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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (45)

  • シカの森林被害は土壌微生物にも波及する―大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合―

    文および「詳しい研究内容について」(PDF)を一部修正しました。(2024年1月9日) 現在、日の森林では、多くの地域において、ニホンジカ(以下、シカ)の害による植生の荒廃が深刻化しています。シカの害が森林に与える影響を理解するためには、土壌を含む生態系全体への波及効果の分析が必要となります。植物が減ると土壌の性質や土壌微生物に影響を与え、その影響が植物自体に跳ね返ってくるため、土壌微生物の多様性が低下し、さらなる生態系の変化の引き金となる可能性があるからです。しかし、シカによる害が、土壌微生物の多様性や種組成にどのような影響を与えるかは明らかになっていませんでした。 門脇浩明 白眉センター/農学研究科特定准教授、庄三恵 生態学研究センター准教授、中村直人 農学研究科博士課程学生らの研究グループは、芦生(あしう)生物相保全プロジェクト(ABCプロジェクト)メンバーら(高柳敦

    シカの森林被害は土壌微生物にも波及する―大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合―
    kaos2009
    kaos2009 2023/12/23
    “「数十ヘクタールの面積をカバーするような、生態系スケールの実験は、決して一人の力ではできません。生態系のさまざまな変化を捉えるには、長期的に広大な面積で実験を続けることも重要です。”
  • ネコのマタタビ反応の謎を解明 -マタタビ反応はネコが蚊を忌避するための行動だった-

    金子周司 薬学研究科教授、宮崎雅雄 岩手大学教授、上野山怜子 同修士課程学生、西川俊夫 名古屋大学教授、英国・リヴァプール大学の研究者らの研究グループは、ネコのマタタビ反応が蚊の忌避活性を有する成分ネペタラクトールを体に擦りつけるための行動であることを解明しました。 ネコがマタタビを嗅ぐと葉に体を擦り付けごろごろ転がる反応「マタタビ反応」は、マタタビ踊りとも言われ江戸時代から知られているとても有名な生物現象の一つです。しかしなぜネコがマタタビに特異な反応を示すのか、その生物学的な意義については全くわかっていませんでした。研究では、まずマタタビの抽出物からネコにマタタビ反応を誘起する強力な活性物質「ネペタラクトール」を発見しました。次にこの物質を使ってネコの反応を詳細に解析して、マタタビ反応は、ネコがマタタビのにおいを体に擦りつけるための行動であることを明らかにしました。マタタビに含まれる

    ネコのマタタビ反応の謎を解明 -マタタビ反応はネコが蚊を忌避するための行動だった-
  • 百周年時計台記念館車寄せ屋根上に侵入した行為について(2020年12月3日)

    令和2年11月27日に熊野寮に居住すると思しき者などが顔を隠し、職員の制止を振り切り百周年時計台記念館(以下、「時計台記念館」という。)に梯子をかけ、時計台記念館車寄せ屋根上に侵入した。 この時計台記念館へ梯子をかけて登る行為については、例年、熊野寮自治会が熊野寮祭の一環として企画していたため、事前に熊野寮自治会に対して実施しないよう通告し、また、全学に対して告示を発出し、このような企画に参加しないよう学生諸君に求めたところである。 にもかかわらず、これらの通告等を無視して上記行為が行われ、その際、時計台記念館へ梯子をかけて登ろうと目論む者を制止しようとした職員に対し暴力的な行為が行われ、職員の中に肋骨骨折や筋断裂などの負傷者が出たことは誠に遺憾である。 学は、このような企画に参加し車寄せ屋根上への侵入行為に関与した者に対し、法的措置を含め厳正に対処する方針である。 令和2年12月3日

    百周年時計台記念館車寄せ屋根上に侵入した行為について(2020年12月3日)
  • 「吉田寮自治会」名義の入寮募集について

    吉田寮は学が管理する学生寄宿舎であり、学が平成29年12月19日に公表した「吉田寮生の安全確保についての基方針」に従って、平成30年1月以降は新規入寮を認めていません。 現在、「吉田寮自治会」名義で2020年春季入寮募集の実施が案内されていますが、このことは上記基方針及び学が平成31年2月12日に公表した「吉田寮の今後のあり方について」に反するものであり、誠に遺憾であります。 そのため、学は、在学生に対し上記入寮募集に応じることのないように注意喚起を行いました。今後、入学予定者に対しても同様の注意喚起を行うこととしています。 学は、「吉田寮自治会」名義で上記入寮募集を行う者・団体に対し吉田寮への入寮募集を行わないようここに警告するとともに、「吉田寮自治会」名義の無責任な上記入寮募集に応じて吉田寮に入寮することは到底認められませんので、改めてここに周知し、注意喚起を行うものです

