「全数調査」とは、調査対象者全員をくまなく調査する方法です。具体例として、国民ひとりひとりを調査する国勢調査などがあげられます。 全数調査は、対象者全員の意見や行動を調査するため正確な調査結果が得られやすい特徴がある反面、調査対象となる母集団が多い場合には膨大な手間や時間がかかる側面もあります。 「標本調査」とは対象者全員を調査するのではなく、母集団から一定数を抽出(サンプリング)して調査を行う方法です。全数調査ほどの手間や時間をかけることなく、抽出した一定数の標本結果から母集団の調査結果を推測できる点が標本調査の特徴です。 母集団が多い場合には全数調査は時間や手間がかかるため、標本調査を用いるケースが一般的です。 定量調査は仮説検証や実態把握に向いているが、原因把握をするには定性調査も必要定量調査のメリットとデメリットを解説様々な対象を統計学的に数値化する定量調査は、数字を用いて分析する