ブックマーク / courrier.jp (148)

  • 米中学校が卒業アルバムに写る女子生徒の胸元を修正! 生徒や両親から批判が殺到 | ボディ・シェイミングを考える

    胸元に「黒い線」が… 米フロリダ州のバートラム・トレイル・ハイスクールのイヤーブック(日でいう卒業アルバム)上で、少なくとも80名の女子生徒の写真がデジタル編集され、胸のあたりが不自然に隠されていた。この一件に生徒や両親は憤慨し、謝罪を求めている。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、同校に通うライリー・オキーフ(15)は、イヤーブックを手に入れ、自分の写真を見た瞬間にあまりに信じられず「笑ってしまった」という。彼女の胸元には黒い線が加えられており、ほかの生徒たちも同様に“不器用な修正”が施されていた。

    米中学校が卒業アルバムに写る女子生徒の胸元を修正! 生徒や両親から批判が殺到 | ボディ・シェイミングを考える
  • 韓国・文在寅大統領がワシントンで「慰安婦問題」をスルーした理由 | 「対日」で沈黙の真意は

    米韓首脳会談でワシントンを訪れた文在寅大統領は、ペロシ下院議長から慰安婦問題について話を振られたのに反応しなかった。ここぞとばかりに日批判を展開する「好機」をスルーしたのだ。「対日」で沈黙の真意を、NHK「国際報道」前キャスターの池畑修平氏が読み解く。 あっさり聞き流した? 時には、何も語らないことが結果的に何かを伝えることにもなる。 米韓首脳会談でワシントンを訪れた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5月20日に、米議会下院のナンシー・ペロシ議長と会談した際のことだ。青瓦台(韓国大統領府)によれば、ペロシ議長は慰安婦問題について切り出し、こう述べた。 「正義が実現されるのを見たい」 また、ペロシ議長は、2007年に議会下院が慰安婦問題に関して日政府に謝罪を求める決議を採択したこと、彼女自身、日の安倍首相と面会した際に複数回にわたって慰安婦問題に言及したことも説明したという。 これ

    韓国・文在寅大統領がワシントンで「慰安婦問題」をスルーした理由 | 「対日」で沈黙の真意は
  • トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」 | 左派政党から庶民が離れたのは、左派政党の責任だ

    左派政党を支持するのは庶民から高学歴者になった フランスで刊行された『政治の亀裂と社会の不平等』(未邦訳)は、非常に重要な研究をまとめたものだ。50人ほどの国際的な研究チームが、有権者の投票行動が、所得、資産、学歴、民族的出自、宗教に応じて、どう変化するのかを調査したのだ。調査の対象期間は1948~2020年と非常に長く、調査対象の民主主義国も50程度と非常に規模が大きい。このテーマに関してこれほど体系的、包括的に行われた調査は過去にない。 かつて西側諸国では、有権者は所属する社会階級に応じて投票先を決めていたが、いまではその構造は消失し、その過程で、左派政党は高学歴者に支持される政党へと変貌を遂げた。このような左派政党を支持する人々のことを、経済学者トマ・ピケティは「バラモン左翼」と呼ぶ。調査の共同監修者の一人でもあるピケティが、左派政党の変質とその帰結について語った。 ──庶民階級

    トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」 | 左派政党から庶民が離れたのは、左派政党の責任だ
  • 「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」

    選挙当時、アメリカ国内の新型コロナによる総死亡者数は25万人の大台を超え、その犠牲は他の西洋諸国をはるかに上回っていた。さらに選挙後、前大統領の支持者たちは、選挙結果が「盗まれた」という根拠のない主張を進んで受け入れているように見えた。 私が育ち、そして今も愛しているこの国で、いったい何が起こっていたのだろうか? そして、この狂気があくまで一時的なものに過ぎないという可能性はあり得るのだろうか? その答えを期待して、私はホックシールドに電話をかけた。カリフォルニア州立大学バークレー校の名誉教授である彼女は、社会学者として非常に有名だ。書くものがわかりやすく、一般読者を対象にした作品を多く著してきたということももちろんあるが、同時に、彼女が現実の人々の日々の生活と悩みに注目してきたためでもある。 左派には見えない、右派が見ている「世界」 ホックシールドはその50年のキャリアを通じ、人々が公共

    「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」
  • “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」

