神奈川県の箱根山の大涌谷にある温泉供給施設に、14日、6日ぶりに入ってメンテナンスを行った管理会社が記者会見し、一部の装置に温泉の成分が付着するなどして、供給量が通常の8割程度に落ち込んでいることを明らかにしました。 箱根山の大涌谷にある温泉供給施設は、仙石原や強羅にある旅館や住宅など400軒にお湯を供給していて、14日、6日ぶりに作業員が入ってメンテナンス作業を行いました。 施設を管理している箱根温泉供給株式会社は記者会見を開き、14日の作業について説明しました。 それによりますと、箱根町から立ち入りを禁止されている半径200メートルの外側にある4つの井戸で作業を行いましたが、1つは硫黄など温泉の成分が詰まって、お湯が流れない状態だったということです。 14日のメンテナンスによって詰まりは解消されましたが、立ち入りが禁止されている場所にある、供給能力が高いほかの井戸の作業ができないため、