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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (10)

  • 爆笑問題の“逆説” - てれびのスキマ

    今から20年以上前、デビュー後わずか2年足らずで爆笑問題は『60分放し飼い』という枠を任されている。実は『LIVE笑ME』でチャンピオンになった特典として与えられ、その番組タイトル通り、60分自由に使ってもいいというものだったという。 そんな経緯で全編が「テレビの攻撃性」をテーマにした爆笑問題のコントという『爆笑問題スペシャル 黒い電波』は1990年3月4日に放送された。 2014年2月4日の『爆笑問題カーボーイ』によると放送されたコントは以下のようなものだったという。 『ドッキリカメラ』 田中は子供を亡くした父親役。幼い子供を事故で亡くし、その子の遺影がある仏壇の前で泣いている。 そこで電話がかかってくる。 「もしもし。○○病院さんですか?」 「実はお子さんが亡くなったのは間違いで別のお子さんでした。おたくのお子さんはケガはされたけど生きています」 「ホントですか!?」 という子供の死が

    爆笑問題の“逆説” - てれびのスキマ
    kari-ko
    kari-ko 2014/03/05
    『明日ママ』騒動を受けて、爆笑問題による実経験からの考察。
  • テレビのヒエラルキーと芸人の“本音”- てれびのスキマ

    有吉弘行について水道橋博士は『splash!!(Vol.4)』のマキタスポーツとの対談の中で以下のように評している。 博士: あれだけ「毒舌芸」が成立してるのはたけしさん以来じゃない? でも、たけしさんは「最底辺のところから時代のヒエラルキーを変えていく」という毒舌で出ていって、「対世間」でやり続けて、自分で「空気」を作っていったけど、有吉君は全然違うね。有吉君は「地獄を見た」という形付けはあるから、何言ってもいいオプションはあると思うけど、たけしさんは「メディアの構造」を変えて、一回更地に変えるぐらいの勢いで時代そのものを作り替えたけど、有吉君は「番組の構造」を一回更地にする番組側の技術者なのよ。 俺は、有吉君が時間内で建物の構築する部分を綺麗に解体していくのが面白いのよ。全員が空気を読みながら番組作りをしようとするところへ、有吉君は逆の方向でその番組の部品を一個一個外していって、その横

    テレビのヒエラルキーと芸人の“本音”- てれびのスキマ
  • ケンドーコバヤシの漆黒の闇 - てれびのスキマ

    10年目を迎えた『アメトーーク』で放送されたのは「女の子苦手芸人」。 メンバーはケンドーコバヤシを先頭に、有吉弘行、バカリズム、若林正恭、又吉直樹、金田哲、田中卓志。 そのメンバーについて蛍原は「苦手そうだなっていう人もいますが、そうかな?って人も」と言えば宮迫も「先頭に立ってるこいつ(ケンコバ)、どういうことかな?」と。 世間一般的なイメージとしてケンドーコバヤシが「女の子が苦手」というイメージはあまりないかもしれない。 しかしコバも「女の子は好きなんですよ」と注釈しつつ宣言する。「今日はね、みんなとノリが違うかもしれないです。告発します。女というのはこんなに醜い生き物なんだと。俺が受けてきた傷を!」 「人間の中で一番卑怯なのは無視だと思うんです!」 ケンコバが一番最初に女の子を「アカンなぁ」と思った原風景は幼稚園の頃。 その頃に、女の子はそういう人たちなんだと、気づいた。 当時、コバは

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  • 「未来はいつも面白い」太田光の最後の授業- てれびのスキマ

    残念ながら9月9日の放送をもって終了した『爆笑問題の大変よくできました!』。 最終回は番組レギュラーの子供たちから「太田先生に最後に聞きたかったこと」と題して質問を寄せ、それに太田が答える形式で行われた。 太田は彼らの質問に真摯にストレートに答えていく。 どうやったら心が強くなれますか? 高校の時に友達が一人もいなかった太田。そんな状態では学校に行きたくなくなるはずなのに皆勤賞。 それに驚く子供たちは「なんで行けたんですか?」と問う。 負けず嫌いだった。 と太田は答える。 当時、高校の登校拒否とかそういうのが社会問題になってたの。俺らの世代は。 そういう子供たちの学校が今度できるようになって、その子たちがテレビでインタビューに答えってたの。 その子たちはね、「今の学校は教師も良くないし、イジメもあるし……」って「教育が間違ってる」みたいなことを言ってたんだよね。 俺はそれを見ててなんか「こ

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  • ナインティナイン矢部浩之の決断 - てれびのスキマ

    11月27日。134日ぶりに『めちゃイケ』に復帰した岡村隆史。 その放送を見た水道橋博士はTwitterでこうツイートしている。 時代に選ばれた人がエースの役を担う。身を削りながらも労も厭わずマウンドへ立つ。我々はもし自分だったらと思いを馳せながら観客席から応援を送る。俺の代わりに彼はやってくれていると信じながら。エースの帰還。泣いて笑う。土曜日8時の大河ドラマのエースナンバーは受け継がれている。 2010-11-28 01:21:01 via web 生やさしい感動路線と言うなかれ。そう思う貴方は若く、人生を点に過ぎないと思っている。大多数の平凡な人生の代償行為を小さいおじさんは笑いに殉じて無私の精神でやってきた。あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。 2010-11-28 02:58:57 via web これらを受け相沢さん(@aizawaaa)はこうツイートしている。 エ

    kari-ko
    kari-ko 2010/12/13
    "あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。" 水道橋博士。ビートたけしの弟子だ。
  • 2010-06-13 - てれびのスキマ