    言語学・言語哲学の大家でありながら、政治やメディア批評も旺盛におこなってきた米マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授のノーム・チョムスキー(91)。「世界最高の論客」とも呼ばれる彼は、2020年米大統領選とアメリカの未来、そして今後の中東情勢をどう見ているのか。イスラエル紙「ハアレツ」がインタビューした。 ノーム・チョムスキーは大統領選挙に先んじて、自身がジョー・バイデンに投票するつもりであり、アメリカの革新派の人々も同じことをするだろうと、繰り返し語ってきた。11月3日より前に行われた米オンラインメディア「サロン」のインタビューで、伝説的な知の巨人たる言語学者はこう語っていた。 「私は反トランプ側に投票するつもりですよ。現状の二大政党制では、反トランプ派に投票しようと思ったら、民主党支持に舵を切るしかないという現実的な問題はありますが」 選挙はバイデンの勝利に終わったが、選挙直後に行

    “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」
  • トランプ支持者がご近所のバイデン支持者をリスペクト─「言論の自由」の尊さを息子に示した父 | 看板盗難に見て見ぬ振りはできず

    米ウィスコンシン州のワシントン郡は、市民の大半が共和党支持者と言われている。 それゆえに、民主党のジョー・バイデン氏を支持する看板を庭に立てている家は目立つのだろう。先月末、バイデン氏を支持するティム・プレースという男性の自宅の前に立てられていた看板が、何者かによって盗まれた。 つまらないイタズラの被害に遭ったプレースは、のちに看板を再び立てられるようになるのだが、意外な人物の助けによってそれが実現した。 プレースに手を差し伸べたのは、ドナルド・トランプ氏を支持するジョシュ・シューマンという男性だった。シューマンは、単に共和党支持者というだけでなく、選挙によって選ばれたワシントン郡の行政府の長だ。その彼が、言うならば敵対候補を支持する市民のために動いた理由は、民主主義国家で重んじられている言論の自由を守るため、そして政治という枠組みを超えた人間関係の尊さを子供たちに教えるためだった。 シュ

    トランプ支持者がご近所のバイデン支持者をリスペクト─「言論の自由」の尊さを息子に示した父 | 看板盗難に見て見ぬ振りはできず
  • 西洋美術史は「ストレートの白人男性色が強い」から「廃止」への違和感 | 名門イェールの決定はポリコレによる文化破壊か

    アメリカの名門イェール大学が、美術史学科の「西洋美術の入門(概説)コース」の廃止を発表した。その理由に「行き過ぎではないか」との声が挙がっている。 学生から人気のコースだったのに… たとえば、米国では祝日である「コロンブスデー」を「先住民の日」に変更するという動きがある。これは、ヨーロッパ的(入植者)な見方に偏った歴史解釈を正そうという動きのひとつ。 1492年にクリストファー・コロンブスが「新世界」アメリカを「発見した」というのは、また、その日からアメリカ歴史は始まったとして祝うのは、言うまでもなくヨーロッパ的な見方に偏重したものだ。実際は、南北アメリカ大陸にはすでに何千万もの人たちが暮らしていたことが判明している。 さて、これと同じ流れの話ではあるが、「さすがに行き過ぎではないか」との声が挙がっているのが、アメリカのイェール大学の美術史学科の「西洋美術の入門(概説)コース」の廃止発表

    西洋美術史は「ストレートの白人男性色が強い」から「廃止」への違和感 | 名門イェールの決定はポリコレによる文化破壊か
  • BLMデモで発砲した謎の武装集団「民兵団」とは何者? | 人種差別主義者?トランプ大好き?─5つの“神話”をひもとく

    8月25日の夜、米ウィスコンシン州で17歳のカイル・リッテンハウスがライフルを乱射し、「Black Lives Matter」のデモに参加していた男性2人を死亡させ、1人に重傷を負わせた。 リッテンハウスは“暴徒化したデモ隊の破壊行為を防ぐ”ために「民兵団」に参加したと話す。日では、今回のデモに関連したニュースでこの「民兵団」の存在を初めて知った人も多いのはないだろうか。 彼らは一体何者なのか? 何を信じ、何が目的で、具体的にどのような活動しているのか? その実態を米「ワシントン・ポスト」がひもとく。 警察ではないけど武装している彼らはどこから? この夏、重武装した民兵団が「Black Lives Matter」の抗議運動に現れた。自分たちの存在こそが暴力を抑止する、というのが彼らの主張だ。 民兵団とは、いわば典型的な自営団的軍事組織。自分たちは専制的な連邦政府に対する最後の防衛線だ──

