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文芸に関するkash06のブックマーク (67)

  • 阪神競馬場のうどん屋で詰められる - 関内関外日記

    仁川駅は思いのほか小さかった。この駅の最寄りに中央競馬の主要四場の一つがあるとは思えなかった。競馬場周辺の独特の空気がなかった。 しかし、競馬場はそこにあったのだから仕方がない。到着時にちょうど一レースの直線。仕込んでおいた馬券は負けた。おれはパドックに行く。 特徴的な屋根。 しかし、サラブレッドはどこでも美しい。この馬など、いかにもオルフェーヴルの子供という感じがするではないか。 世界のどの競馬場もつながっている。 馬がいて、騎手がいる。それを見ている数えきれない人生の敗者、そして一握りの勝者がいる。 ミルコ・デムーロがいる。うそだ。この日、ミルコ・デムーロは香港にいた。 パドックから建物をくぐり抜けるとそこにコース。なんとはなしに大井競馬場を思い出す。もっとも、おれが競馬場に出向いたのはいつ以来だろうか? とくに、中央競馬など、それこそオルフェーヴルの東京優駿以来ではないか? そんなこ

    阪神競馬場のうどん屋で詰められる - 関内関外日記
  • 【PR】黄金頭さんのアンソロジーが出ます/出します - illegal function call in 1980s

    黄金頭さんのアンソロジーが年明け初春までには出ます/出します。僕も一枚噛んでます。薄いです。僕が解題を書きます。ということはつまり薄いBLになります。 以前によよん君のでご支援くださったはてなの方々、とりわけお好きではないかと思われる「まず」以下の皆様には、日頃のご愛顧に応えて僕からお送りする予定です。(これが正真正銘の This is 互助会。てやんでえw) 鎌倉出身のずったら師匠は「5冊売れれば御の字」「在庫で部屋が圧迫される」と、平成のロスジェネ世代を代表して文学史に名を残す(予定の)方とは思えぬストイックさを発揮していらっしゃいます。(肯定的な意味で「そういうとこだぜ」と力こぶを込めて僕は記しておきたい。)対する傲慢不遜な日の私たる僕は、解題を書かせていただけることに\(^o^)/ ひたすら\(^o^)/ 薄いBLのお代はもちろん不要です。 id:Aodrey さん i

    【PR】黄金頭さんのアンソロジーが出ます/出します - illegal function call in 1980s
    kash06
    kash06 2018/12/04
    ゴルヘさんの文なら、お代を払ってでも読みたい。
  • 編集を経なければ、文学は存在できない

    第8信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 先日、仲俣さんから依頼された、「NovelJam」というイベントの審査員をやりました(実は「先日」どころではなく、これを書いている僕にとってはつい昨日のことなのですが)。 参加費を払って集まった数十人が、その場でお題を与えられ、2泊3日で短編小説を仕上げるだけでなく、それを電子書籍として販売すらする、という、まあ乱暴といっても過言でない、べらぼうなイベントです。2泊3日の3日目には僕たち審査員が朝から審査を始めるのですから、参加者には実質1日半ほどしか「小説の制作」には充てられません。 しかもそれはあくまでも「小説の制作」です。これが「執筆」ではないところがまた、このイベントの興味深くも暴力的な特徴です。参加者にとって「執筆」は、目的達成ではなく通過点でしかありません。彼らは執筆した小説を編集し、表紙(電子書籍でも「表紙」というのかどうかは知りま

    編集を経なければ、文学は存在できない
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
    kash06
    kash06 2018/11/28
    「 書かせる」と「書いて頂く」って、そういう事か。確かに文芸というフィールドだと作者の「書きたい」が無ければ作品が成立しないのかも。もちろん違う小説もあって良いけど。しかし面白い連載だ。絵も可愛いし。
  • ものを記すの十年ひと昔実践的ガイド - illegal function call in 1980s

    今週のお題「プレゼントしたい」 書き上げてみたらなんだか愛着がわいてしまい、お題にのることにした。 川崎貴子さんの著作でおすすめがあったらだれか俺にプレゼントしてくれないかな。 * さて。 のっけから申し訳ないけれど、ひどい。この人の責任じゃない。近頃は多くがこんななんだ。多勝一なんて、持ち上げられすぎだよ。 www.kiyoichi-t.com 面と向かって1点、文句いうぞ。この記事の著者には、「文章力を向上させたい」まずこのフレーズから、違和感を感じてほしい。「文章力」「向上」「初心者」なんて中身のない、それでいて手垢のついた熟語で押してくるようでは、拙い。センスがよくない。 かくいう俺は、最低限「言葉遣い」「息遣い」「用字用語」「文法」「日語の由来」「修辞技法」といったふうに要素を見ることが必要だと思う派閥に属している。次に、それらを先達は、どうわがものにしてきたのかを例証する

    ものを記すの十年ひと昔実践的ガイド - illegal function call in 1980s
    kash06
    kash06 2018/10/14
    大人になってもスポーツが上手な人に、若い頃のトレーニングを尋ねると確かに鍛錬を重ねていたような、ものを記す事について。(いずれにしても自分の無鍛錬無学を恥じる
  • 『食い意地クン』に久住昌之の凄さを見る - 明晰夢工房

    い意地クン (新潮文庫) 作者: 久住昌之 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/10/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 一見なんてことないい物エッセイのようにみえるし、そのように読むこともできる。でもじっくり読んでみると、 やはり久住昌之という人はただ者ではないことがわかってくる。やはりネタでずっと飯をっている人は違う。 久住昌之が語るべ物はだいたいいつも大衆堂的な店のカレーだとか、おにぎりだとか、庶民的なものばかりだ。こういうネタで読ませるには薀蓄を語るのではなく、いかに読者の共感を引き出せるかが重要だ。久住昌之の読者は知らない世界をのぞき込みたいのではなく、いつもべているものを同じ目線で語ってくれることを望んでいる。つまり「わかる」と思わせてほしいのだ。 そしてその「わかる」というのは、「昔ながらの普通のラーメンってたまにべたく

    『食い意地クン』に久住昌之の凄さを見る - 明晰夢工房
  • 玉置さんのことと、並木さんのこと - まさゆき研究所

    知り合いがそれぞれ出したのことについて。 捕まえて、べる 作者: 玉置標 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/07/18 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 玉置標さんはデイリーポータルのライター。先輩。 ぼくがデイリーをそもそも読み始めたのも、玉置さんの記事を読み始めたことがきっかけだった。その流麗でコミカルでシニカルな文体には、いまだに強い憧れがある。 捕まえて、べる。 ただそれだけの、純粋で能的な楽しさを詰め込んだ、玉置さんの真骨頂とも言える作品集。こういう遊びができる人になりたい!と思ってデイリーポータルに書き始めたのだが、自分が書くネタを探すのに追われてばかりで、いまだにマテガイ採りもギンポ釣りも挑戦できていない。 あれこれ言っているうちに子供ができてしまい、自分ひとりの楽しみを追う年代ではなくなってしまったのだが、

    玉置さんのことと、並木さんのこと - まさゆき研究所
    kash06
    kash06 2018/08/26
    えっ、DPZの加藤さんと並木陽さんって、大学の文芸サークルの先輩後輩だったの!? どちらもファンだから驚いてしまった。並木さんのサークル「銅のケトル社」作品は全て好き。本当に。