    「吉田寮自治会」名義の入寮募集について
    kaos2009
    kaos2009 2020/02/14
  • 本学卒業生の吉野彰 先生(工学部卒)がノーベル化学賞を受賞

    山極壽一 総長のコメント このたび、学工学部卒業(大学院工学研究科修士課程修了)生である吉野彰 先生が、長年にわたる卓越した研究業績を世界的に評価され、ノーベル化学賞を受賞されましたことは、誠におめでたいことであり、心からお祝いを申し上げます。 今回の受賞は、携帯電話やノートパソコンなどに用いられるリチウムイオン二次電池の発明という吉野先生の優れた研究の成果によるものであり、この偉大な功績を誇りに感じております。吉野先生は、日で初めてノーベル化学賞を受賞された福井謙一先生の一番弟子にあたる米澤貞次郎先生の研究室のご出身であり、学の自由の学風が、このような栄誉に少しでも寄与することができたとすれば、大変喜ばしいことと思います。 このたびの受賞により、学の教育研究活動が大いに奨励され、特に学生や若い研究者に対しての大きな励みになるものと期待しております。 先生が今後もご健勝で、ますます

    本学卒業生の吉野彰 先生(工学部卒)がノーベル化学賞を受賞
  • 学生の懲戒処分について(2019年9月12日) | 京都大学

    学は、文学部4回生1名、工学部4回生1名、総合人間学部4回生1名を、令和元年9月10日付けで、以下のとおり懲戒処分とすることを決定しました。 処分内容 文学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 工学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 総合人間学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 処分理由 文学部学生 当該学生は、平成30年8月9日、オープンキャンパス初日に部構内のクスノキ東側に設置された巨大工作物の一部に座り込み、当該工作物を撤去しようとする職員の行為

    学生の懲戒処分について(2019年9月12日) | 京都大学
    kaos2009
    kaos2009 2019/09/13
  • 学生の懲戒処分について(2019年9月12日) | 京都大学

    学は、文学部4回生1名、工学部4回生1名、総合人間学部4回生1名を、令和元年9月10日付けで、以下のとおり懲戒処分とすることを決定しました。 処分内容 文学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 工学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 総合人間学部4回生1名を、京都大学通則第32条に定める「学生の分を守らない者」として、令和元年9月10日付けで同通則第33条に定める停学(無期)処分とした。 処分理由 文学部学生 当該学生は、平成30年8月9日、オープンキャンパス初日に部構内のクスノキ東側に設置された巨大工作物の一部に座り込み、当該工作物を撤去しようとする職員の行為

    学生の懲戒処分について(2019年9月12日) | 京都大学
  • シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆 -長期観察から見えてきた森と川の意外なつながり-

    中川光 東南アジア地域研究研究所特定助教は、ニホンジカの過剰な摂による森林環境の変化が、川の魚の個体数の増加・減少にも影響を及ぼしている可能性があることを、芦生研究林において11年間継続してきた魚類と生息環境の観察によって示しました。 研究では、シカによる大規模な林床植物のべ尽くしがおこっている芦生研究林内の由良川において、2007年5月から2018年6月にかけて、シュノーケリングによる魚類の個体数のカウントと環境の測定を行いました。 その結果、調査地の川では森から流れ込んだ土砂が堆積して砂に覆われた川底が増える一方で、大きな石に覆われた川底は減少していました。そして、この環境の変化に対応して、魚類では大きな礫(れき)を好むウグイという種が個体数を減らした一方で、砂地を好むカマツカという種が増加する傾向が観察されました。 結果は、現在日だけでなく世界中で問題になっているシカの個体

    シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆 -長期観察から見えてきた森と川の意外なつながり-
  • シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆 -長期観察から見えてきた森と川の意外なつながり-

