前回から、書かれたプログラムが期待どおりに動いているかどうかを確認する手法について扱っています。今回はデバックについて解説していきます。 Printデバッグ まず最初は一番シンプルなprintデバッグです。printデバッグという名前から想像できるかもしれませんが、その使い方はいたって単純です。簡単に言ってしまうと、プログラムの途中にプログラムとは直接関係のないprint文を「今どこを実行しているかを連番などで表示」したり、「怪しい変数の中身を表示」したりするためにはさみます。 たとえば以下のコードがあるとしましょう。 print(1) a = 1 print(2) b = 2 print(3) c = 3 print(4) d = a + b print(5) e = 5 / (c - d) print(6) f = e**2 このコードではプログラムの1行ごとにどこまで進んでいるかをp
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