    BLMデモで発砲した謎の武装集団「民兵団」とは何者? | 人種差別主義者?トランプ大好き?─5つの“神話”をひもとく
  • ナチスの思想家を尊敬する中国の「御用学者」たち─習近平の「独裁」を全力応援 | 香港の「国家安全法」施行でも暗躍

    北京航空航天大学法学院の准教授、田飛龍(37)。香港国家安全維持法を支持する体制派で中国政府の「御用学者」のひとり Photo: Giulia Marchi / The New York Times

    ナチスの思想家を尊敬する中国の「御用学者」たち─習近平の「独裁」を全力応援 | 香港の「国家安全法」施行でも暗躍
  • インドでは映画の世界においても「カースト」が存在する | インド映画への道

    インドには「カースト制度」が存在することはよく知られているが、映画業界においても「映画カースト」があることはご存知だろうか? インドの映画事情に詳しい高倉嘉男氏が、その事情を解説する。 インドに詳しくない人でも、「カースト制度」は聞いたことがあるだろう。「インドには今でもカースト制度はあるのか?」という質問は、インドFAQのトップ5に入る。 多くの人が抱くカースト制度のイメージとは、「インドに伝統的に存在する世襲の階級制度・身分制度で、差別と偏見の温床になっている悪習であり、インドが発展する上での大きな阻害要因」くらいのものであろう。 そのイメージには実態と異なる部分が多いのだが、日において「カースト」という用語の用法は誤解を孕んだまま拡大し、日カレーうどんやハニーチーズナンが発明されたように、「スクールカースト」「ママカースト」などの新語まで生まれている。もちろん、インド国にはそ

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  • アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない

    人や中国人、韓国人を含むアジア人は肌の色が黄色い「黄色人種」と呼ばれる。だが、歴史をひもといてみると、アジア人の肌が「黄色」だという認識が広がったのは19世紀になってからだった。 国立台湾大学外国語学部のマイケル・キーバック教授が解説する。 16世紀にはアジア人は「白人」だった 東アジア人は、いかにして「黄色人種」と呼ばれるようになったのか──。実は「黄色人種」という分類は、世界の人種をマッピングした結果にすぎず、実際の肌色とは何の関係もない。 16世紀に東洋人と西洋人が交流し始めたころ、西洋からの旅行者や宣教師、大使らは、東洋人に言及する際、たいてい「白人」と言っている。19世紀まで肌色は人種の特徴としてそれほど認知されていなかったので言及自体がめったになかったが、東洋人については幾度となく、「私たち(西洋人)と同じくらい白い」と表現されていた。 「黄色」という言葉は18世紀末に使わ

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  • 独裁者に仕えた料理人たちの「告白」─フセイン、アミン、ポル・ポトの知られざる姿 | 暴君の胃袋を満足させるには?

    サダム・フセイン、イディ・アミン、フィデル・カストロ、ポル・ポト……世界の独裁者のお抱えシェフだった人たちを訪ね、話を聞いてみた。 フセインの涙、ポル・ポトとの秘密の恋、アミンが人肉をべていたという噂など、元料理人たちが語る“暴君の素顔”とは──。 料理の前では怪物も“ただの人間” 「英雄も、召使いから見ればただの人間」ということわざがある。同じように、どんな冷酷非道な独裁者も、お抱えシェフから見ればまったくの怪物というわけではなく、ただの人間なのだ。 これは、ポーランド人ジャーナリストであるヴィトルド・スザブロフスキが編纂した随想集『How to Feed a Dictator(独裁者の料理人)』から得られる主要な結論だ。口述歴史の記録と取材に基づく記述とで構成された一冊である。 スザブロフスキは、かつて独裁者と呼ばれた世界の暴君たちのために、誕生日ケーキやヤギのローストなどを作った料

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    karaage280
    karaage280 2020/05/31
    『怪物としての恐ろしい本当の姿を見ることはできないのだろう』どんな人にも様々な面があって、どれが「本当の姿」などとは言えない。
  • 架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される