    中川光 東南アジア地域研究研究所特定助教は、ニホンジカの過剰な摂による森林環境の変化が、川の魚の個体数の増加・減少にも影響を及ぼしている可能性があることを、芦生研究林において11年間継続してきた魚類と生息環境の観察によって示しました。 研究では、シカによる大規模な林床植物のべ尽くしがおこっている芦生研究林内の由良川において、2007年5月から2018年6月にかけて、シュノーケリングによる魚類の個体数のカウントと環境の測定を行いました。 その結果、調査地の川では森から流れ込んだ土砂が堆積して砂に覆われた川底が増える一方で、大きな石に覆われた川底は減少していました。そして、この環境の変化に対応して、魚類では大きな礫(れき)を好むウグイという種が個体数を減らした一方で、砂地を好むカマツカという種が増加する傾向が観察されました。 結果は、現在日だけでなく世界中で問題になっているシカの個体

    シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆 -長期観察から見えてきた森と川の意外なつながり-
  • つる草はハダニがいる植物には巻き付かないことを発見 -歩行性害虫の「接触感染」を避ける術-

    矢野修一 農学研究科 助教、中井友也 農学部生(研究当時)は、ヤブガラシというつる草が、ハダニによる加害を防ぐため、ハダニのいる植物には巻きつかないことを世界で初めて発見しました。 自重を支えるために周りの他植物に巻き付くつる草は、他植物と触れる際に想定される災害に備えるべきです。ナミハダニという歩行性の害虫がいる植物につる草が巻きつくと、ハダニがつるを歩いてなだれ込み激しく加害されます。 研究グループは、アサガオのつるとヤブガラシという雑草の巻きひげが、ハダニがいる植物を避けるかどうかを調べるため、コマ落とし撮影でつる草が動く方向を見極めて、その予測進路にハダニがいるマメ株、またはいないマメ株を置いて巻きつく割合を比べました。アサガオはどちらにも巻き付きましたが、ヤブガラシの巻きひげはハダニがいるマメ株に触れると巻き付かずに離れました。つまり、ヤブガラシがハダニのいる植物に巻きつくこと

    つる草はハダニがいる植物には巻き付かないことを発見 -歩行性害虫の「接触感染」を避ける術-
  • 吉田寮現棟に係る明渡請求訴訟の提起について

    学は、日、吉田寮現棟(旧堂棟を含む。以下「現棟」という。)に係る明渡請求訴訟を京都地方裁判所に提起しました。 学は、年1月17日と3月4日の京都地方裁判所による占有移転禁止の仮処分の執行により現棟を共同で占有していることが確認された者に対し、引き続き居住の状況等の調査・確認を行うとともに、代替宿舎への転居等の賢明な判断を促していたところです。 これまで学は、危険な現棟からの退居を繰り返し求めてきましたが、一部の学生からは理解を得ることができず、日やむなく明渡しを求める提訴に踏み切ったものです。今回の提訴では、前述の二度にわたる仮処分の執行の両方で現棟を占有していることが確認された者のうち、現在においても現棟に居住していると考えられる20名の者を相手方としました。 学は、現棟に居住しているすべての者に対し、即刻の退居を求めていることに変わりはありません。 平成31年4月26日

    吉田寮現棟に係る明渡請求訴訟の提起について
  • 吉田寮自治会の「要求書」(平成31年3月16日付)について

    吉田寮自治会は、学が平成31年3月13日に公表した「吉田寮自治会の「表明ならびに要求」について」に対して、標記の「要求書」(以下「要求書」という。)を提出した。これに対する学の考えを以下に示す。 要求書1.及び2.後段の話し合い要求について 今回の「要求書」の内容も、学が平成31年2月12日に公表した「吉田寮の今後のあり方について」(以下「今後のあり方」という。)(ウ)に示した話し合いの条件を満たすものではなく、現在の吉田寮自治会との話し合いに応じられる状況にはない。 要求書2.前段の新棟居住6条件について 「今後のあり方」(イ)の(1)で示す吉田寮新棟居住にかかわる6条件は、以下の理由により、学学生の福利厚生のために提供する寄宿舎として最低限必要な条件であり、全学の学生に対する公平で適切な寄宿舎の提供のためには必須なものである。 ・誰がどの居室に居住しているのかを把握しうる措置を

