強大な MCU に立ち向かう零細企業の SFU 開発者という視点で書いています。 ここで言う MCU は多地点接続装置(Multipoint Control Unit)つまり、1 対 1 ではなく、3 つ以上の複数箇所を繋ぐためのサーバをさします。またひと世代前の MCU ではなく WebRTC 対応の MCU を想定しています。 MCUMCU の最大の魅力はサーバ側での合成です。この機能を利用することでどんなに多い参加者だとしても視聴側には 1 つの音声と映像で配信されます。さらに回線が細い人向けにビットレートを落とした映像を送るといったことができます。 そもそも今までのテレビ会議の歴史的に MCU の仕組みが一般的でした。専用のクライアント、専用の音声映像合成サーバという構成。 この仕組であれば 1 部屋に 100 人入る会議も作れます。 MCU 最大の欠点は、合成処理に CPU を食