    理想郷(ユートピア)とは正反対の近未来「ディストピア」を描く小説映画は、観賞者を怖がらせる同時に魅了してきた。しかし最近の研究の結果、こうした作品が人の倫理観や政治思想に、少なからず影響を与えることがわかっている。暗くも刺激的なディストピアを見た人間の心理には一体何が起きるのか? ディストピアが流行ると何が起こる? 人間は物語を伝える生き物だ。そして私たちが語る物事は「人間としてどのような役割を担い、世界をどう見るべきか」を考えるうえで大きな影響を及ぼすものである。 昨今、ディストピア小説の人気が高まり続けている。9000万人以上のユーザーを抱える「Goodreads.com」(好みに合わせてを紹介してくれるサイト)によると、2012年、「ディストピア」と分類されたのシェア率は過去50年間でもっとも高かった。 ブームの始まりは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの後と考えられ、

    架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される
  • “グレタ叩き”に19歳の活動家ナオミ・ザイブトを利用する米保守派組織 | 「そもそも、気候はずっと変化し続けています」って…

    少女を戦わせる悪趣味を誰が仕組んだ? ブロンドのロングヘアで、雄弁なヨーロッパ出身の10代の活動家──といえば、思い浮かぶのはやはり環境活動家のグレタ・トゥンベリではないだろうか。 グレタが公に活動を始めて約2年。ここにきて、同じくブロンドのロングヘアで、雄弁で、流暢な英語を話すヨーロッパ出身の10代の「アンチ・グレタ」活動家が注目を集めている。 ドイツ出身の19歳、ナオミ・ザイブトである。彼女は「クライメイト・リアリスト」を自称し、地球温暖化に対する懐疑論を唱えるインフルエンサー。約6万8400人のフォロワーを持つユーチューバーでもあり、グレタやその支持者を、地球温暖化を誇張し、脅威論を広めることで「人々の不安を煽っている」「不必要な狂乱を起こしている」と批判してきた。

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  • 欧米の経済学者たちが恐れる自国の「ジャパニフィケーション」 | 日本は「特殊な国」なのか?

    あんな風にはなりたくない──今年になって再び「ジャパニフィケーション(Japanification 日化)」という言葉が、欧米の経済学者たちの間でキーワードになっている。 「東洋の奇跡」からの「ジャパニフィケーション」 1971年にノーベル経済学賞を受賞したサイモン・クズネッツは60年代にこんな冗談を口にしたと言われている。 「世界には4種の国しかない。先進国、途上国、日、そしてアルゼンチンだ」 第一次世界大戦の前はアメリカと並ぶ大国だったが先進国から途上国へと凋落したアルゼンチン。一方で、前代未聞の経済成長で途上国から先進国へと発展を遂げた日。60年代当時、両国がいかに特殊であったかを表している。

    欧米の経済学者たちが恐れる自国の「ジャパニフィケーション」 | 日本は「特殊な国」なのか?
  • なぜ、おじさんたちはグレタ・トゥンベリを嫌うのか | 10代の少女に間違いを指摘されるなんて我慢ならない?

    グレタに向けられる「年齢」「性別」「障害者」差別のトリプル批判 “How dare you!”(よくもそんなことを!)。今年9月、ニューヨークで開催された国連気候行動サミットで、スウェーデン出身の16歳、グレタ・トゥーンベリは、激しい怒りと悲しみの表情を湛え、各国の首脳らにいますぐ温暖化対策の行動に出るよう強く訴えた。 彼女の主張を要約すると、「地球は悲鳴をあげている。環境システムは瓦解していて危機的な状況だ。いますぐ全世界で温暖化対策の行動にでなければ、私たちが大人になる頃には地球上の生態系は崩壊する。子どもの将来を真剣に考えているというならば、きちんと行動で示して」である。 ただ、 “How dare you!”(よくもそんなことを!)の「You(あなた)」が指すのは、サミットに参加していた各国の首脳らだけではない。彼女よりも年上で、有権者で、これまで環境問題に取り組んでこなかったすべ

    なぜ、おじさんたちはグレタ・トゥンベリを嫌うのか | 10代の少女に間違いを指摘されるなんて我慢ならない?
  • #45 中国「AIラブドール」の魅力 約11万円で爆ヒット!!  | 中国ニュース拾い読み

