東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相による発言が大きな波紋を広げています。ソチ五輪、フィギュアスケートの浅田真央選手について、最後の競技直前に「あの子は大事なときに必ず転ぶ」などと発言していた問題です。 発言に対する反応は、激怒する声、発言の趣旨を調べて報道の仕方を問題視する声、全体を見た上でやはり発言に問題を感じるという声など、実にさまざまですが、「どうすればこんな問題発言自体を防げるか」という具体策について論じるものは見つけられませんでしたので、ここでまとめておきます。 難しい話ではありません。「たった2つ」を意識すれば、こうした「口害」の発生はきっちり防げるのです。 言わなければ問題発言は生まれない まず何があったのか。経緯をざっと整理しておきましょう。 2月20日、森喜朗元首相は福岡市内での講演で、ソチ五輪フィギュアスケート団体について「負けると分かっていた。浅田真
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