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2009年12月11日のブックマーク (6件)

  • バカリズムとラーメンズは、むしろ正反対の笑いだ - ncat2の日記

    この両組は、舞台でのコント披露が主であったり、シュールと題されるものであったり、小林と升野が「大喜利猿」というユニットを結成したり、バカリズムのコンビ時代とラーメンズは両方とも「頭脳」と「動き」の二役に分かれていたりと、いろいろとイメージがかぶるところが多いかもしれない。 では、同じような笑いをやっているかというとそうではない。むしろ真逆の笑いをやっているといって良い。 この二組の一番大きな違いは「設定の重要度」である。ラーメンズのコントというのは、基的に設定はそこまで重要ではない。もっとも有名な「日語学校」も、設定としては「日語を教える学校として、先生が言ったことを生徒が復唱する」だけである。そこから小林がどうやって組み立てていくかというところが重要なのである。料理で言えば小林は、安い素材でもその味付けでおいしくしてしまう味付けの名手、といった具合である。もちろん数多くのネタの中に

    バカリズムとラーメンズは、むしろ正反対の笑いだ - ncat2の日記
  • 七里の鼻の小皺 お笑いについて

    時間が過ぎていく。昨年は、ちいさなちいさな学位を、ひとつ手にした。なんだかんだと言いながらぼくも、「澄ませば座れた椅子」(イルリメ)の座り方のひとつを、覚えようとしているのだろうか。しかし、少なくとも内面的には、そう単純ではなかった。大学や社会と、自分との間の齟齬に対して感じてきた愛憎は、まったくそういう風ではなかったのだ。どの程度に「うまくやれるか」という関心と同じくらいには、この齟齬から汲み取れるはずの何かを、ぼくは愛しているのだと思う。 いつもよりもさらにオセンチに始まった七里の鼻の小皺、今回はM-1の感想から派生した、ひとつの青春論です。 ■笑いの忌明けのために 2006年M-1グランプリ決勝での、POISON GIRL BANDの変調(ただの緊張でもあるのだろうけれど、それにしても、彼らにしては不用意に言葉が多すぎた)に大きなショックを受けて、しばらくひどく深刻な気持ちにつか

    kari-ko
    kari-ko 2009/12/11
    "漫才が現実的要請(経済的な要請、そして人々の精神衰弱)のなかに完全に埋没するとき、つまり芸が物語る力を失うとき、形骸化した言葉を利用する商人たちが現れてくる。もう、たくさんだ。"
  • 画像スレとらのあな - FC2 BLOG パスワード認証

  • 有吉弘行の「吉本芸人批判」 - 死んだ目でダブルピース

    有吉弘行は、以前から直接的・間接的に、吉興業に所属する芸人に対して批判的な言動を繰り返してきた。 「お笑い学校でシステムだけ学んだようなやつら」「松さんの名前を利用して気を引こうとしているやつら」という具合である。 もちろんガチで批判したら、ただの自殺行為になってしまう。有吉は、笑いというベールに包みつつ、「世間がイメージしているであろうこと」を、戦略として口にしていただけのことである(たぶん)。 しかし、先日ケンドーコバヤシのラジオ番組にゲスト出演した有吉は、吉芸人への思いを、いつも以上に踏み込んで発言していた。 前回のエントリーに引き続き、そのあたりの「危険」なトークを書き起こしてみたい。 (最初に謝っとくと、無駄に長いです。あと、もし俺の解説がウザかったら読み飛ばしてください) なお、前回のエントリーはこちら↓です。 参考: 有吉弘行のケンドーコバヤシ論 その直前まで有吉にさん

    有吉弘行の「吉本芸人批判」 - 死んだ目でダブルピース
  • ついに、ケンドーコバヤシが一皮剥けた! - ncat2の日記

    有吉弘行のケンドーコバヤシ論(死んだ目でダブルピース) こちらの記事が非常におもしろく、ネットでこの回の音源を探して聞いてみた(というより、ケンコバのラジオに有吉が出たと書いてあった時点で、読むまえににまず探した)。すると、こちらの記事に載っていないところまでもが、かなり興味深かった。いままでどこか生ぬるいところがあったケンドーコバヤシに、変化が見られたからだ。ケンコバという芸人は実はとんがっているようでとんがり方が予定調和なところがある。眠れる獅子なのである。眠っているのにもかかわらず、その他の多くの芸人よりも力があるという、恐るべき眠れる獅子だ。 ここではそのラジオと共に、先週のアメトークのプレゼン大会でのケンコバの様子を交えて、ケンコバの今後について語ってみようと思う。 まずは、ラジオから。上記記事の最後に載っている、「ケンドーコバヤシはザコシショウで代わりが利く」というトークの後、

    ついに、ケンドーコバヤシが一皮剥けた! - ncat2の日記
    kari-ko
    kari-ko 2009/12/11
    "今最も皆さんの想定の範囲内で暴れられる男です。"
  • バナナマン日村がマジ切れ、「俺は傷ついている」という悲痛な叫び - ncat2の日記

    『めちゃイケ』に限らず、ある世代のお笑い芸人は「権威を傘にしたいじめ」を肯定している - 昨日の風はどんなのだっけ? お笑いといじめ。この二つは、コアなお笑いファンほど切り離して考えようとしがちだが、実際のところ、切っても切り離せない関係にあることが事実だ。上記の記事では、そのことについて具体的に述べている。それと同時に、一つ、それに関連した非常におもしろいラジオの回があったのを思い出した。良いきっかけを得たので、それについて紹介し、解説を加えていこうと思う。 それというのは、2009年03月16日放送の「バナナマンのバナナムーン」での出来事である。実は、過去に「バナナマンのバナナムーンが最高におもしろかった。」という記事で紹介しているものだ。その記事にも概要は書いてあるが、ここでは引用などを駆使して一から説明して行こうと思う。また、この放送の最後では、「誰が悪いのか」という投票が行われて

    バナナマン日村がマジ切れ、「俺は傷ついている」という悲痛な叫び - ncat2の日記
    kari-ko
    kari-ko 2009/12/11
    "「…ビンタだってよそんで! みんなはそれでいいだろうけどさ、俺は一人だけ決着付かないで終わってるんだよ」「ビンタされて、決着が付かない」「そうだよ」"  熱い日村さんと、クールな設楽さん。いいな。