自分は特に思い入れのあったタレントさんではないのだが、仕事場に行くと、少なからぬ同僚さん達が彼女に何かしらの投影をしていたり肩入れしていたのだなぁ、というのが感じられた。 周囲の人々からのインタビューには「まともな人だった」やら「頭の良い人だった」とのコメントが散見され、オレは「んー…」と首を掻いてしまった。 あれだ。それ全部、「ああいう武勇伝があって、ああいう業界上がりにしちゃ」っていう括弧付きだよねぇ。 そのへんを関係者が顧みる事なく言っちゃうあたりに、セックス産業にいたとか現役でいる人間がどうしようもなく背負わされるスティグマってものが見えるよねぇ。 故・ナンシー関が江角マキコを評して「自然体という不自然」という素晴らしいフレーズを発していた事があったけど、江角マキコが自ら演出したそれとは違って、「求められるゆえにサービスで」自然体という不自然をやっているのが飯島愛かな、などと、彼女