タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (170)

  • ベンダーから質の高い提案を引き出す【後編】

    前編では,ベンダーが提案書を作るときの舞台裏を紹介しながら,良い提案書を引き出すコツとしてユーザーが提案書作成作業に積極的に協力することが重要だという話をしました。後編は,前編で提示した演習問題に対する解答例を示し,実践的なベンダー選定プロセスについて考えてみましょう。最後に,選定後にも複数のベンダーと良好な関係を結ぶコツを解説します。 前編の最後に,三つの演習問題を出題していました。まずはその解答を説明していきましょう。ポイントは,その選択肢通りにユーザーが動いたとき,ベンダーがどう反応するかを考えることです。唯一の正解があるわけではありませんが,同じようなシチュエーションに直面した際のヒントになるはずです。 演習問題1 ベンダーへのRFPの提示と説明を行うタイミングとして,最も不適切と思うタイミングは以下の三つのうちどれでしょうか? (1)10月21日(金)10:00から (2)10月

    ベンダーから質の高い提案を引き出す【後編】
    karia
    karia 2009/06/01
  • EricssonとTeliaSonera,「世界初」の商用LTE基地局をストックホルムに設置

    スウェーデンのEricssonおよびTeliaSoneraは現地時間2009年5月25日,次世代携帯電話方式Long Term Evolution(LTE)対応の商用基地局をスウェーデンのストックホルムに設置したと発表した。商用LTE基地局の設置はこれが世界初としている。 この基地局は2010年に開始する予定の商用LTEサービスで使用する。最大160Mbpsの通信速度を確認済みという。 LTEは,第3.5世代(3.5G)と呼ばれるHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を発展させた通信技術で,第3.9世代(3.9G)に分類される。米Verizon Wirelessの親会社である米Verizon Communicationsと英Vodafone Groupが策定した。OFDM

    EricssonとTeliaSonera,「世界初」の商用LTE基地局をストックホルムに設置
  • スイッチング編 VLANの仕組みと動作

    現在のネットワークでよく使われている技術がVLANです。VLANを使うことで自由にネットワーク境界を作れるようになり,ネットワークの構成に幅が出ます。今回はこのVLANを学びましょう。 VLANの概要と利点 通常,同じスイッチにつながるホストは同一のネットワークに所属します。同一のブロードキャストドメイン,同一のネットワークアドレスを持つグループです。ネットワーク(ブロードキャストドメイン)を分割したい場合は,ルータが必要です。 VLAN(Virutal LAN)は,レイヤ2のスイッチでネットワーク(ブロードキャストドメイン)を,ルータに頼らずに分割する技術です。これにより今までは物理的な配置(同じスイッチに接続=同じネットワーク)にしばられていたネットワーク構成が,論理的な配置(どのスイッチに接続しているかとネットワークは別)で構成を変更できるようになるわけです(図1)。 図1 VLAN

    スイッチング編 VLANの仕組みと動作
    karia
    karia 2009/05/25
  • ニコニコ動画の1万人生中継,舞台裏での技術者の奮闘

    生放送技術研究,生中継サーバー,プレイヤーFlash(バージョン1)を担当したドワンゴ 研究開発部の糸柳和法氏 [画像のクリックで拡大表示] Webアプリケーションや生放送プレイヤーFlash(バージョン2)を開発したドワンゴ 研究開発部 杉谷保幸氏。ニコニコ動画モバイルの開発も担当した [画像のクリックで拡大表示] ニコニコ動画は2008年7月4日,ユーザー2000人が集まり夏野剛氏と西村博之氏が登壇したイベント「ニコニコ大会議」を1万人に生中継した。ニコニコ動画を運営するドワンゴでは「Flashによる1万人への生中継は世界でも例がない」という。この1万人への同時配信を,同社の技術陣はどのように実現したのか。 「Flashでの1万人生放送は他に例がない」 「生中継は,録画した動画の配信よりも先にあったアイデアだった」と,ドワンゴ 執行役員研究開発部長 千野裕司氏は言う。動画にコメン

    ニコニコ動画の1万人生中継,舞台裏での技術者の奮闘
    karia
    karia 2009/05/03
  • リニア新幹線の大深度地下ルートはどうなる?

    南アルプスを貫通するのかしないのか、ルート選定などに大きな関心が集まるリニア新幹線には、もう一つ大きなテーマがある。大深度地下の利用だ。 大深度地下は深さが法で定義されており、適用を受けると、地権者への事前の補償なしに、事業者が使用権を設定できる。建設する側に有利な法制度だが、2008年末時点での適用例は神戸市が敷設した約270mの送水管のみで、適用予定なのも東京外郭環状道路(外環道路)くらいしかない。 JR東海はリニア新幹線のルートのうち、大都市圏で大深度地下の利用を想定している。山梨から東京都心に至るルートを予想し、課題を整理してみる。 山梨・上野原から東進し、相模川東岸で大深度地下へ 2008年から山梨県内でリニア実験線の延伸工事が格的に進んでいる。先行区間として1997年に完成した18.4kmの路線が東西に延ばされ、予定では2013年に42.8kmとなる。東端は上野原市秋山だ。秋

