無人店舗は、Suica(他の交通系ICカードやモバイルSuicaも可)を入り口の端末にかざして入店する。お菓子や飲料など約140種類の商品のなかから買いたいものを選ぶ。床に黒枠がある場所に立つとディスプレイに商品名と合計金額が表示されるので、ICカードで決済すれば出口の自動ドアが開くという流れだ。 筆者も実際に無人店舗を利用してみたところ、セルフレジのように購入する商品のバーコードを端末に読み取らせる作業もないので、入店から決済が完了するまで驚くほどスムーズに行えた。入店や決済の仕方をあらかじめ知っておく必要はあるが、欲しい商品さえ決まっていれば10秒程度で買い物を済ますことができそうだ。 店舗天井のカメラが人物を、商品棚のカメラとセンサーが商品を認識していて、取り扱う商品の画像をあらかじめ学習させたAIシステムが、人物と手にとった商品を紐づけしている。そのため、バッグに商品を入れたとして