絵と写真の違いと言ったら絵は実際の構図から自由だと言う事だろう。写真は実際の風景に忠実にならざる得ないが絵はどうするのも自由である。写真のように忠実にする事もできるし、少し変えるのもまったく変えてしまって特に印象に残ったところだけを自由に配置してもいい。この自由さを駆使しない手はないというものだろう。あらゆる表現はもっと自由にできるはずなのに中々既存のお約束から逃れられない。というか約束から解き放たれた所で形にできる人がいない。それこそが誰でもできるところではない才能が要求される部分なのだろう。言うは易し為すは難し。