国内最大のJavaのイベント「Java Day Tokyo 2015」が4月8日、都内で開催されました。2011年にJava 7が、昨年3月に最新版のJava 8が登場したことで、一時期は進化が停滞しているのではないかとも言われていたJavaは、再び勢いを取り戻したように見えます。 今年はちょうどJavaが20周年を迎えた年でもあり、Java Day Tokyo 2015の基調講演でもそのことを祝う催しも行われました。Java SE、Java EEを中心にJavaの最新動向と今後のロードマップを示した基調講演の内容をダイジェストで紹介します。 Java20周年 日本オラクル社長兼CEO 杉原博茂氏の挨拶のあと、舞台上にはJava20周年を祝うバースデーケーキとデューク、Java関係者が登場。会場の参加者と一緒にハッピーバースデイを歌う。 Javaの生みの親であるジェームズ・ゴスリング氏もビ
今日の横浜北部は朝から寒くて小雨が降っており、昼過ぎには一瞬雪が。真冬に戻りました。 日経ビジネスオンラインに2回目の連載記事が掲載されました。ご興味のあるかたはぜひ。 さて、昨日の放送( http://www.nicovideo.jp/watch/1428581731)でもとりわけ反響の大きかったトピックの元記事を要約しましたのでご紹介します。 最近話題の、北京政府による「中国インフラ投資銀行」(AIIB)の創設ですが、アメリカで活躍している香港出身(?)の研究者によれば、これは逆にここ十年間にわたる中国の失策のあらわれであるという逆説的な見方です。 === ▼China Steps Back|NY Times http://www.nytimes.com/2015/04/06/opinion/china-steps-back.html 中国は一歩後退 ●北京政府が計画している、新しい多
去る3月8日の国際女性デー、アフガニスタンで行われたあるデモが世界で話題を呼んでいる。なぜかと言えば・・・ ①女性への性差別と地位向上を訴えたのは男性たちだった ②伝統的にイスラム社会の女性たちが着用するベールのブルカを着けた ③ブルカを強要する国もあれば禁止する国もある きっと、こんな理由からではないだろうか。 中東アフガニスタン・首都カブールで行われたこのデモを指揮したのは、普段は暴力反対運動を行う「Afghan Peace Volunteers」の男性たち。ブルカと呼ばれる布を頭に巻き、女装してデモ行進を行った。 目的は、女性に対する差別の撤廃。活動家のひとりビジアさんは語る。 女性がどんな気持ちで街を歩いているのか一番良く分かる方法の1つだ。 女性差別が根強く残る中東で、勇気ある男性たちの行動に世界が賞賛している。 Admirable action: #Men launch b
最近増えている風俗業界の本。その中でも、当事者が業界のことを理路整然と書き出した「風俗で働いたら人生変わったwww」はバイアスがかかっていなくて、冷静にその世界のことがわかる良書だ。 風俗従事者を不幸な観点で見ることなく、生きる知恵に長けた者として書いてあり、それは、誰もが自分と置き換えて考えることもできる。 特に、水嶋のクレバーさや人間性を感じたのは、ストーカー対策の項目。ストーカーになりそうな客の扱い方の詳細は本を読んでいただくとして、人を追いかける気持ちが行き過ぎることを、彼女は本のなかで断罪しない。人間は多面体であって、良いことも悪いことも等価であることをわかっているからだろう。彼女は追いかける人のエネルギーを転換させるのだ。 性を通して人間と触れ合いながら自分の人格を高めていく著者の水嶋かおりんにインタビューした後編です。 前編はコチラ ──「風俗で働いたら人生変わったwww」は
いま、日本には32万人の風俗嬢がいるそうだ。 函館や那覇、所沢などが人口30万都市なので、そこに住んでいるくらいの人たちが風俗嬢ってことだ。 これはすごいことではないか。 その中のひとりである水嶋かおりんが『風俗で働いたら人生変わったwww』という本を書いた。32万人というデータもこの本に書いてある。 水嶋は、風俗嬢暦15年、現在は風俗嬢の講師も行っていて、また、セックスワーカーが生きやすい社会を作るために日夜活動を続けている。この本はその活動の一貫でもあり、外野の風俗嬢への偏見を払拭し、風俗従事者、これから従事しようと思う者へ心構えや「売れている風俗嬢の思考法」を説いている。 タイトルと違ってとても理路整然と叙事的に書かれているので、読む人を選ばない。 この点においてだけでも、風俗嬢への偏見(失礼ながら、軽いんじゃないかとか教養はそんなにないんじゃないかというような)がひとつなくなるとい
