両首脳は11月にペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でも会談し、12月に安倍首相の地元である山口県をプーチン大統領が訪問して協議を続けることも決まったと、共同は報じた。 ロシアは中国とのビジネス面での関係強化が滞る中、日本からの投資招致に向け対日関係の改善を図っている。両首脳は今年5月にロシア南部ソチで会談しており、今回の会談は今年2回目だった。 この会談の前日に行われたインタビューでプーチン大統領は、「われわれは領土の取引はしない」が、ロシアは「日本の友人らとこの問題の解決策を見いだしたいと強く望む」と発言。ロシアが現在、中国との間で築いているのと「同じぐらい強い信頼関係」を日本とも構築できれば、「われわれは何らかの妥協点を見いだせる」と語った。 同大統領は1956年の日ソ共同宣言によって4島をめぐる対立はほぼ解決していたものの、「日本側がその順守を拒否し、その後
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