    吉田寮自治会の「要求書」(平成31年3月16日付)について
  • 吉田寮自治会の「表明ならびに要求」について

    吉田寮自治会が平成31年2月20日に発出した「表明ならびに要求」(以下「表明」という。)は、学が同月12日に発出した「吉田寮の今後のあり方について」(以下「今後のあり方」という。)への応答であるが、その内容は以下のような問題を含んでいるため、この「表明」をもって、その3.で要求されている「現棟の老朽化対策に関する吉田寮自治会との建設的な話し合いを、早急に再開すること」に応じることはできない。 (1)学は平成29年12月19日に決定した「吉田寮生の安全確保に関する基方針」から、吉田寮現棟が一刻の猶予も許されない危険な状態にあることを再三にわたり指摘してきた。しかし、「表明」の2.では、学が二つの条件に「合意」した場合に「年5月末を目途として現棟における全寮生の居住を取りやめる」としており、現棟の危険性を吉田寮自治会が未だに真摯にとらえてはいないと言わざるを得ない。 (2)吉田寮自治

    吉田寮自治会の「表明ならびに要求」について
  • 日本人の表情がエクマンの理論とは異なることを実証 -世界で初めて日本人の基本6感情の表情を報告-

    佐藤弥 こころの未来研究センター特定准教授らの研究グループは、日人65人を対象として、表情の表出を調べ、日人の表情が心理学研究において著名なエクマン博士の理論とは異なることを実証しました。 表情は感情を表すメディアで、人のコミュニケーションに不可欠です。エクマンは、感情を表す普遍的な表情があるという理論を提案しました。理論は、観察や直感に基づいていましたが、基感情の表情表出を実証的に調べた先行研究は、この理論を部分的にしか支持していませんでした。さらに、そうした研究は今まで、西洋文化圏でしか実施されていませんでした。 研究では、被験者は基6感情(怒り・嫌悪・恐怖・喜び・悲しみ・驚き)のシナリオに基づいて表情を表出しました。その結果、写真条件ではターゲットの感情が明確に表出されましたが、シナリオ条件では幸福と驚きの条件でしかターゲット感情ははっきりと表出されませんでした。さらに、写

    日本人の表情がエクマンの理論とは異なることを実証 -世界で初めて日本人の基本6感情の表情を報告-
  • 吉田寮の今後のあり方について

    学は、平成29年12月19日に「吉田寮生の安全確保についての基方針」(以下「基方針」という。)を決定し、新たな入寮者を認めず、新棟を含む吉田寮に入舎していた272名のすべての学生は平成30年9月末日までに退舎しなければならないとしてきた。その実施に努めた結果、平成29年度末に卒業・修了等により退舎した学生や基方針に従って学が用意した代替宿舎等へ転居した学生は200名を超えている。しかし、退舎期限であった平成30年9月を過ぎても、60名を超える数の学学生が吉田寮に居住しており、しかも、現棟と新棟のいずれに誰が居住しているかを学が現認できない状況が継続していた。 学学生の安全確保に責任を負う学は、この吉田寮の状態、とりわけ危険な現棟での学学生の居住をもはや看過することはできないと判断し、やむなく平成30年12月20日に京都地方裁判所に現棟に対する占有移転禁止の仮処分の命令申

    吉田寮の今後のあり方について
  • 現在吉田寮に居住する者へ

    学は、日「吉田寮の今後のあり方について」(以下「今後のあり方」という。)を決定し公表した。現在吉田寮に居住する者に対しては、「今後のあり方」の内容に関連して、以下の点を確認しておく。 (1)今後、吉田寮新棟に正当に居住することができるのは、「今後のあり方」(イ)の(1)を満たす学学生のみであり、学はそれ以外の者の居住を認めない。 (2)「今後のあり方」(イ)の(1)(a)の条件を満たす学学生が希望する場合には、学は従前の条件で代替宿舎を斡旋することとする。 (3)平成29年12月の「吉田寮生の安全確保に関する基方針」の発出以前及び以後に「吉田寮自治会」名で活動し、平成31年1月17日に執行された占有移転禁止の仮処分の対象となった寮生の団体については、危険な吉田寮現棟に居住する寮生を増やし続けたことなどの行為・言動に鑑みて、同様の無責任な行為・言動を改め責任ある自治を実現させな

    現在吉田寮に居住する者へ
  • 2018年の台風21号による大阪市街地での暴風シミュレーションに成功 -市街地内では瞬間的には毎秒60から70メートルにも迫る暴風が吹いた可能性- — 京都大学

