「立法者の三つの訂正の語句で、[法学の]全文庫が反古となる。」キルヒマン(Julius Hermann von Kirchmann)が1847年に「学問としての法学の無価値性」という爆弾講演においてなしたこの有名な一文は、もちろん誇張ですが、「法教義学(Rechtsdogmatik)」としての法学について、重要な真理をデフォルメした形で強意表現していることは否めません。法の形成・発展の指針となる基本原理を探究せずに、条文の訓詁学に終始しているような「実用法学」は、学問性が疑わしいだけでなく、ひとたび現行法が抜本的に変われば、「実用性」すら失うのです。このような「実用法学」を超えた原理性・学問性をもつ多くの優れた実定法学者の研究が存在することは、急いで付け加えなければなりませんが。 現在の日本では、キルヒマンのこの言に思いを馳せさせる状況が現出しています。「立法の爆発」です。資本主義経済の
「訓点資料解読講習会」開催のお知らせ 本学会では、日本に古訓点資料が豊富に現存するにも関わらず、原本を解読する研究者が少ない現状に鑑み 二松学舎大学COEプログラムとの共催により、原本解読を可能とするための講習会を開催致します。 日 時:平成18年2月16日(木)・17日(金)10:00〜16:00 会 場:二松学舎大学 九段校舎702教室 地図 (〒102-8336東京都千代田区三番町6-16 電話:03-3261-3535 ) 主 催:訓点語学会・二松学舎大学21世紀COEプログラム 対象者:学生、研究者、教員、宗教関係者、及び一般の方(本学会の非会員可) 定 員:約50名 参加費:無料 当日、会場受付にて講習資料を配付致します。 【講座】 2月16日 10:00〜12:00「漢文の種類」 高山節也 (二松学舎大学教授) 14:00〜16:00「仏典訓点資料」月本雅幸 (東京大学教
○お知らせ (2008/03/19) 研究論文集の第1号(創刊号)を公開しました。 (2008/04/07) 電子出版活動が文部科学省の平成18年度学術情報基盤実態調査で、大学図書館や情報関係施設の特色ある取組として紹介されました。 ○『研究論文集』について 国立大学協会九州地区支部では地区内の大学間連携事業の一環として、この学術機関リポジトリを活用して各大学の共同編集により、新たな学術論文集の刊行に取り組んでいます。論文集は、地区内の国立大学の研究者から投稿された教育系・文系の論文を対象に、各大学が協力して査読と編集を行い、電子的に刊行するもので、平成20年3月に創刊しました。読者は、インターネット上の電子出版トップページにアクセスすることにより、各大学のリポジトリに置かれている本文を、無料で自由にいつでも閲覧することができます。(各大学のリポジトリに直接アクセスして閲覧することも可能)
全国18世紀研究者の皆様 慶應義塾大学の鷲見洋一です。 今日はお願いがあって、当学会のホームページをお借りし、『百科全書』に関する作業「公募」をいたしたいのです。 1)「慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(略称DMC)」について 現在、新潟大学助教授逸見龍生会員と私は、3年前に立ち上がった「慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構(略称DMC)」のメンバーとして、『百科全書』に関する大きなプロジェクトを推進しております。昨年2月には慶應義塾大学三田キャンパスでシンポジウムを開催しましたので、ご存じの方もおられるでしょう。 DMCは、2004年に文部科学省の科学振興調整費の「戦略的研究拠点育成プログラム」に 採択され設立されました。 本機構は、「デジタルコンテキスト」contextual digital content (デジタルコンテンツ素材を利用目的に沿って
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