のマーガリン」と呼ばれ、アボカドの代用品として使われることが多い。プロであれば手触りや色の違いから容易に判別できるが、よく似た見た目をしているため、これまで一般の人には識別が難しかった。今後スマートフォン向けアプリなどへの応用を

    アボカドとアボガド、深層学習で識別 プロ並み精度誇る
  • 令和生まれ、見えぬ将来 「なりたい職業」無回答が100%

    令和世代には将来の夢がない――。令和生まれを対象に行った調査会社のアンケート結果から、こんな若者像が明らかになった。景気動向や人工知能(AI)の進歩など令和時代の不透明な先行きを反映しているとみる専門家もいる。 民間の調査会社共和国データサーヴェイでは今月、令和生まれの男女500人を対象に「大人になったらなりたい職業」を尋ねる記入式のアンケート調査を行った。 その結果、全ての男女がアンケート用紙を空欄で提出。具体的な職業名を挙げた割合は0%だった。また「無回答の理由」についても尋ねたが、同じく全員が回答しなかった。「将来の夢を持たない令和生まれ」が浮き彫りになったかたちだ。 同社の木村進二郎リサーチャーは「令和に入ってすぐに景気の減速が報じられたことが、令和生まれの心象に先行き不安として暗い影を落としたのではないか」と分析。また「令和生まれが社会人として活躍する2040年代にはタクシー運転

    令和生まれ、見えぬ将来 「なりたい職業」無回答が100%
  • 1歳児お手柄、連続ひったくり犯逮捕 似顔絵決め手 東京

    新世田谷中央署は14日、東京都内で相次いでいた連続ひったくり事件の容疑者として指名手配していた自称無職の男(48)を窃盗の疑いで逮捕した。目撃した女の子(1)の似顔絵を見た住民からの110番通報で居場所が判明した。 逮捕容疑は3月27日午後3時17分ごろ、世田谷区内の路上で1歳の娘を連れて散歩中だった女性に後ろからオートバイで近づき、追い抜きざまに現金20万円の入ったリュックサックとウエストポーチをひったくった疑い。 新世田谷中央署では、ひったくり犯の顔を見た被害女性の娘が描いた似顔絵を元にポスターを製作。容疑者には目と口と頭髪があるほか、顔の輪郭が曖昧になっているのが特徴で、今月から都内各地に掲出し、広く情報提供を呼びかけていた。 14日午後、「似顔絵とそっくりの男が隣の部屋に住んでいる」というマンション住民からの通報があり、署員が男に任意の事情聴取を行ったところ、事件への関与を認めたた

    1歳児お手柄、連続ひったくり犯逮捕 似顔絵決め手 東京
  • 「地球が何回回った時?」も即答 日本製AI、電脳口論で優勝

    人工知能(AI)を利用した口論ソフトの世界一を決める第1回世界電脳口論選手権の決勝トーナメントが13日、千葉電波大学で開かれ、宣華大学(東京)の口論ソフト「スーパーPI(ピー)」が優勝した。 2月に米国で行われた年次イベント「IBM Think 2019」では、IBM製のディベート(討論)AIが人間相手に互角の戦いを繰り広げて見せるなど、論理を扱うAIは日々進歩している。 しかし、客観的な事実に基づいて論理を組み立てる討論AIに比べ、感情にまかせた個人攻撃、罵倒、論点そらし、レッテル張りなどの詭弁を多用する口論AIは、応用性が少ないとして開発が後手に回っている。そのため、今回の選手権は口論AIの開発促進も兼ねているという。 参加したのは日、米国、中国など7カ国9チーム。10分間口論を続け、どちらかが10秒以上反論できずに沈黙すると反則負けとなる。この日は2月の総当たり戦を勝ち抜いた上位4

    「地球が何回回った時?」も即答 日本製AI、電脳口論で優勝
  • 西暦、2千年後に2倍見通し 元号との成長格差、浮き彫りに

    暦の研究を行う研究機関「国際暦学会(ICS)」は26日、西暦に関してまとめた調査報告書を公表した。西暦は1年から2018年まで一度も減少することなく増加し続けており、このままのペースで上昇が続けば、2千年後の4000年ごろには現在の2倍に達する見込みだ。 26日、英ロンドンで開かれたICS年次総会で報告された。イタリアのアンノ・ドミニ委員は、イエス・キリストが生まれた翌年の西暦1年から2018年までの西暦年数について調査した結果、過去2018年間で2018年増加していると報告。1年ごとに1年ずつ増える正比例の関係で推移しており、現在の増加ペースが続けば、41世紀には現在の2倍の4000年に達するとしている。 また、19年5月1日には天皇譲位に伴う改元が予定されていることから、総会では日の保元平治委員から元号に関する報告も行われた。「平成31年の次は新元号元年としてリセットされ、1年目から