    竹見哲也 防災研究所准教授、吉田敏哉 理学研究科博士課程学生、山崎聖太 同博士課程学生、長谷健太郎 同修士課程学生らの研究グループは、大阪市を対象として、2018年9月の台風21号の通過に伴って、実際の街の中心地でどこまで強い風が吹いていたのかをスーパーコンピューターを使ったシミュレーションで調べることに成功しました。 台風21号の通過に伴って、大阪市内の気象台観測点では、観測史上歴代3位となる毎秒47.4メートルもの最大瞬間風速が記録され、大阪市街地では、各所で大きな被害が出ました。市街地内では、局所的には気象台での観測値よりも強い風が瞬間的に吹いていた可能性がありますが、実測値がありませんでした。 そこで、研究グループは、台風や周囲の気象場のシミュレーションと市街地内の気流のシミュレーションとを組み合わせて、大阪市街地内での瞬間的な風の変動を計算機シミュレーションによって調べました。

    2018年の台風21号による大阪市街地での暴風シミュレーションに成功 -市街地内では瞬間的には毎秒60から70メートルにも迫る暴風が吹いた可能性- — 京都大学
  • 平成30年11月27日付告示第10号 — 京都大学

    告示第10号 熊野寮自治会は、数年来、熊野寮祭の一環として、百周年時計台記念館(以下「時計台記念館」という。)に梯子をかけて屋上に登るという危険な企画を実施し、熊野寮生だけでなく寮生でない者にも企画への参加を呼びかけている。 京都大学は、学生の自主的な活動に介入するものではないが、壁面にかけた梯子で時計台記念館を昇り降りすることは、一歩間違えば生命・身体に関わる大きな事故につながる極めて危険な行為であり、また、建造物侵入として刑法に抵触する行為でもあり、看過することができない。 京都大学は今後、このような企画を主導して実施した団体・個人のみならず、同企画に参加した者に対して学内処分を行うほか、時計台記念館に登ろうとする者については確認次第直ちに警察に通報するなどの法的措置を含め、厳正に対処する。 学学生には、このような極めて危険で刑法に抵触する行為につながる企画には一切関わることのないよ

    平成30年11月27日付告示第10号 — 京都大学
  • 平成30年11月9日の警察への通報について — 京都大学

    標記のことについて、大学として、事実関係を説明しておきます。去る11月9日の18時20分頃に部棟玄関前で、学生生活委員会を終え部棟を出てタクシーに乗車しようとする私と同委員会第三小委員会委員長及び同副委員長を、吉田寮生(以下「寮生」という。)と元寮生等関係者と見られる者あわせて10人程度が待ち受けていました。職員による説得、制止にもかかわらず、私への執拗な詰め寄り、タクシーへの乗車に対する妨害、乗車後もタクシーの扉を閉められないよう掴む行為、タクシーの前への座り込みなどを10分程度にわたって行いました。職員による対応のみではタクシーが発車できない状態を一向に解消できなかったため、その場の収拾のためにやむなく警察に通報したものです。 また、タクシーが発車し警察官も去った後、18時50分頃から、寮生らは教育推進・学生支援部棟前で、執務室に戻ろうとした教育推進・学生支援部長を取り囲み、警察に

    平成30年11月9日の警察への通報について — 京都大学
    kaos2009
    kaos2009 2018/11/15
    吉田寮と副学長
  • 性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学

    小林和也 フィールド科学教育研究センター講師は、性淘汰のうち特に「性的嫌がらせ」(生まれてくる子供の数が減ってしまうかわりに競争相手よりも自分の子供の割合を高める性質)が、生物多様性を維持している可能性を理論的に示し、シミュレーションによってこの理論が上手く機能することを示しました。なお、研究における「性的嫌がらせ」とは、自然界の繁殖行動上の現象を示す生態学の用語であり、社会問題としての「性的嫌がらせ」(セクシュアル・ハラスメント、セクハラ)とは一切関係ありません。 研究成果は、2018年11月14日に英国の国際学術誌「Journal of Ecology」にオンライン掲載されました。 自然界には多種多様な生き物がいますが、それらの生き物の特徴的な色や形の多くは繁殖に関わる性質です。特に種類を見分けるのに役立つ性質、例えば植物の花の形や鳥の鳴き声は、まさに生物多様性の中心的存在です。そ

    性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学
    kaos2009
    kaos2009 2018/11/15