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ブックマーク / yamadashoji.net (3)

  • 国会図書館の海外デジタル送信が絵に描いた餅になってしまう | YamadaShoji.net

    文化研究者・山田奨治の仕事Blogは熟考中のことを書いているので、後で考えを変えることがあります。内容は個人的なもので、所属組織の立場、考え、意見等を表すものではありません。) 国立国会図書館が持つ絶版等資料をデジタル送信するサービスが、国内の大学・公立図書館に普及している。2018年には、それを外国の図書館にも広げる著作権法改正がされ、2019年4月22日からは、海外からの受付もはじまった。これが広がれば、海外の日研究にとっては大きな福音になるはずだ。 ところが、である。北米の蒼々たる有名大学の図書館が、いまだ一館もこれに申請すらできないでいる。(欧州では一館が申請しており、北米では二館がようやく申請できそうなところまできているとのこと。) その最大の理由は、国会図書館側が求める条件が、海外図書館にとって厳しすぎることにあるようだ。 国会図書館は、それぞれの大学のUniversity

    国会図書館の海外デジタル送信が絵に描いた餅になってしまう | YamadaShoji.net
  • 「違法ダウンロード範囲拡大を考える院内集会」へのメッセージ | YamadaShoji.net

    昨日、参議院議員会館で掲題の集会があり、主催者の求めに応じてメッセージを寄せましたので、以下に掲載します。 2012年に録音・録画の違法ダウンロードが議員修正で刑事罰化されたときに、日の著作権法の底が抜けたと、わたしはみています。底が抜けたとは、審議を尽くさないまま、政治主導で法改正をするようになったということです。保護期間延長がその悪い例です。 先の法制・基問題小委員会で、とても残念だったことがふたつあります。ひとつは、少なくない委員が審議の継続を求めるなか、事務局が強引に議論を打ち切ったことです。ダウンロード違法化拡大のための法改正を、とにかく今国会で行うというスケジュール以外に、審議を打ち切る理由はなかったようです。 もうひとつは、パブリックコメントで出された国民の懸念に対して、「価値ある創作活動が行われ得るといった理由により、違法にアップロードされた著作物の利用を正当化すること

    kaos2009
    kaos2009 2019/02/10
  • 違法ダウンロード拡大:パブコメの慎重論に文化庁が反論してきた件 | YamadaShoji.net

    文化研究者・山田奨治の仕事Blogは熟考中のことを書いているので、後で考えを変えることがあります。内容は個人的なもので、所属組織の立場、考え、意見等を表すものではありません。) 今日の委員会の結論は、違法化拡大に慎重で審議の継続を求める複数委員の意見が出たものの、スケジュール最優先の事務局が押し切り、報告書案を承認せず文言修正が主査預かりになったことはツイッターで述べたとおり。(ちなみに、違法ダウンロード拡大以外の部分は、パブコメ案に一部修正が入ったものの、異議なく承認された。) 方向性としては、ダウンロード違法化の拡大は行うものの、その条件については限定し(たとえば原作のまま、商業的規模など)、民事よりも刑事でさらに限定するといったことになりそうだ。 したがって、案の実態から「包括的ダウンロード刑事罰化」とわたしが勝手に呼んできたことを改めることにして、これからは「違法ダウンロード拡大

    違法ダウンロード拡大:パブコメの慎重論に文化庁が反論してきた件 | YamadaShoji.net
    kaos2009
    kaos2009 2019/01/25
    [文化を司る役所なのに、新しい表現が生まれる現場で渦巻く清濁へのバランス感覚が欠如していると感じる。スケジュール最優先の姿勢からも、目線は官邸しか向いていない
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