早稲田大学は11月4日、小保方晴子・元理化学研究所研究員の博士号の取り消しを決めたことについて、改めて説明するコメントを出した。同大の決定について小保方氏側が発表した抗議コメントに「事実と異なるいくつかの点と誤解と思われる指摘がある」とし、具体的に説明している。 同大は昨年、小保方氏の博士論文の不正を認定したが、「指導・審査過程には重大な不備・欠陥があった」として1年間の猶予期間を設け、再度指導した上で、論文の訂正を求めていた。だが、小保方氏から再提出を受けた論文について、必要な訂正が終了しておらず、「博士論文として相応しいものではない」と判断。論文審査に付することはできないとし、博士号の取り消しを確定したと2日に発表していた。 この決定について同日、小保方氏は代理人の弁護士を通じ、「失望している」とのコメントを発表。「論文提出前から、今回は合格する可能性はとても低いと担当教官から伝えられ
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