フィリピンは財閥が支配する身分社会だ。 財閥の始祖はかつての宗主国スペイン系や中国系などで、 支配層はじぶんたちをフィリピン人とおもっていない。 最近ではニューリッチですら、じぶんをフィリピン人と意識しないのではないか。 では誰がフィリピン人かというと、被支配層の、ぼくらが「ローカル」と呼ぶ層で、 彼らはすでに立身出世という方法論をこれっぽっちも思いつかないひとたちだ。 2週間ごとに“与えられる”給料で、幸福に生活する。 フィリピン人の幸福の総量は、はるかに日本より高い。 彼ら被支配層はなぜ幸福なのか? 最大の理由は「競争」しなくていいことだ。 競争するためには我慢や苦労がある。 勝つためには自己を成長させなければいけない。 これらのプロセスはローカルのもっとも嫌いなことで、 現状の階層にいることでその作業から逃れられる。 競争しないから下層になったというより、下層にいれば競争しなくてもい
撮影:初沢亜利 はじめに 本稿では、2014年の衆議院選挙に関する細かな分析は完全に割愛した。選挙において私たちがどのような行動をとるかは、私たちが社会をどのように解釈するか次第だ。このため、本稿は沖縄社会の基本的な構造についてのモデルを提示する構成となっている。沖縄選挙区に関心のない読者には適さないようにも見えるが、「沖縄問題はそのまま日本問題の縮図であり、日本と沖縄は入れ子構造になっている」、という前提で捉える場合は一定の意味を持つだろう。本稿は、提示した社会モデルが正しいと主張するためのものではなく、仮にこの社会モデルによって沖縄が直面する問題の多くを説明できるのであれば、読者はどのような意見を持つだろうか、どのような行動をとるだろうか、と問いかけるためのものだ。 サイレント・マジョリティ 2014年の沖縄県知事選挙は翁長雄志氏の圧勝で幕を閉じた。現職仲井真弘多氏との実質的な一騎打ち
コカインという白い薬物をめぐる本書は凄惨な事件から始まる。それはキキの物語だ。 キキの物語を語るには、まずこの男のことを知らなければならない。ミゲル・アンヘル・フェリックス・ガジャルド、通称〈エル・バドリーノ〉はメキシコで「コカインの帝王」と崇められた男だ。今も〈エル・バドリーノ〉の時代もコカインの一大生産地はコロンビアだ。しかし、コカインの大量消費国アメリカにコロンビアは遠すぎる。また当時、コロンビア国内ではカリ・カルテルとメデジン・カルテルがコカインの密売ルートの支配をかけて抗争を繰り返し、力を失いかけていた。さらにメデジンの伝説的な首領パブロ・エスコバルは米連邦捜査局(FBI)の買収に手間取り、膨大な量のコカインを摘発され、窮地に立たされていた。 エスコバルは、アメリカとの国境線を支配する〈エル・パドリーノ〉に助けを求める。二人は意気投合し、共にビジネスを始める。警察官から転身し、既
かつて、少年の猟奇的犯行がクローズアップされて過剰な報道がなされた、酒鬼薔薇聖斗事件であるが、本日発売の某雑誌に、当時の審判のほぼ全文が掲載されたそうである。 というのも、担当裁判官が公表に関わったからだそうである。 神戸家裁の裁判官として決定を出し、公表に関わった井垣康弘弁護士は「公表される全文でも加害男性の名前は出ていない。少年法には触れない」と説明。「要 旨では男性の成育歴が大きくカットされた。事件の特殊性や、その後も重大な少年事件が相次いでいることにかんがみ、全文を国民に読んでもらうべきだ」と話 した。 共同通信神戸支局のデスクとして取材に関わった佐々木央氏が、審判決定の全文にあった成育歴の大半と精神鑑定主文の重要な部分が「要 旨」から抜け落ちていた、という事実を知ったのは10年ほど前だったという。佐々木氏は、事件を担当した井垣康弘・元判事に「ぜひ全文を開示してほしい」 と依頼、今
英サリー州のホース・ヒル油田の試掘油井が収められているコンテナ(2015年4月9日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【4月10日 AFP】英国の石油探査会社UKオイル&ガス・インベストメンツ(UK Oil & Gas Investments、UKOG)は9日、ロンドン(London)近郊のロンドン・ガトウィック空港(London Gatwick Airport)の隣接地に1000億バレルの原油が埋蔵されているのを発見したと発表した。 北海油田で最初の採掘許可が出された1964年以降に採掘された石油の総量、約420億バレルを大きく上回る。同社は今回見つかったイングランド(England)南西部サリー(Surrey)州のホース・ヒル(Horse Hill)油田を「世界級の潜在資源」だとしている。 ホース・ヒル油田で採掘が可能な石油の量は全体の3~15%とされている。同社のスティー
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