    リニア新幹線の大深度地下ルートはどうなる?
  • 求む「電源カフェ」

    朝は慌ただしいので,自宅で朝べる代わりに,最寄り駅の喫茶店に入ることが多い。付近に工業団地があるせいか,朝いちの喫茶店の客層は工場訪問前といった風のビジネスパーソンが圧倒的に多い。 おそらく東京方面から来ているのだろう。職場に立ち寄る暇はないだろうから,客先などに行く前にアクセスのよい場所にある喫茶店に立ち寄って,コーヒー飲みながら一仕事することになる。駅カフェはそんな人たちのベース・キャンプというわけである。 8時半~9時頃のピーク時には,ダーク・スーツで店内が黒っぽく見えるほどになる。端から見たら異様かも知れないが,私は嫌いではない。「あの人はどこの業界の人だろう,IT業界ではなさそうだけど」「あの人は営業担当で,今日は上司に同行してもらうところだな」などと,勝手に想像するのが楽しいから。 新聞を読んでいる人は少数派。多いのはパソコンを広げている人と携帯電話で話している人(携帯で

    求む「電源カフェ」
    karia
    karia 2009/01/15
  • [KDDI]待望のスマートフォンも実は本命機が後に控える

    これまでスマートフォンを市場に投入していない唯一の携帯電話事業者だったKDDIが,ついに2009年春に台湾HTC製のスマートフォン「E30HT」を発売することを明らかにした。 満を持しての発表だったが,その直後にメーカーであるHTCが同様の機種をNTTドコモとソフトバンクモバイル向けにも提供することを発表。せっかくの“KDDI初”という触れ込みが,瞬く間に陳腐化してしまった。これにはKDDI社内からも,「待望のスマートフォンだったのに,もう少しうまい見せ方をしたかった」というため息が聞こえてくる。 実はこの話には裏がある。今回KDDIが発表したE30HTは,企業向けの端末。それとは別に同社は,コンシューマ向けスマートフォンの開発も進めてきたからだ。「既にモックアップができあがっており,これまでにない端末の形になっている」とKDDIのある幹部は自信あり気だ。 KDDI社内では,この“命”と

    [KDDI]待望のスマートフォンも実は本命機が後に控える
  • 【CEATEC】東芝が16GバイトのmicroSDHCメモリ・カードを展示,18μm厚のNANDチップを16段積層

    【CEATEC】東芝が16GバイトのmicroSDHCメモリ・カードを展示,18μm厚のNANDチップを16段積層

    【CEATEC】東芝が16GバイトのmicroSDHCメモリ・カードを展示,18μm厚のNANDチップを16段積層
    karia
    karia 2008/10/19
    「この寸法に17チップを積層して内蔵するために,東芝は内蔵するNANDフラッシュ・メモリのチップ厚を18μmに薄型化した。従来は60μm~70μm程度の厚さのチップを採用していたという。」日本すごい
  • 【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」

    MacBook Airの外観は無駄がなくてスマートですけど,中身は無駄ばかりってことですか?」。作業の後に宇野記者が発したこの一言が,分解を終えた技術者たちの感想を代弁していた。 日経エレクトロニクス分解班は,国内大手パソコン・メーカーの技術者複数名の協力を得て,再生が困難なところまでMacBook Airを解体してしてみた。その結果明らかになったのは,意外な内部構造だった。参加した技術者たちは,「事前の想像と全く違った」「ODMの製品も含めて,これまで見たどんなパソコンとも違う」と振り返る。 技術者一同を驚かせたのは,非常にコストのかかる作りになっていたことである。例えば,部品を固定するネジの数が極めて多い。キーボードを据え付けるものだけで,30ほどもある。「全体のネジの数は,うちの会社が作る場合と比べて数倍」(技術者の一人)。上下の筐体をつなぐヒンジや外装部品の内面を見た技術

    【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」
    karia
    karia 2008/09/04
  • 【最新ケータイ解剖図鑑】Quanta色が強いWILLCOM D4

    今回取り上げるのは,ウィルコムの「WILLCOM D4」。電話というよりも,PHSの通信機能を内蔵する超小型Windowsパソコンである。実際の使い勝手からも,通話よりパソコンとしての利用を重視したことが伺える。そのためか,D4の内部構造はパソコンのそれに近い印象である。 この端末の開発メーカーはシャープ。ただしハードウエアの設計には,同社が製造を委託したとみられる台湾Quanta Computer社が大きく関与しているようだ。「インターネットマシン SoftBank 922SH」や「FULLFACE2 SoftBank 921SH」といったシャープ製の携帯電話機と比べると,D4には例えば部品の選択で大きな違いがみられる。従来であればシャープ製の部品を使っていたワンセグ・チューナーなどが他社製だったり,台湾メーカー製の部品が随所に見られたりする。全体的に部品点数が多く,形状がバラバラなネジ

    【最新ケータイ解剖図鑑】Quanta色が強いWILLCOM D4