子ども向け作品にまつわる品性の問題 （『真夏の夜のアイカツ！ナイト』のなにが愚劣だったのか） - We sell HELL and suffer well2015年8月9日、「アイカツ！ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまＳＨＯＷ！」の公開を記念したイベント『真夏の夜のアイカツ！ナイト』が催された。 当該イベントでは、アイカツ！の監督である木村隆一氏、リーズ構成・脚本担当の加藤陽一氏、そしてテレビ東京プロデューサーである細谷伸之氏が登壇し、多くのゲストと共に昨年の『劇場版アイカツ！』のリアルタイムでのコメンタリーを行った。その模様はニコニコ動画の生放送で中継され、会場に足を運ぶことのできない者でも自由に試聴することができた。 ニコニコ生放送 タイムシフト （筆者はニコ生のシステムには明るくないのだが、ともかく事前にタイムシフト予約を押していた筆者は観ることができる） さて、このイベント『真夏の夜のアイカツ！ナイト』は、結果的にアイカツ！という無比の優れた作品の品性を失墜させるに十分なほど愚劣なものとなってしまったと思う。
