発表したのは、HONEY BEE 2(WX331KC、京セラ製)やウィルコム初のスライド型音声端末「WILLCOM LU」(WS023T、東芝製)、主に法人向けの「WX330J」(日本無線製)、W-OAM type G対応の8xデータ通信カード「AX530S」(セイコーインスツル製)、スマートフォン「WILLCOM 03」の新色「ブラックトーン」──の5機種。 「競争が激化して苦労しているところ」──同社の土橋匡副社長は新端末の発表会で、10月も純減になるとの見通しを明らかにした。「ウィルコムが市場を作ってきた」と自負する法人向けデータ通信で、携帯電話事業者による3Gサービスとの競合が激化。同社契約数に占める割合が大きい法人契約の解約が増加しているためだ。 来春には高速化した次世代PHS「WILLCOM CORE」をスタートさせる計画で、土橋副社長は「WILLCOM COREを転機に盛り返