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2014年8月15日のブックマーク (3件)

  • 『皇軍兵士の日常生活』一ノ瀬俊也(講談社現代新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「あとがき」冒頭で、著者一ノ瀬俊也は、つぎのように書いている。「書の執筆中、第三章の「応召手当」の項では、現在社会問題となっている「派遣社員切り」のことを、第四章の戦死者「死亡認定」の項ではいわゆる「宙に浮いた年金」問題のことをそれぞれ想起せざるをえなかった。われわれの住む国も社会も、じつは六十数年前から変わっていないということがわかったように思う」。 著者が、このように書くことができるのは、「はじめに」の終わりで、つぎのように書いているからだろう。「どうか読者諸賢におかれては、もし自分があの時代に生まれて戦争に行くことになったらどうなっただろうか、あるいはどう思っただろうかを考えながら読んでいただきたい。私も自分がそうだったら、と思いながら書いている」。そして、「おわりに」の最後は、つぎのような言葉で締めくくっている。「戦争の時代を考えるとき一番大切なのは、その時

    『皇軍兵士の日常生活』一ノ瀬俊也(講談社現代新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • Amazon.co.jp: 女子マネージャーの誕生とメディア―スポーツ文化におけるジェンダー形成: 高井昌吏: 本

    Amazon.co.jp: 女子マネージャーの誕生とメディア―スポーツ文化におけるジェンダー形成: 高井昌吏: 本
  • ノスタルジアと感動の話 - 価値のない話

    2014-08-14 ノスタルジアと感動の話 まとまってないけど、思ったことを書いておく。 某ドラえもんの映画がひどいという評判を聞いて、「ああやっぱり」という風にしか思えなかった。そのへんの話は後で詳しく書くとして、今は「感動の押しつけ」ということについて考えていきたい。 いつごろからか「泣ける」と評判の話の需要がやたらと強調されるようになった。そして「感動した」「全米が泣いた」みたいなキャッチコピーに(笑)がついて微妙な捉え方をする人が増えていった。単に今は過剰供給の極みみたいなところがあると思うけれど、なんでこんなに増えたのかは最近思うところがないでもない。 この「ここで感動してください!」というのはテレビのテロップで「ここで笑ってください!」とか「ここは面白いところです!」っていう指示とあまり変わらないがする。心霊番組でも悲鳴をわざと重ねて「ここが怖いところです」みたいな紹介をしな

    ノスタルジアと感動の話 - 価値のない話
    karotousen58
    karotousen58 2014/08/15
    1970年代の初等教育では、「衝撃的な話を子供に見聞きさせて、子供のテンションを高くする→大人が喜ぶことを、感想として情緒的に発表させる」ある種の情操教育が高く評価された。この教育を受けた世代の影響力か?