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2007年11月19日のブックマーク (2件)

  • 『アウシュヴィッツの<回教徒>』

    当初立ててなんどか更新したエントリはこちら。また書の問題提起をふまえて戦争責任否定論について書いたエントリがたまたま著者の柿昭人さんの目にとまって、コメントを頂戴するという予想外のことも起こった。 提起されている問題の重要性に関する限り、疑いの余地のないである。60年以上前の出来事についての記憶(に基づく言説)が分析対象ではあるものの、著者が問題視する「仕方がなかった」という思考法はこれまでも決して絶えることなく繰り返されてきたし、むしろいま現在においてこそその問題性が露になっているのだとさえ考えたくなる。  誰かを「生きるに値しない命」であると断定し、その「算術」を練り上げることに腐心してきた近代の歴史。そして、その恐るべき指標として現代社会において密かに学習すらされ、反復されるナチズムという出来事。ナチズムは暴力によって打倒されただけであり、決して「論証=説得」によって打ち倒され

    karpa
    karpa 2007/11/19
    「仕方がなさ」への問ひ
  • 西本願寺と戦争責任 - Apeman’s diary

    11月18日「朝日新聞」夕刊(大阪)、「西願寺 戦争責任にけじめ」 全国約1万寺、門信徒約700万人。伝統仏教の最大教団、浄土真宗願寺派(山・西願寺、京都市下京区)が動いている。9月には、宗派の最高法規「宗制」を改正。戦争協力を促した前門主の「消息(文書)」を公式に失効させ、戦争責任に明確なけじめをつけた。宗門改革は進むのか。 同派の最高議決機関「宗会」が9月に大多数の賛成で改正した宗制は、宗門存立の根となる教義や理念を規定した、いわば憲法。1946年の規定以来、改正は初めてだ。消息は門主が自らの考えを述べた文書で、これまでは宗祖・親鸞の教えや聖教と同等の効力があると宗制に定められていた。しかし、消息の中には、第2次世界大戦中に故大谷光照・前門主が発した「一死君国に殉ぜんは義勇の極み」など戦争協力を促すものもあった。改正によって親鸞、事実上の教壇創始者の3代覚如、中興の祖である8

    西本願寺と戦争責任 - Apeman’s diary
    karpa
    karpa 2007/11/19