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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (3)

  • 平均的な人間はどこにもいない『平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学』 - 基本読書

    平均思考は捨てなさい 作者: トッド・ローズ,小坂恵理出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/05/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこういってはなんだが『平均思考は捨てなさい』とは、ノリ切れないビジネス書のような書名だ。そのため気が乗らずに読み始めたのだが──これがめっちゃおもしろいし、平均による評価で満ちたこの社会において誰もが知る価値のある一冊である。 内容を簡単にまとめてしまうと、我々の社会では現在のところ、テストの評価/成績を平均の上か下かで優劣を判断したり、子供の成長が平均より遅れている(ハイハイをしなかったり、立ったりしない)など、平均と自身らを比較して一喜一憂することが多いけど、"平均的な人間"なんか存在しないんじゃない? と主張してみせる。 平均的な人間は誰もいない たとえば、1940年代のアメリカ空軍では、パイロットが飛行機を制御で

    平均的な人間はどこにもいない『平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学』 - 基本読書
    kasajei
    kasajei 2017/06/01
  • 文体、プロット、トピック、全てを解析する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』 - 基本読書

    ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム 作者: ジョディ・アーチャー,マシュー・ジョッカーズ,西内啓,川添節子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/03/23メディア: 単行この商品を含むブログを見る書は「ベストセラー小説に普遍的な法則は存在するのか?」という問いかけを、独自の判定モデルをつくりあげ検証した著者らによる一冊である。小説がヒットするかどうかは時の運という人も多いし、実際運が関与しない事象などこの世に存在しない以上それは正しい部分はある。そうなってくると次に出てくる問いかけは、運の割合はいったいどの程度のものか? というものだ。書はそれを解析してみせる。 手法のひとつを簡単に説明すれば、まず小説の特徴を抽出するアルゴリズムを用いて評価したいの各特徴を分類/定量化する。その後、ベストセラーと非ベストセラーを大量に読み込ませ、機械学習

    文体、プロット、トピック、全てを解析する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』 - 基本読書
    kasajei
    kasajei 2017/05/30
  • シンギュラリティ神話への警鐘──『そろそろ、人工知能の真実を話そう』 - 基本読書

    そろそろ、人工知能の真実を話そう 作者: ジャン=ガブリエルガナシア,伊藤直子,小林重裕出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/05/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る技術的特異点(シンギュラリティ)という概念がある。簡単に言ってしまえば人工知能などの知性が人間を超えた時、そいつらが人間を超えた速度でまた技術を加速させ、それがまた変化を加速させるので、あるポイントを超えたらあっという間にわけがわからないぐらい科学は進化し我々の目の前に広がる状況は一変するという話である。 たとえば人間は意識をアップロードして事実上の不死を獲得して環境の改変、宇宙への旅立ち、身体の改造などなんでもござれの状況になるとされている。で、日人の多くは「そんなことあったらいいっすねハハハ」ぐらいの冗談半分の物なんじゃないのかなと時折ニュースを読む限りでは思うが、これについて結構

    シンギュラリティ神話への警鐘──『そろそろ、人工知能の真実を話そう』 - 基本読書
    kasajei
    kasajei 2017/05/29
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