    中国で“大人のおもちゃ”が急成長を遂げており、避妊具と合わせた市場規模は2018年に年間売上高にして100億人民元(約1600億円)へと拡大している。 なかでも、注目されているのが「WMドール」というハイエンド系ラブドールで、毎月2000体以上を売り上げる快進撃を続けている。 リアルな人工皮膚をまとったラブドールに、ロボットの先端技術人工知能AI)が融合したことで、“使い捨ての処理道具”ではなく、会話も楽しめる“かけがえのないパートナー”として買い求める中国人男性も増えているというが──。 前戯からピロートークまで 話題の中国AI搭載ラブドール「金三玩美(金三娃娃、WMドール)」を手掛けているのは広東省中山市のメーカー、中山市金三模特道具(金三道具)だ。 日刊紙「光明日報」によると、女性社長の劉江霞は2010年に夫とともに、シリコン製の皮膚を持つ「リアルマネキン」を生産する会社を起業

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  • #32 17年前の殺人犯も瞬時に特定! 中国の顔認証技術はここまで進んでいる | 中国ニュース拾い読み

    中国の顔認証技術が「そこまでやるか!?」と突っ込まざるを得ないほどの飽くなき進化を続けている。 世界最先端技術を実装し、超・監視社会システムの構築に注力する中国では最近、17年前に指名手配された殺人事件の容疑者まで割り出すことにも成功した。外国人のわれわれも、中国の入国審査を終えたその瞬間から24時間体制の監視を逃れることはできない。 中国中央電視台(CCTV)によると上海市青浦区で1月6日午後、高速道路の出入口前に設けられている貨物・旅客チェックポイント「検査站」にひとりの女が立ち寄った。トイレの場所を尋ねようと女が事務所のドアを開けたその刹那、一帯にけたたましく警報が鳴り響いた。 女は駆け付けた民警たちに取り押さえられ、身分証の提示を求めるが、女は「家に置き忘れた」と言ってウソの身分証番号を告げ、何とかその場をやり過ごそうとした。だがそんな小芝居が通用するわけもなく、警察のデータ解析に

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  • 「俺は80年前に早稲田大学で勧誘され、中国共産党のスパイになった」 | 100歳の台湾人革命家、壮絶人生を語る

    1940年・東京──俺はマルクスボーイ 俺は日に来てから、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの共著『共産党宣言』を手始めに、同じマルクスの『資論』『経済学批判』、エンゲルスの『空想より科学へ』、矢内原忠雄の『帝国主義下の台湾』、小林多喜二の『蟹工船』といった社会主義のバイブルともいうべきを、手当たり次第に読みふけった。左傾化したインテリ学生は当時、「マルクスボーイ」「エンゲルスガール」と呼ばれていてね。 親父や蒋渭水(日統治時代の台湾人医師で台湾民族運動指導者。台湾文化協会と台湾民衆党を創設)の影響で日台湾植民地統治に疑問を感じていた俺だが、そうでなくともこれらの左翼は当時、硬派の大学生が一度は必ず目を通すファッションのようなものだったと言えよう。 とはいえ戦前、『共産党宣言』や『蟹工船』は禁書扱いだったから、俺たちは密かにヤ

    「俺は80年前に早稲田大学で勧誘され、中国共産党のスパイになった」 | 100歳の台湾人革命家、壮絶人生を語る
  • 【全訳】「正義とは」米国史上最年少の女性下院議員による歴史的演説 | 「正義とは、私たちが飲む水、吸う空気のこと」

    ヒスパニック系、民主社会主義者であり米国史上最年少の女性下院議員でもあるアレクサンドリア・オカシオ・コルテスが、2019年1月19日、ニューヨークシティーのウィメンズマーチで、キング牧師を彷彿とさせる演説をした。クーリエ・ジャポンが全訳でお届けする。 こんにちは。ありがとう、ニューヨークシティー! みんな、ありがとう! みんな、大騒ぎする用意はいい? みんな、私たちの権利のために闘う用意はいい? みんな、私たちの国アメリカ合衆国では、誰もが愛され、誰もが正義を受けるに値し、誰もが平等な保護と繁栄を受けるに値すると言う用意はいい? ここに立ててとても光栄です。 今日、私たちがここに集まっているのが、マーティン・ルーサー・キング・デー直前の週末なのも偶然とは思えません。 というのも、この瞬間、そしていま私たちのいるところは、公民権運動が中断したところからの再開なんだと思うからです。 その「たい

    【全訳】「正義とは」米国史上最年少の女性下院議員による歴史的演説 | 「正義とは、私たちが飲む水、吸う空気のこと」