JaLC IRDB Crossref DataCite NDL NDL-Digital RUDA JDCat NINJAL CiNii Articles CiNii Books CiNii Dissertations DBpedia Nikkei BP KAKEN Integbio MDR PubMed LSDB Archive 極地研ADS 極地研学術DB 公共データカタログ ムーンショット型研究開発事業
日本語の文章は仮名漢字混じり文であり,その印刷文書は仮名の書体の違いによって印象が変わると言われている.その理由は,一般に文章中に現れる仮名の割合が55~70%で,また平仮名は曲線が多く,デザインの自由度は漢字より高いことによると思われる.新たに印刷文字をデザインする時,漢字は従来からあるものを使うことにして,仮名だけをデザインすることもよく行われる.この研究では, DTP(デスクトップ,パブリシング)で使用される6種類の「仮名書体」を選び,物理量計測,すなわち文字の縦幅,横幅,黒みの面積を調くた.次に仮名書体について,40種類の形容詞を多岐選択するという形で,横組みのみ,および縦組み・横組みのサンプルを用意して心理評価の実験を行った.こうして得られた物理量計測・心理実験の2種類のデータ間の対応関係を分析した.本研究で用いたDTP用の書体は,互いに特徴が異なると思われる文章用の明朝体の平仮
タイトル別名 インサツ ブンショ ニ オケル カナ ショタイ ノ インショウ Impression of Japanese Kana Typefaces in Typeset Texts 感性情報処理 日本語の文章は仮名漢字混じり文であり,その印刷文書は仮名書体の違いによって視覚的印象が変わるといわれている.この研究では,6種類の仮名書体を選んで,その印象の変化が何と関係しているのかを分析した.始めに物理計測で縦横の幅と黒領域の面積比を計測した.次に心理実験で被験者にサンプルを提示し,その印象を40種類の形容詞を用いた選択記述法で解答させた.この両者から,全体として文字間が一定に見えるようにデザインされた時代の新しい書体が良い印象を与え,縦または横に長い,時代の古い書体が読みにくくかつ悪い印象を与えるという結果が得られた. Japanese texts are written in kan
上代の借字 (いわゆる万葉仮名) は楷書体に基づいていたために、語句のまとまりを表示することができなかった。平安初期になると、草書体の仮名が形成されて、その欠陥が克服された。連綿や墨継ぎを効率的に制御して語句のまとまりを表示すれば、清音と濁音との音節に同じ文字を当てても、語句の同定に支障を生ることがないので、仮名は清濁を区別しない音節文字の体系として形成された。上代の韻文は語句の線条であったが、平安初期になると、清濁の対立が捨象された仮名の線条に切り替えられ、共通の仮名の線条に複数の語句を重ねる表現技巧が発達した。その結果、韻文の形式が {57577} に限定され、三十一文字の狭い枠のなかに豊富な表現を盛り込むことが指向されるようになった。それが、『古今和歌集』に代表される平安初期の和歌である。仮名の線条にことばを組み込んだ和歌は、一次的には視覚でとらえて理解するように構成されている。平安
活版印刷を知る勉強会 活字彫刻の世界 〜文字の原点〜 鉛を中心とした合金から成る、活版印刷の活字。凸版の活字を組み合わせ、押す圧力によって印刷されています。母型という凹の版を元に、いくつもの新しい鉛 活字が作られますが、ではその文字はどのようにデザインされ、作られていたのでしょう。昭和30年頃からは、書体デザイナーが文字を設計し、それを元に機 械で母型を作るための種字が彫られていましたが、それ以前は鉛に直接文字を設計しながら、逆字に彫る「彫刻師」によって種字の文字が作られていました。 今回は活字を知る原点として、彫刻師として何万もの文字を彫られてきた清水金之助さんをお迎えし、実演を交えながらお話を伺います。ぜひ、貴重な技を直にご覧下さい。 ■日時: 2008年3月8日(土) 13時15分開演(12時45分開場、終了は16時頃を予定しております) ■会場: 東京都中央区 明石町区民館 6、7
ありがとう、平成――。2019年5月に改元を控え、特別な思いを募らせている地域がある。岐阜県南部、旧武儀町(現関市)にある「平成(へなり)地区」。30年前、新元号と同じ漢字を使うことから脚光を浴び…続き 元号公表時期、年明け判断へ 4月を想定 [有料会員限定] 「#平成最後」が急上昇 SNS投稿、日常に特別感 [有料会員限定]
今週の月曜日から夕刊の2面で始まった連載記事だが、これがいい意味で朝日らしくなくて良い。一回目の最後の部分に日本で行なわれていることが実は科学的でなく、国際社会からかけ離れていることが少なくない。身近で目につく不思議のいくつかを追ってみた。とあるように、日本で行なわれている非科学的なことや非科学的な主張に物申すという企画である。 1回目(2月4日掲載)は、「BSE検査・全頭調べても残る危険」。肉牛を全頭検査してもBSE感染牛をすべて発見することは不可能であり、コストがかかる割にメリットは少ない。日本以外の国では全頭検査はどこでもやっていない。それよりも重要なのは危険部位除去。国際獣疫事務局が定めるBSE対策は危険部位除去とピッシングの禁止だが、日本では危険なピッシングがまだ続いている。そのため、日本はイギリスと同じ危険度の高い国に分類されている(アメリカの方が危険度は低い)。 2回目(2月
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