ライダイハン(越: Lai Đại Hàn、朝: 라이따이한)とは、主にベトナム戦争において、韓国軍がベトナムに侵攻した際に、韓国軍兵士あるいは南ベトナム側に出稼ぎに来た韓国人労働者らと現地ベトナム人女性との間に生まれた混血児を指す言葉である。父親からの扶養義務を果たされず、ベトナムに置き去りにされた[1]。 ライ「𤳆」(𤳆=「男」偏に「來」旁[2][注 1])はベトナム語で「混血」を意味し、ダイハンは「大韓」(朝:대한)のベトナム語読みであるが、「ライダイハン」という語そのものがベトナムの公式文書に現れる例は少ない[3]。韓国では、ベトナム語からの借用語として取り入れられ、「ライタイハン」(朝:라이따이한)のように発音される。なお、韓国系ベトナム人(한국계 월남인/韓國系越南人)と呼ばれている。 ライダイハンの数[編集] ライダイハンの正確な数は、依然として、はっきりとは分かっていな