Node.js には Stream というインターフェイスが用意されており、これを使うことでデータをストリーミングできる。 Stream を使うことで、データの全てをメモリに保持するのではなく、少しずつ順番にデータを処理していくことが可能になる。 この記事では、Stream の基本的な使い方について説明していく。 WHATWG で定義している Stream はまた別の概念なので、注意する。この記事で扱っている Stream は、それとは別に以前から Node.js に実装されている Stream である。 以下の環境で動作確認している。 Node.js のバージョン 16.15.1 使っている npm ライブラリ @types/node@16.11.43 ts-node-dev@2.0.0 typescript@4.7.4 環境構築 まず最初に、手元で実際にコードを動かすための環境を構築す