3日(水)の北海道東部は、夏と冬が混在するような激動の一日となりました。 釧路市阿寒町中徹別(なかてしべつ) では、朝4時の気温が氷点下1.8度であったものの、14時には28.4度まで上がり、10時間で30度も気温が上昇しました。実はこの町は、8年前にも、一日で29.7℃も気温が下降したことがあるようです。今回と同じくこの時も、フェーン現象が関係していました。 また気温の変化に伴って、湿度も大きく変化しました。一般的に気温が上がると湿度が下がりますが、例えば旭川では、3日朝の湿度が90%以上あったのに、昼間は砂漠並みの10%台まで下がっていました。 「日較差」1日のうちの気温変化を「日較差」と呼びますが、これまでにも際立った記録が観測されています。例えば2007年2月には長野県菅平において、24時間で31.5度(11.2 度→氷点下20.3度)も気温が下降したことがあります。 世界の寒暖差