無人販売店の防犯カメラに写っていた人物。古着を盗んだとみられ、バッグが膨らんでいる(RE-MUJIN提供、一部画像処理しています) 新型コロナウイルス禍以降、全国で24時間無人の店舗が広がっている。店側にとっては人件費がかからない半面、客が支払いを済ませず商品を持ち去る窃盗事件も多い。最近は店側が防犯カメラに写った「犯人」の画像を交流サイト(SNS)で公開するケースが相次ぎ、専門家からはプライバシー面を懸念する声も。ただ、店側に対する批判の声はほとんどなく、SNSを使った〝逆襲〟が定着しつつある。 【インスタ画像】「お支払い忘れていませんか? 連絡いただけない場合は…」犯人に自首を呼びかけたメッセージ ■試着室で商品詰め込み 昨年10月にオープンした大阪府東大阪市の古着の無人販売店「RE-MUJIN(リムジン)」。多彩な古着をとりそろえ、購入する場合はハンガーに書かれた値段を券売機で支払う