    西暦、2千年後に2倍見通し 元号との成長格差、浮き彫りに
  • 東京23区、全面ドーム化へ エアコン完備「全天候型都市」目指す

    東京23区内を超巨大ドームで覆い、内部温度をエアコンで調整する計画があることが、関係者などへの取材で18日までにわかった。早ければ8月にも着工し、20年7月までの完成を目指す。完成すれば、天候に左右されない「全天候型都市」として快適な市民生活が期待できそうだ。 都の都市計画関係者が明らかにした。ドームの直径は約20キロで、23区の大半を覆うものになる見込み。ドーム内部には巨大エアコン50万台を設置。ドーム外に排熱することで、内部の温度・湿度を適切に管理する。 急な着工に踏み切る理由は、異常とも言える近年の酷暑だ。都内では連日30度を超える暑さが続き、毎日多くの人が熱中症で病院に搬送されている。中でも都にとって深刻なのは、20年7月24日から8月9日まで開催される東京五輪・パラリンピックだ。メイン会場となる新国立競技場付近の気温は40度近くに達しており、暑さ対策が喫緊の課題となっていた。 新

    東京23区、全面ドーム化へ エアコン完備「全天候型都市」目指す
  • プレミアムフライデー、土曜に移動検討 経営者の声反映

    月末金曜日の早期退社を促すことで消費を活性化する「プレミアムフライデー」を土曜日に移動させる検討に入っていることが、12日までにわかった。名称は「プレミアムフライデー」のまま変更しない。月末金曜日は決算など繁忙期と重なることが多く、参加できないとの指摘が多かった。 プレミアムフライデーは経済産業省と経済界が連携し、月末金曜日の午後3時退社を促すことで、飲旅行など個人消費の活性化と働き方改革を同時に達成する「一石二鳥」の取り組み。しかし実施当初から、経営者の間で「決算などと重なるため参加が難しい」との声もあがっていた。 プレミアムフライデーを推進する働き方改革検討会が8月、経営者を対象に「何曜日なら午後3時退社を認めるか」とアンケートを行ったところ、「土曜日」(85%)が多数を占めた。 調査結果を受け、検討会では実施日を1日後ろ倒しにした月末土曜日を出社日とし、午後3時の帰宅を促すよう取

    プレミアムフライデー、土曜に移動検討 経営者の声反映
  • 「バックします」音声装置、新型車に義務化 20年から

    トラックが後退するときに「バックします、ご注意ください」という音声を流す装置「ボイスアラーム」。国土交通省は10日、歩行者の安全を確保するため、2020年1月以降製造する新型車全てにボイスアラームの導入を義務づけることを決めた。 義務化するアナウンスは「バックします」「右(左)に曲がります」「止まります」「発車します」の5種類になる見込み。今後普及が進むとみられる電気自動車や燃料電池車は、駆動が静かな電気モーターで走るため、歩行者が車の接近に気付きにくい問題が以前から指摘されていた。 遅かれ早かれ内蔵する機能だった――。国交省の決定について、ある自動車メーカーの開発担当者はこのように話す。義務化に対する業界からの反発も予想されたが、取材に応じた各社の反応は意外にも冷静だ。 メーカー各社は2020年をめどにAI(人工知能)による自動運転技術の開発に取り組んでおり、このような自動車のスマート化

    「バックします」音声装置、新型車に義務化 20年から
  • 高レベル放射性廃棄物処分、ようやく終了

    <BOOK>放射性廃棄物の憂 仮に原発を全廃したとしても、なお絶対に解決しなければならない問題が残る。それは、放射能を帯びた廃棄物の処分問題だ。なかでも高レベル放射性廃棄物は、放射能が安全なレベルに下がるまで10万年以上かかる。現在のところ、きわめて安定した地盤の地下深くに格納するのが唯一の解決法とされているが、実際に候補地を決める段になると、地元から強い反対が起こり、頓挫するのは日に限らない。 こうした中、フィンランドが格納場所を決定し、処理作業に入ることを公表した。だが、10万年間、当に放射能が漏れることなく、安全な状態で保たれるのだろうか。そして、日はどうするのか。

    高レベル放射性廃棄物処分、ようやく終了
  • 最後に残った怠けアリ、働くより死を選ぶ 千葉電波大

    アリのコロニー(集団)に2割程度いる働かない働きアリ(怠けアリ)の選別を繰り返して残った最後の個体は、働くよりも死を選ぶという研究結果を11日、千葉電波大学の研究チームが発表した。論文は英科学誌「フェノメノン」5月特大号に掲載される。 先行研究では、勤勉な働きアリだけでグループを作っても、必ず一定の割合で働かない怠けアリが現れることが明らかになっている。この怠けアリは、働きアリが疲れると、交代要因として働きはじめることも分かっており、グループ全体として労働を停滞させないため、このような怠け者を許容する仕組みを作り上げたと考えられている。 千葉電波大学の研究グループでは、アリ約8千匹から8割の働きアリを取り除いて怠けアリだけを抽出し、残った怠けアリの集団から仕方なく働き出したアリを1週間ごとに取り除く実験を行った。実験では6回目の抽出で怠けアリの最後の1匹が残ったが、この個体はその後も働こう

    最後に残った怠けアリ、働くより死を選ぶ 千葉電波大