    映画『アウトレイジ』のプロモーションのため、精力的に様々な媒体、番組に登場している北野武。 『メレンゲの気持ち』では久雅美とオードリーを前に、映画のことのみならず、自身のお笑い感や現在のお笑い界について、優しい視点で語っていた。 たけしの好きなお笑い 俺はねぇ……、あのぅ、、、一応俺、お笑いの先輩になってるじゃん。よく訊かれるのよ、若手のこと、ね。 それでね、昔はね、オイラの出た頃はね、先輩がね、ツービートを「あんなの漫才じゃないよ」なんて悪口言ってね。「ただ、ウケればいいってもんじゃない」散々言われたの。ムっカムカしててさ。 だから、そういう若手に対する悪口は言わない。って、決めて。 俺はもう、漫才好きだから、進化がよく分かるんで、オードリーは、ま、M-1観て、おもしろいと思ったもん。新しいな、これ、やり方。でも、オードリーが出るためには、やっぱりオイラみたいな漫才も必要なのよ。それを

  • 明石家さんまの眠らない哲学 - てれびのスキマ

    今年の1月から、全17回にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載された「さんまシステム」。「ほぼ日」史上に残る傑作コンテンツである。 この連載の凄さは、さんまのあの引き笑いを 「クワー(笑)」 と、表現したことだけでは勿論ない。 常々「一体いつ寝ているんだ」と言われる明石家さんまの睡眠論を探るという対談のはずだったが、案の定、それだけでは終わらず、彼の芸人論やら、生きる哲学やらを喋りまくることになったからだ。 「27時間テレビ」を期に、もう一度読みなおそうとしたところ、最初から「期間限定」と謳っていたとおり、もう見れなくなってしまっていた。あまりにも面白い対談なので未読の方は書籍化とかの際は是非とも読んでほしいところ。 ということで個人的に特に面白かったところを抜粋して引用してみたい。ダイジェストで。 まずは、さんまの眠らない生活。それがいかに凄いものであるかを表すエピソード。 さんま「で、ジ

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  • ダンディ坂野のプライドと有吉弘行の視線- てれびのスキマ

    10月25日に放送された「ウチくる!?」のゲストは有吉弘行。そのゆかりのゲストとして青木さやかとともに登場したのがアンジャッシュ渡部とダンディ坂野。 そこで、もう何度目だ?といいたくなる有吉の一発屋論が展開されていた。しかし、何度聞いても、その切れ味はすさましい。 逆に以前読んで感銘を受けた日刊サイゾーによるダンディ坂野のインタビューと併せて振り返ってみたい。 有吉: ダンディさんは一発屋の中でも、もっとも不良物件なんですよ。あのねぇ、プライド高いんですよ。こんな感じでしょ? 出てきた時もスベリ芸じゃないですか。それなのにプライドが高いんですよ! 僕らみたいなものに何か言われたりするのがすごい嫌なんですよ。人に耳を貸さないんですよ、まず。 渡部: 「ダンディさん、最近仕事減ってます?」って訊いても、絶対減ってるって言わなかったりとか。収入が減ってるって言えばいいじゃないですか。 中山: 確

    ダンディ坂野のプライドと有吉弘行の視線- てれびのスキマ
  • 2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」

    3月5日に放送された「アメトーーク」では「今年が大事芸人」として昨年ブレイクした芸人が数多く出演し昨年を振り返りっていた。ご覧になった方も多いかと思うが、あまりにも有吉弘行が見事に自分の置かれた立場を的確に分析し、それを言葉にしていたので書き留めておきたい。 まず有吉はブレイクするまでの軌跡を以下のように名付けた。 2007年8月  「おしゃクソ事変」 ↓  売れっ子の品川に牙を剥き浮上。 ↓ 2008年前半 「おしゃクソバブル」 ↓  「文句を言ってれば良し」という凄く楽な時期 ↓ 2008年中盤 「あだ名面倒臭い時期」 そして、有吉は「あだ名面倒臭い時期」に至った後、だんだんとやりにくくなってきている現状を具体的なエピソードを明かし訴える。 どこででもあだ名をつけてくれって言われるようになったんですよ。 ここ(「アメトーーク」)でやってるうちは良かったんですけど特徴も何もない人間につけ

    2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」
    kari-ko
    kari-ko 2009/03/06
  • 「ボーイズ・オン・ザ・ラン」~童貞作家寺坂直毅(イマヒガチルドレン)の恋- てれびのスキマ

    「現在日お金でおっぱいを見せる女性は何人いるのか?」という調査に名乗りを上げたのは放送作家、寺坂直毅(27歳)。 この男、今回のリサーチに並々ならぬ情熱を持っていた。なぜなら彼は童貞。 「なんで27歳にもなって童貞なの?」の問いに「一番大きい理由はタイミングだと思います」と言い、長々と童貞らしい理屈っぽい発言をする。 童貞である彼は、成人雑誌ですらあまり見たことがない、性に対して潔癖な考え方の持ち主で、おっぱいで稼ぐ人への嫌悪感が人一倍強い。 なんでおっぱいを出すのかの理由を探るため直接おっぱい産業で働く女性に取材を試みる寺坂。 この取材の過程で一人の女性と出会ったことで、この企画の様相が大きく変わっていくことになる。 (注:ここから重大なネタバレを含みます!) それが、ヘルス嬢のさおりという女性だ。 彼女の話を聞くうちに、彼女に歌手になる夢があることや、田舎が近いこと*1などを聞き次

    「ボーイズ・オン・ザ・ラン」~童貞作家寺坂直毅(イマヒガチルドレン)の恋- てれびのスキマ
    kari-ko
    kari-ko 2008/07/28
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