6月30日にリリースされたLinuxカーネル 3.10に対するセキュリティアップデートが、一日に2回もリリースされる事態が発生した(eWeek)。Linuxカーネル3.10は「long-term supported」として長期にわたってサポートが行われる予定の安定版カーネルであるが、短期間で修正リリースが続いたことについて、否定的な声も上がっているという(本家/.)。 問題の原因は、報告されていたパッチをRelease Previewバージョンでのレビュー中に誤って壊してしまったためだという。そのため修正自体は迅速に行われたのだが、これを受けてLinux Kernel Mailing Listでは安定版カーネルのリリース速度についての議論が起きているとのことだ。