アデリーペンギンを調査する高橋晃周隊員(右)と渡辺佑基隊員=南極・ラングホブデで、2011年1月15日(代表撮影) 昨年12月30日に撮影された、ペンギンの背中に装着した装置による映像。海中を泳ぐ仲間(上)や、海面を泳ぐペンギンの頭部と海氷(下)などが映っていた=高橋晃周隊員提供 第52次南極観測隊(山内恭隊長)が野生のペンギンにビデオカメラを取り付け、海氷下の行動を記録することに世界で初めて成功した。 撮影したのは国立極地研究所の高橋晃周(あきのり)准教授(38)と渡辺佑基助教(32)。南極・昭和基地南のアデリーペンギン繁殖地で、昨年末から約1カ月半、観測小屋で生活して調査した。 ペンギンの背中に映像記録装置を特殊テープで固定。設定時刻以降に水を感知するとスイッチが入り90分間録画する仕組みで、メーカーと共同開発した。 15羽に取り付け14羽の装置回収に成功。うち10台が壊れずにデータを
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