シンギュラリティ神話への警鐘──『そろそろ、人工知能の真実を話そう』 - 基本読書

そろそろ、人工知能の真実を話そう 作者: ジャン=ガブリエルガナシア,伊藤直子,小林重裕出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/05/26メディア: 単行本（ソフトカバー）この商品を含むブログを見る技術的特異点(シンギュラリティ)という概念がある。簡単に言ってしまえば人工知能などの知性が人間を超えた時、そいつらが人間を超えた速度でまた技術を加速させ、それがまた変化を加速させるので、あるポイントを超えたらあっという間にわけがわからないぐらい科学は進化し我々の目の前に広がる状況は一変するという話である。 たとえば人間は意識をアップロードして事実上の不死を獲得して環境の改変、宇宙への旅立ち、身体の改造などなんでもござれの状況になるとされている。で、日本人の多くは「そんなことあったらいいっすねハハハ」ぐらいの冗談半分の物なんじゃないのかなと時折ニュースを読む限りでは思うが、これについて結構

[dowhile]

前も誰かが言ってたが特異点論者は大体みんな到来を自分の寿命間近に設定している。ガンや老衰になっても特異点というパライソがなんとかしてくれるというのがとてもウケるからね

[IkaMaru]

各所で大絶賛の「サピエンス全史」すら最終章でシンギュラリティを大真面目に扱っててズコーとなったので根は深い

[oono_n]

“僕は正直、これを読んで「今さらこんなことを真面目に言わないといけないなんて大変だなあ」と思ってしまった”

[enemyoffreedom]

まぁいわゆる強いAIは現在の研究の延長線上そのままにはないだろうと思うが、弱いAIの発展だけでも我々が知的労働と思っている作業の何割かが置き換えられたり社会が大きく変化したりはありうるよね、とも

[tettu0402]

「もっとよく考えろや、シンギュラリティなんかちゃんとした理屈もなければ、再現性の確証もとれるはずのない、ただの夢物語やんけ！」

[MasaoBlue]

自分と考えが違うので参考ブクマ。いろんな見方がある