1966年に静岡県で一家4人が殺害される事件が起きました。 犯人として逮捕・起訴されたのはプロボクサーだった袴田巌さん(87)。 死刑が確定しましたが、その後も一貫して無実を訴え、40年以上にわたって「再審」=裁判のやり直しを求め続けています。 ことし3月東京高等裁判所は袴田さんの再審を認める決定をしました。 この事件では、9年前にも袴田さんの再審を認め死刑囚を初めて拘置所から釈放するという前例のない決定が出されていました。 異例の判断の裏に何があったのか、当時の裁判長が取材に応じました。 ※2023年3月13日公開 再審の初公判を受け10月30日に再公開 起訴 ・検察官が裁判所に刑事裁判を開くよう訴えを起こすこと。 ・日本では検察官が起訴する権限を独占している。 ・捜査段階から裁判段階へと移る。 ・容疑者から被告へと立場が変わる。 ・勾留されている被告はそのまま勾留が続くが、保釈を請求で